このドキュメントは2020年10月26日にリリースされたZabbix 5.0.5 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- アイテムテストフォームで未定義のオフセットエラーが修正されました。(ZBX-18396)
- 「すべてのテスト」ボタンでアイテムテストダイアログを開いたときの値のキャッシングが修正されました。(ZBX-18415)
- Zabbix agent 2 で Hostname、HostnameItem パラメータが正しく表示されない不具合が修正されました。(ZBX-17975)
- 無効なマルチセレクトアイテムをクリックしたときの JavaScript の Uncaught TypeError エラーが修正されました。(ZBX-18464)
- vCenter のバージョンに応じて、maxQueryMetrics のデフォルト値が設定されるようになりました。(ZBX-18411)
- ウィザードを使用して依存アイテムを作成する際の、アイテムプロトタイプフォームでの未定義のインデックスが修正されました。(ZBX-18443)
- アイテム、アイテムプロトタイプ、LLD ルール編集フォームの「タイムアウト」フィールドのアスタリスクマークの欠落が修正されました。(ZBX-18438)
- 無効な URL が与えられた場合の未定義インデックスエラーが修正されました。(ZBX-18327)
- SNMP LLD で複数行の値が切り捨てられる不具合が修正されました。(ZBX-17178)
- URL を持つ画像でマップコンテキストメニューが開かない不具合が修正されました。(ZBX-18378)
- Zabbix プロキシを使用している場合、Oracle DB 上でメタデータを持たないホストが他のデータベースと比較して自動登録の動作に一貫性がない不具合が修正されました。(ZBX-18462)
- {EVENT.TAGS.<tag name>} マクロの値がソートされるように修正されました。(ZBX-18118)
- フロントエンドのセットアップフォームで、サポートされていない暗号化データベースに対して「データベースのTLS暗号化」フィールドが有効で送信される不具合が修正されました。(ZBX-18456)
- ホストが Zabbix プロキシで監視され、マスターアイテムが計算アイテムの場合に依存アイテムが動作しない不具合が修正されました。(ZBX-18407)
- 他のデータベースと比較して、Oracle 上でメタデータを持たないホストの自動登録の動作の不整合が修正されました。(ZBX-18364)
- Solaris でバイトオーダーが正しくないために preprocessing worker がクラッシュする不具合が修正されました。(ZBX-18210)
- 「Template App HAProxy by HTTP」のマクロ {$HAPROXY.FRONT_SUTIL.MAX.WARN} の値が修正されました。(ZBX-18383)
- Zabbix に fping 5.0 のサポートが追加されました。(ZBX-18365)
- Oracle プラグインのセグメンテーション違反が修正されました。(ZBX-18385)
- snmp_cache_reload のログが出力されるようになりました。(ZBX-18193)
- 接続に SourceIP パラメータを使用するための JavaScript からの http(s) のリクエストが修正されました。(ZBX-18400)
- select 要素内の SNMP インターフェースに詳細が表示されない不具合が修正されました。(ZBX-17877)
- サーバ上でヒストリ/トレンドの保存期間外の受信値を破棄するようになりました。(ZBX-17493)
- JSON でエクスポートしたデータをインポートする際の予期せぬタグエラーが修正されました。(ZBX-18417)
- フロントエンドスクリプト実行時の system.run[] に wait が挿入されないようになりました。(ZBX-17916)
- 親ホストから snmp ホストインターフェイスを削除するとサーバがクラッシュする不具合が修正されました。(ZBX-18386)
- Windows 上の Zabbix agent 2 のデフォルトのログファイル名が変更されました。(ZBX-18199)
- 古い Windows システムで「プロセッサ情報」カウンターが存在しないことを報告する不具合が修正されました。(ZBX-18366)
- 「invalid URL」エラーが表示された場合の JavaScript のエラーが修正されました。(ZBX-18238)
- 障害が解決した後も、スクリーン内の「ホストの障害」に障害が残っている不具合が修正されました。(ZBX-18343)
機能追加・改良
- diaginfo のランタイムコマンドにロックセクションが追加され、排他制御のアドレスとリードライトロックをログに記録するようになりました。(ZBXNEXT-6245)
- 「Template Net Mikrotik SNMP」に LTE 監視が追加されました。(ZBXNEXT-6232)
- 「Template Tel Asterisk by HTTP」が追加されました。(ZBXNEXT-6189)
- 「Template App Ceph by Zabbix agent 2」が追加されました。(ZBXNEXT-6020)
- 「Template App Squid SNMP」が追加されました。(ZBXNEXT-6180)
- Ceph 監視用プラグインが追加されました。(ZBXNEXT-6142)
- 内部診断情報をログ出力するための diaginfo ランタイムコマンドが追加されました。(ZBXNEXT-6167, ZBXNEXT-6168)
- 「Template App PHP-FPM by HTTP」と「Template App PHP-FPM by Zabbix agent」が追加されました。(ZBXNEXT-6159)
- データベースの暗号化設定を簡素化するために、セットアップ用の UI が再構築されました。(ZBXNEXT-6157)
- 「Template DB Oracle by Zabbix agent 2」が追加されました。(ZBXNEXT-6118)
- Zabbix agent 2 に system.swap.size メトリクスのネイティブサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6258)
詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn5.0.5