SRA OSS

導入事例 | ウイングアーク1st株式会社 様

質の高い技術サポートでお客さまの課題を迅速に解決。
SRA OSSのサポート&保守サービスを活用し、運用負荷を軽減するとともにお客さまの信頼を獲得

独立系ソフトウェアベンダー・ウイングアーク1st株式会社の帳票管理プラットフォーム「SVF」は国内有数のシェアを誇る同社の主力製品だ。

DBMS にはオープンソースソフトウェア(OSS)の「PostgreSQL」を利用しており、そのサポートと保守を株式会社SRA OSS が支援している。
OSS は安価にソフトウェア開発ができるメリットがある一方、サポート期間が限られていることやサポート体制の不足が運用の負荷になることも多い。
ウイングアーク1stは、20 年以上にわたり SRA OSS の深く専門的で迅速なサポートを活用することで、データベースの運用負荷を軽減している。

帳票系ソフトウェアのトップベンダーを支える DB 保守サービス

東証プライム上場企業であり、2024 年に創業 20 周年を迎えたウイングアーク1st。
帳票や文書管理を中心とした「帳票・文書管理」と、BI ツールなど「データエンパワーメント」を中心に事業を展開する。

主力製品の帳票作成・運用ツールプラットフォーム「SVF」は、レイアウトの柔軟さに加え、複数メーカーの印刷機への対応、ドキュメントの PDF 化機能の実装などにいち早く対応し多くの業界から支持されている。

その SVF を支えるデータベース管理システム(DBMS)には、オープンソースソフトウェア(OSS)の PostgreSQL を採用。
そして、その PostgreSQL のサポートや保守を支援しているのが SRA OSS だ。

顧客の満足度を高める深い技術と迅速なサポート対応

Customer Support部 部長の 窪内 和俊 氏は、SRA OSS のサポートについて次のように話す。

「システム開発を生業とする当社は技術には自信があり、基本的なお問い合わせは社内で完結できます。
しかし、SRA OSS は PostgreSQL の研究開発を積極的に行っていたり、関連本を執筆するなど、私ども以上のプロがいらっしゃいます。複雑な障害系のエラーなどでブラックボックスに見える領域までフォローいただける SRA OSS の対応は非常に安心感があります」

技術の「深さ」だけでなく「スピード」もポイントだ。
SRA OSS への問い合わせから一次回答までの期間は、基本的に「1営業日」。

ウイングアーク1stは社会インフラを担うクライアントも多く、迅速な対応が必要なケースでも、回答のスピードに不満を感じたことはないという。

SRA OSS の的確かつ迅速な対応は、コアバリューに「Build the Trust」を掲げ、顧客との信頼関係を重んじるウイングアーク1stの事業に大きく貢献している。
BDプロダクト開発部 副部長である 齋藤 学 氏は次のように話す。

「公共系のお客さまから『非常時のテスト』として、短い期間に数十万枚単位で印刷したいのだが、うまくいかないというお問い合わせがありました。ネックは DB のパフォーマンスで、どうすれば、大量のキュー処理を高速化できるか社内で悩んでいたところ、SRA OSS からチューニングのアドバイスをいただきました。これをきっかけに、お客さまが従来以上に当社を信頼していただけるようになったと実感しています」

旧バージョンも長期にわたりサポート。包括契約によるコストメリットも

バージョンごとのサポート期間が長い点も、SRA OSS の特長だ。
SVF は帳票管理という企業の基盤ともいえる領域を扱うソリューションであり、連携する製品によってアップデートが難しいケースも少なくない。

「なかには 10 年以上にわたり同じバージョンをお使いのお客様もおられます。SRA OSS のサポートは通常 10 年間ですが、さらにそれ以上も柔軟に対応いただいています。すべてのお客様に行き届くサービスができるのはありがたい限りです」( 窪内 氏 )

このような至れり尽くせりの内容でありながら「リーズナブル」な点も、SRA OSS のサポートサービスを利用し続ける理由の一つだ。
サポートサービスはライセンス単位やアカウント数に応じた料金体系であることが一般的だ。
一方、現在ウイングアーク1stが利用しているサービスは包括契約のチケット制を採っている。

「当社のサービスやバージョンの組み合わせは 20 通りほどあり、これを他の企業に依頼すると相当な額になるはずです。
SVF の売り上げから考えると、SRA OSS の ISV サポート契約は非常にコストパフォーマンスに優れたサービスだと感じています。
費用、品質ともに満足しており、SRA OSS から他社への乗り換えを検討したことはありません」( 窪内 氏 )

問い合わせ対応は信頼構築のチャンス
ビジネス拡大の一翼をともに担うサポートに期待

昨今は電子帳簿保存法の改正やインボイス制度の対応など、ウイングアーク1stの事業にとって追い風が吹いている。
BD事業戦略部 部長の 徳山 修士 氏は今後について、各種ソリューションのクラウド化を強化しながら、さらなるシェア拡大を狙っていきたいと話す。

「事業拡大において、サポート品質は非常に重要な訴求ポイントです。私たちは 20 年以上にわたり、お客さまからのご相談に耳を傾けそして応え続けてきた自負があります。その中で SRA OSS の存在は心強く、お客さまとの信頼構築に貢献いただいていると思います」

問い合わせ対応という、ともすれば「マイナス」と思われがちな顧客とのタッチポイントも自社の信頼を勝ち取る機会として、SRA OSS の支援を受け、ビジネスの拡大を果たしてきたウイングアーク1st。
これからも企業の情報活用を支援する革新的なソフトウェアやサービスを提供していく。

プロフィール

ウイングアーク1st株式会社

https://www.wingarc.com/

本社所在地 : 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー

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