2012 年 11 月 28 日
株式会社AIT
SRA OSS, Inc. 日本支社
日本アイ・ビー・エム株式会社
株式会社AIT(社長:大熊克美、本社:東京都江東区、以下AIT)、SRA OSS,Inc. 日本支社(支社長:石井達夫、支社:東京都豊島区、以下SRA OSS)および日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:マーティン・イェッター、本社:東京都中央区、NYSE:IBM、以下日本IBM)の3社は、IBMクラウド環境向けのオープンソースサポートサービス「OSSサポートサービス for SCE」の開始を発表しました。
このサービスは、IBMが提供するクラウド環境「IBM® SmarterCloud Enterprise(SCE)」に、日本IBMのビジネスパートナーであるAIT が、グループ会社でオープンソースソフトウェア(以下OSS)の豊富なサポート実績を持つSRA OSSと協力してIBM SCE 環境向けのOSSサポートサービスを提供するものです。
「OSSサポートサービス for SCE」は、1仮想サーバー上の1ソフトあたり月額5,986円(税別)から、OSSサポートを利用できます。
近年、企業の業務システムの稼働環境やシステムの開発環境として、クラウド・サービスの活用が注目を浴びています。
クラウド環境は、柔軟にシステム構成を拡大・縮小できることが魅力になっており、利用するサーバーソフトウェアもそれに合わせて柔軟に利用の変更ができることが望まれます。
そこで、ソフトウェアを自由に利用できるOSSが有効な選択肢となってきます。
このようなことから、企業の主要業務にクラウド・サービスを活用したいという要望が高まるにつれ、クラウド環境でOSSの利用を検討する企業が増えています。
「OSSサポートサービス for SCE」は、SCEクラウド環境と同じ課金方式を採用することで、お客様が利用するソフトウェアのみを対象に、利用期間だけ月単位でOSSのサポートを契約することができます。
サービス内容は、インストールパックの提供(CentOS)、技術問い合わせ対応(ソフトウェアの設定方法、開発中における使い方、ソースコード解析など)、および障害対応です。
システムの基盤となるOSおよび主要なミドルウェアから厳選したソフトウェアをサポートします。
Apache、Tomcat、PostgreSQL、memcached、Postfix、Dovecot、Bind、OpenLDAPその他順次拡大予定。
サポートするソフトウェアは、利用の多い主要な8つのソフトウェアからサービスを開始して、順次、対象を拡大するとともに、適用システムの種類に応じて、サービスパックを用意していく予定です。
「SCE」は、全世界6ヵ所のIBMデータセンターを連携・統合し、世界中どこから でも同じクラウド・サービスを、低料金で柔軟に提供できるパブリック・クラウド・サービスです。
企業の主要業務に利用したいという要望に、経済性と高信頼 性の両方で応えられるクラウドとして高い評価を得ています。
AITは、国内独立系SIベンダーである株式会社SRAのグループ会社として設立の1991年から、IBM UNIX/AIXシステムの販売を開始。
以来オープンシステムを中心に専門的な技術力を生かしてIT製品と各種のシステム・ソリューションを提供しています。
SRA OSS は、OSS (オープンソースソフトウェア) の普及と発展を目指し、国内独立系 SI ベンダーである株式会社 SRA によって設立されました。
本社は米国カリフォルニア州におき、ワールドワイドな OSS ベンダーを目指しています。
日本においては特に PostgreSQL を中心とした OSS のサポート、プロダクト販売、コンサルティング、トレーニング事業を中心に展開しています。
株式会社AIT 経営企画本部 マーケティング担当 内海
Tel: 03-5245-7772 E-mail:
SRA OSS, Inc. 日本支社 マーケティング部 稲葉
Tel: 03-5979-2701 E-mail:
日本アイ・ビー・エム株式会社 広報 下岡
Tel: 050-3150-5503 E-mail:
※IBM、IBM ロゴ、ibm.com、AIXは、世界の多くの国で登録されたInternationalBusiness Machines Corp.の商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
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