このドキュメントは2019年2月25日にリリースされたZabbix 4.0.5のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
機能追加・改良
- ダッシュボードウィジェットの非破壊的なサイズ変更と並べ替え機能が追加されました。(ZBXNEXT-5046)
- 外部 Zabbix インスタンスからの内部メトリクスの監視が追加されました。(ZBXNEXT-401, ZBXNEXT-4907, ZBXNEXT-4955)
不具合修正
- パフォーマンスを向上させるために、Oracle では複数のクエリを 1 つにまとめるのではなく、1 つずつ実行するように変更されました。(ZBXNEXT-4941)
- アイコンの自動マッピングが有効になっているマップの “Undefined index” (未定義のインデックス) エラーが修正されました。(ZBX-15664)
- 新規インストール時に Zabbix server のデフォルトのステータスが誤っている不具合が修正されました。(ZBX-15667)
- ホストのポップアップメニューを含むいくつかのページでパフォーマンスの問題と大幅なメモリ消費問題が修正されました。(ZBX-15512)
- 「深刻度ごとの障害数」ウィジェットのパフォーマンス問題が修正されました。(ZBX-15512)
- コミット失敗時にアップグレードを停止するようにデータベースアップグレードパッチが修正されました。(ZBX-15593)
- 同名のグループが存在し、アイテムから保存前処理のステップを削除する際に configutation syncer がクラッシュする不具合が修正されました。(ZBX-15611)
- SVG グラフのパターンフィールドにおける値のトリミングおよび重複検知が修正されました。(ZBX-15242)
- クラシックグラフの選択ボックスの高さの計算が修正されました。(ZBX-15250)
- 特定の状況下で Windows エージェントが再起動するのを妨げるソケット継承に関する問題が修正されました。(ZBX-15316)
- GCC 7 で -Wextra オプションを使用したコンパイルしたときの -Wimplicit-fallthrough 警告が修正されました。(ZBX-15379)
- ユーザログインのブロックに関するメッセージが、その次にログイン時にのみ表示される不具合が修正されました。(ZBX-15179)
- 指数表記で書かれた数の処理が修正されました。(ZBX-15494)
- イベントタグと値の切り取りおよびトリミングが修正されました。(ZBX-15533)
- data sender のプロセス状態情報におけるアイドル時間の報告が修正されました。(ZBX-15442)
- 複数選択が値をトリミングせず、トリミングされていない値を新しいものとして認識する問題が修正されました。(ZBX-15424)
- 編集フォームを介して更新する場合、メンテナンス期間「start_date」フィールドが DB のデフォルト値ではなく、「1920」にリセットされる問題が修正されました。(ZBX-14644)
- すべての man ページにドキュメントへのリンクが追加されました。(ZBX-15271)
- リンクされたテンプレートがホストアイテムと同じキーのアイテムのプロトタイプを持っているときの SQL エラーが修正されました。(ZBX-15422)
- 監視データ->障害の誤ったスタイルプロパティが修正されました。また、未使用の ID がフィルタフォームから削除されました。(ZBX-15456)
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.zabbix.com/rn/rn4.0.5
インストールおよびアップグレードについて
インストール
詳細はZabbixマニュアル(英語)を参照してください。
アップグレード
Zabbixバイナリを再コンパイルし、フロントエンドのPHPファイルを更新します。Zabbix 1.8.xからの移行の場合はデータベースパッチを実行します。詳細なアップグレード手順についてはZabbixマニュアル(英語)を参照してください。