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PostgreSQL 10 検証報告

2017105日にリリースされた PostgreSQL 10 の主要な新機能について実際に動作検証を行った結果について報告します。

 PostgreSQL 10 は、ロジカルレプリケーション、宣言的パーティショニング、パラレルクエリの強化、ハッシュインデックスの WAL 対応、同期レプリケーションの設定構文の拡張、pg_stat_activity の拡張、拡張統計(CREATE STATISTICS)、Transition Table、postgres_fdw の改善、libpq の拡張、ほか多くの機能追加や性能改善が行われています。

本内容は、バージョン 10 時点での機能実装です。
詳しくは、「PostgreSQL 10 検証レポート」(PDF 形式PDF形式/507KB/42ページ
) をご覧ください。

本検証レポートの他にも多数の改善がなされており、それらは PostgreSQL 10 ドキュメントの リリースノート に記載されています。

また、本サイト「PostgreSQL 10 に関する技術情報」ページも参照ください。

PostgreSQL 9.6 検証報告

2016 年リリース予定の PostgreSQL 9.6 の主要な新機能について実際に動作検証を行った結果について報告します。

PostgreSQL 9.6 では、パラレル問い合わせ処理、VACUUM における XID 凍結処理の改善、ストリーミングレプリケーションの拡張、全文検索におけるフレーズ検索、多 CPU サーバにおける性能向上、postgres_fdw の改善、ほか多くの機能追加や性能改善が行われています。本検証ではそれら新機能の追加に関する検証を、2016 年7月21日リリースされた PostgreSQL 9.6 beta 3 を用いて実施しました。

本内容は、バージョン 9.6 beta 3 時点での機能実装です。バージョン 9.6 の本リリースまでにいくつか削除や変更がされる可能性があります。

検証レポート

レポートは以下リンクからダウンロードできます。

本検証レポートの他にも多数の改善がなされており、それらは PostgreSQL 9.6 ドキュメントのリリースノートに記載されています。