このドキュメントは2018年2月26日にリリースされたZabbix 3.0.15のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- Debian GNU/Linux の “buster” と “sid” で PostgreSQL が動作するように configure スクリプトが修正されました。
- VMware ハイパーバイザディスカバリ中に障害(タイムアウトなど)が発生した場合に発生するクラッシュが修正されました。[ZBX-13441]
- 空の users テーブルのために Zabbix サーバデータベースを使用できない場合のエラーログメッセージが改善されました。[ZBX-12643]
- Oracle のバックエンドで発生する trend.get() の不具合が修正されました。[ZBX-13325]
- NetBSD 上の DNS リゾルバインタフェースの問題が修正されました。[ZBX-13055]
- スクリーン編集モードの URL から SID が削除されました。[ZBX-13345]
- AIX 上で proc.num および proc.mem アイテムのコマンドライン引数が 2KB を超えた場合の処理が修正されました。[ZBX-13246]
- ログファイルが最初に存在しない場合、log[]、log.count[],、logrt[]、logrt.count[] の「skip」パラメータの挙動が修正されました。[ZBX-13254]
- ログファイルが空の場合、「skip」パラメータが使用された log[] および logrt[] アイテムでは 1番目のレコードが失われる不具合が修正されました。[ZBX-13253]
- Zabbix API の maintenance.create メソッドの「active_since」と「active_till」フィールドのデフォルト値が削除されました。[ZBX-12991]
- イベントの詳細ページのイベントステータスの色とラベルが修正されました。[ZBX-11305]
- 前のフォーム送信でエラーがあった場合、依存トリガを追加しようとするとトリガ一覧にリダイレクトされる不具合が修正されました。[ZBX-13085]
- ユーザグループの権限付与ポップアップの javascript のエラーが修正されました。[ZBX-13078]
詳細は以下をご確認ください。
https://www.zabbix.com/rn/rn3.0.15
インストールおよびアップグレードについて
インストール
詳細はZabbixマニュアル(英語)を参照してください。
アップグレード
Zabbixバイナリを再コンパイルし、フロントエンドのPHPファイルを更新します。Zabbix 1.8.xからの移行の場合はデータベースパッチを実行します。詳細なアップグレード手順についてはZabbixマニュアル(英語)を参照してください。