Zabbix 5.0.1 のリリースノート

このドキュメントは2020年5月25日にリリースされたZabbix 5.0.1 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

  • LLD のオーバライド検証と可視化の修正、プロトタイプ編集フォームの検出コントロールの修正がされました。(ZBXNEXT-3035)
  • 配布されている tarball のソースに double.sql ファイルが追加されました。(ZBX-17711)
  • 変化がなければ破棄で値が破棄された際にグラフが途切れる不具合の修正が切り戻されました。(ZBX-16162)
  • 埋め込みスクリプトでの 4 バイトの UTF-8 シーケンス処理が修正されました。(ZBX-17227)
  • サービスステータスのトリガーの不具合が修正されました。(ZBX-17689)
  • 1 度に 2 回の SNMP チェックが行われていたため、unreachable poller のビジー率が高騰する不具合が修正されました。(ZBX-17607)
  • 最新データが更新されるたびにすべてのアプリケーションが展開される不具合が修正されました。(ZBX-17595)
  • 既存のホストのプロトタイプを更新する際のクエリが失敗する不具合が修正されました。(ZBX-17662)
  • 任意のホストのスクリーンを開く際にメニュー項目が選択されて表示されるように修正されました。(ZBX-17482)
  • エラーメッセージボックスの表示位置が修正されました。(ZBX-17555)
  • ユーザメディアのポップアップのマークアップが修正されました。(ZBX-17629)
  • trends と trends_uint の TimescaleDB のチャンク間隔が 1 ヶ月に拡張されました。(ZBX-16347)
  • JavaScript の前保存処理で出力変数の初期化を行う際に、誤ったメモリ割り当ての警告が発生しないように修正されました。(ZBX-17747)
  • 「監視データ」-「ホスト」-「グラフ」セクションのフィルタグラフフィールドでサジェストに選択したホストのグラフのみが表示されるようになりました。(ZBX-17684)
  • 通知ウィンドウの位置が修正されました。(ZBX-17553)
  • evaluate_macro_function() の無効なメモリサイズが修正されました。(ZBX-17728)
  • エージェントリクエストのパラメータタイプの解析が修正されました。(ZBX-17109)
  • Zabbix agent 2 の web.page.get、web.page、web.page.regexp キーでサーバの証明書チェーンとホスト名を検証しないように修正されました。(ZBX-17733)
  • 一部のページでフィルタの要素がフォーカスされない不具合が修正されました。(ZBX-17470)
  • メンテナンス編集フォームでの開始時刻データの読み込みが修正されました。(ZBX-17267)
  • 障害ページのコンテキストメニューにある「障害確認」オプションが修正されました。(ZBX-17643)
  • DebugLevel=0 の場合のログレベルチェックが修正されました。(ZBX-17550)
  • アクションの実行内容での実行時エラーが修正されました。(ZBX-17280)
  • mbedTLS サポートに残っていた未使用のコードが削除されました。(ZBX-17678)
  • 正規表現の保存前処理でサーバがクラッシュする不具合が修正されました。(ZBX-17691)
  • MySQL のグローバル変数 auto_increment がシャドーイングされるようになりました。(ZBX-15484)

機能追加・改良

  • Spiceworks インテグレーションガイドが追加されました。(ZBXNEXT-5902)
  • 設定キャッシュの最大サイズの制限が 64 GB に拡張されました。(ZBXNEXT-5922)
  • perf_counter 用 LLD が追加されました。(ZBXNEXT-1839)
  • メディアタイプに「OTRS」が追加されました。(ZBXNEXT-5657)
  • Zabbix agent 2 に Windows 用の perf_instance.discovery と perf_instance_en.discovery が追加されました。(ZBXNEXT-5838)
  • Zabbix agent 2 に PostgreSQL のプラグインとテンプレートが追加されました。(ZBXCTR-2)
  • SIGNL4 での障害確認、クローズ、アノテーションのための双方向機能が追加されました。(ZBXCTR-6)
  • サーバとプロキシのリモート監視テンプレートにコンポーネントバージョンのアイテムが追加されました。(ZBXNEXT-5880)

詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn5.0.1