このドキュメントは2019年10月2日にリリースされたZabbix 4.0.13のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- 多数のアイテムを含む SQL クエリのパフォーマンスが修正されました。(ZBX-13266)
- Windows の zabbix_sender のサンプルアプリケーションでの Windows ソケットの初期化が修正されました。(ZBX-16089)
- HTTP エージェントのヘッダーの値の最大長が 2000 文字に増やされました。(ZBX-16228)
- 期間が現在以降に設定されている場合、ページの更新後のグラフでエラーが発生する不具合が修正されました。(ZBX-16480)
- スクリーンとダッシュボードのグラフの凡例表示、ワーキングタイム表示、トリガー表示の不整合が修正されました。(ZBX-16452)
- 「トリガーの概要」ウィジェットのトリガーの誤ったソートが修正されました。(ZBX-16565)
- fping v4.0 以上に対する icmpping* のパフォーマンスが向上されました。(ZBX-7798)
- 円グラフおよび分解円グラフの作成における未定義のインデックス “type” が修正されました。(ZBX-16522)
- シェルスクリプト実行タイムアウトのログメッセージが修正されました。(ZBX-16545)
- dbget_maxid_num 関数から自動インクリメントなしのテーブルが削除されました。(ZBX-16467)
- 選択された複数選択アイテムの色が修正されました。(ZBX-16538)
- LLD の処理中にキーが重複して挿入される可能性がある不具合が修正されました。(ZBX-16445)
- 「Template Net Juniper SNMPv2」が修正されました。(ZBX-16539)
- テンプレートを「既存設定を上書き」をチェックしないでインポートする際に、「存在しない場合に削除」のチェックボックスが機能しない不具合が修正されました。(ZBX-16349)
- MySQL を使用する場合の値のマッピングでの末尾のスペース処理が修正されました。(ZBX-16279)
- FreeBSD での Zabbix デーモンの終了が修正されました。(ZBX-16460)
- 到達不能なホストの次のチェックの計算で、到達不能に関する設定と例外設定の両方が使用される不具合が修正されました。(ZBX-16230)
- 「障害」ページにおいて最新の値が誤った順番で表示される不具合が修正されました。(ZBX-16449)
- IE11 のプレビュータブでの Zabbix グラフの回転が修正されました。(ZBX-16435)
- ダッシュボードに無制限の数のウィジェットを追加する機能が修正されました。(ZBX-15766)
- dservice.get の “dcheckids” プロパティによってフィルタリングされる発見されたサービスが、誤って選択される不具合が修正されました。(ZBX-16398)
- ネットワークマップのリンクインジケーターの色付けが修正されました。(ZBX-16370)
機能追加・改良
- Windows での英語のパフォーマンスカウンターのサポートが追加されました。(ZBXNEXT-1287)
- valuemap.get() メソッドに入力パラメーターの厳密な検証が追加されました。(ZBX-3783)
- 受信パケットのサイズが 1GB に増やされました。(ZBXNEXT-4920)
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.zabbix.com/rn/rn4.0.13
インストールおよびアップグレードについて
インストール
詳細はZabbixマニュアル(英語)を参照してください。
アップグレード
Zabbixバイナリを再コンパイルし、フロントエンドのPHPファイルを更新します。Zabbix 1.8.xからの移行の場合はデータベースパッチを実行します。詳細なアップグレード手順についてはZabbixマニュアル(英語)を参照してください。