このドキュメントは 2023 年 4 月 24 日にリリースされた Zabbix 6.0.17 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* JSON オブジェクトと同じキーによるメモリリークが修正されました。(ZBX-22718)
* 式中で使われる replace() 関数が修正されました。(ZBX-22719)
* カスタムの geomap HTML 属性テキストのサポートがなくなりました。(ZBX-22720)
* JS オブジェクトに新たな制限が追加されました。(ZBX-22589)
* AIX 上で proc.mem[] でのプロセス選択についてのデバッグログ出力が追加されました。(ZBX-22521)
* go.mod/sum が、Zabbix agent 2 のアイテムにセッションパラメータとキーパラメータを混合することを許すように更新されました。(ZBX-22373)
* 複数のトリガが障害状態にあるときのマップのリンクの色と描画スタイルの選択が修正されました。(ZBX-22241)
* マップ要素のリンクトリガ向けの最小重要度フィルターの使用方法が修正されました。(ZBX-22241)
* ホストトリガへのトリガ依存性があるテンプレートをインポートできない問題が修正されました。(ZBX-22194)
* ポップアップメニューでリンクを右クリックするとポップアップメニューが消えてしまう問題が修正されました。(ZBX-22538)
* Hadoop by HTTP テンプレートで保存前処理のステップが最適化され、二つのグラフとダッシュボードが追加されました。(ZBX-21583)
* テンプレートの任意のエンティティの更新時に uuid パラメータに重複した値を設定できていた問題が修正されました。Service API の uuid パラメータが更新できるようになりました。Proxmox VE by HTTP テンプレートで重複していた UUID が修正されました。(ZBX-19375)
* Zookeeper by HTTP テンプレートの保存前処理が最適化されました。(ZBX-21603)
* MSSQL by ODBC テンプレートの SQL クエリと保存前処理が最適化されました。(ZBX-21589)
* JS のログメッセージの長さ制限が撤廃されました。(ZBX-22492)
* Kubernetes テンプレートの非推奨ポート番号が更新されました。また、ターゲットタグが修正されました。さらに、Scheduler と Cluster Manager コンポーネントのバインディングアドレスオプションについての注釈が追加されました。(ZBX-22641)
機能追加・改良
* Event-Driven Ansible メディアが追加されました。(ZBXNEXT-8334)
詳細は以下をご覧ください。