このドキュメントは2017年12月27日にリリースされたZabbix 3.0.14のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
機能追加・改良
- 遅延 URL 検証の実装が追加されました。[ZBX-12825]
不具合修正
- clear_messages 関数からメッセージを受け取ったときのデータベース設定エラーの報告が修正されました。[ZBX-13181]
- 入力パラメータのない URL のパラメータ解析の不具合が修正されました。[ZBX-13024]
- トリガー編集フォームで従属トリガーを追加するときの空のホストフィルターが修正されました。[ZBX-12856]
- ホストアイテムの一覧ページのテンプレートリンクがクリックできない不具合が修正されました。[ZBX-13042]
- コミット/ロールバック操作のロジックが修正されました。[ZBX-12925]
- 年間レポートタイプの通知レポートの不具合が修正されました。[ZBX-13088]
- ホストグループおよびホストリストのユーザフォームで誤解を招くような権限の表示が修正されました。[ZBX-12884]
- 関係のないユーザーにアラートメッセージが表示される不具合が修正されました。[ZBX-12887]
- VMware イベントログのデータ収集と処理が改善されました。[ZBX-12497]
- Windows エージェントの MFC への依存性が緩和されました。[ZBX-8054]
- ログインパラメータに抜けていた URL 検索部分が修正されました。[ZBX-13024]
- strict-transport-security http ヘッダの未定義のインデックスの不具合が修正されました。[ZBX-13044]
- ホストグループフィルタから開いたときにポップアップウィンドウに空のリストが表示される不具合が修正されました。[ZBX-12897]
- mariadb C コネクタ用の mysql m4 設定スクリプトが修正されました。[ZBX-12232]
- 画面設定で読み取り専用オブジェクトの複数選択の結果が表示されない不具合が修正されました。[ZBX-12247]
- 非推奨の PHP 7.2 の関数 create_function() の警告メッセージが修正されました。[ZBX-13016]
- テキストエリアの最大長の検証の不具合が修正されました。[ZBX-12130]
- Java ゲートウェイがダウンしても対応できるように zabbix[java,,ping] が修正されました。[ZBX-8049]
- プロキシを介して監視する場合、ホストの可用性が未知の状態になる可能性が修正されました。[ZBX-12971]
- 同じグループのユーザに送信されたメッセージを表示するためにイベント詳細ページにフィルタが追加されました。[ZBX-12655]
- トリガー編集フォームで従属トリガーを追加すると、ホストフィルターのデフォルト値が正しくない不具合が修正されました。[ZBX-12856]
- Webシナリオのデータ処理に不足しているフィールドが追加されました。[ZBX-9567]
- ダッシュボードのフィルタオプションにコメントされていないものだけを選択する場合、深刻度が最も高いものが表示されている不具合が修正されました。[ZBX-11051]
- Linux での CPU 使用率取得の不具合が修正されました。[ZBX-10710]
詳細は以下をご確認ください。
http://www.zabbix.com/rn3.0.14
インストールおよびアップグレードについて
インストール
詳細はZabbixマニュアル(英語)を参照してください。
アップグレード
Zabbixバイナリを再コンパイルし、フロントエンドのPHPファイルを更新します。Zabbix 1.8.xからの移行の場合はデータベースパッチを実行します。詳細なアップグレード手順についてはZabbixマニュアル(英語)を参照してください。