Zabbix 5.0.19のリリースノート

このドキュメントは 2021 年 12月 23 日にリリースされた Zabbix 5.0.19 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

* jQuery のバージョンが更新されました。(ZBX-20382)

* JAR ファイル logback-core、logback-classic、slf4j-api が最新の安定バージョンに更新されました。(ZBX-20383)

* フロントエンドの設定ファイルが既に存在する場合に非管理者がフロントエンドのセットアップページを参照できる可能性があり、この問題が修正されました。(ZBX-20384)

* multiselect.js の XSS 脆弱性が修正されました。(ZBX-20388)

* アイテム、アイテムのプロトタイプ、LLD ルール、ホストのプロトタイプの不完全な継承が修正されました。これは、管理者タイプのユーザが、そのユーザには権限がないテンプレートやホストにリンクされたテンプレート上でそれらを編集した時に発生していました。(ZBX-20328)

* データベースとキャッシュ間の設定の同期を configuration syncer に移動することにより、Zabbix プロキシの trapper のメモリ消費が改善されました。受信したデータの解放を、新しいデータを受信した後ではなく、データが処理された後で行うことにより、trapper と listener のメモリ消費が改善されました。(ZBX-20236)

* zbx_ipc_service_init_env() が MAIN_ZABBIX_ENTRY に移動されました。(ZBX-20341)

* F5 Big-IP SNMP テンプレートのメモリ監視のトリガ条件式が修正されました。(ZBX-20060)

* F5 Big-IP SNMP テンプレートの証明書監視のトリガ条件式が修正されました。(ZBX-20075)

* “Zabbix server health” ダッシュボードのアイテムパターンが修正されました。(ZBX-19704)

* トリガ状態の統合テストが追加されました。(ZBX-20240)

* PostgreSQL by user parameters テンプレートの 32 ビット XIDと 64 ビット XID の PostgreSQL バージョンに対する SQL クエリが修正されました。(ZBX-18389)

* OS Windows テンプレートのフィルターの正規表現が修正されました。(ZBX-18474)

* トリガ条件式中の少なくとも一つのホストがメンテナンス中ではない場合の問題のエスカレーションが修正されました。(ZBX-19651)

* PostgreSQL テンプレートとプラグインファイルが更新されました。(ZBX-19897)

* Linux テンプレートのスクリーンの最大カラム数の値が修正されました。(ZBX-20212)

* Windows 上の Zabbix agent 2 のコマンド実行中の引用符の展開が修正されました。(ZBX-20192)

機能追加・改良

* vmware.hv.discovery に新たな LLD マクロ HV.NETNAME が追加されました。(ZBXNEXT-7100)

詳細は以下をご覧ください。

https://www.zabbix.com/rn/rn5.0.19