このドキュメントは2020年9月28日にリリースされたZabbix 5.0.4 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- 管理者権限のアカウントで Web 上からアイテムの取得テストが行えない不具合が修正されました。(ZBX-17993)
- ガイドラインに沿ってテンプレートの小さな不具合が修正されました。(ZBX-13384)
- Zabbix agent 2 の PersistentBuffer に関するドキュメントが修正されました。(ZBX-18114)
- ガイドラインに沿って VMware に関するテンプレートが修正されました。(ZBX-17842)
- fping 間隔の検出が修正され、デバッグモードで検出されたオプションのログプリントが追加、1 時間ごとにオプションを再検出するようになりました。(ZBX-17848)
- media_jira_with_CF_example.xml が削除され、カスタムフィールドの例が README へ移動されました。(ZBX-18341)
- シングルセレクト、チェックボックス、ラジオボタンのカスタムフィールドタイプと Jira webhook のラベル用の “__zbx ” タグフィルタのサポートが追加されました。(ZBX-18131)
- Zabbix agent 2 へのヘルプフラグが追加されました。(ZBX-18065)
- HTTP/2 を使用している場合の HTTP エージェント JSON 出力が修正されました。(ZBX-17906)
- 誤ったデータの保存期間フォームの動作が修正されました。(ZBX-18206)
- LLD のオーバライドのポップアップにおけるフィルタブロックが修正されました。(ZBX-18167)
- テンプレートをリンクする際のホストマクロ更新に対する Oracle のエラーが修正されました。(ZBX-18174)
- age と duration に関連したマクロの解像度が秒単位に拡張されました。(ZBX-18188)
- テンプレート画面ページのメニューオプションが正しく選択されていなかった不具合が修正されました。(ZBX-18152)
- コマンドラインのヘルプメッセージにランタイムコマンドの diaginfo オプションが追加されました。(ZBX-18340)
- コンテキストメニューの「Web監視」ページへのリンクがフィルタリングパラメータ付きに変更されました。(ZBX-18250)
- アプリケーションの LLD オーバーライドが修正されました。(ZBX-18170)
- VMware イベントメッセージに必要なキャッシュサイズのチェックが追加されました。(ZBX-15904)
- libssh でコンパイルした場合の SSH 監視が修正されました。(ZBX-18121)
- Zabbix agent 2 のユーザ定義パラメータキーのテストが修正されました。(ZBX-17927)
- 「Template DB MySQL by Zabbix agent 2」の URI フィールドの記述が修正されました。(ZBX-18314)
- ダッシュボード上でダイナミックウィジェットを編集する際に古いダイナミックホストが使用される不具合が修正されました。(ZBX-18067)
- ヒストリテーブルがパーティショニングされている場合の「最新データ」画面のパフォーマンスが修正されました。(ZBX-18261)
- Windows 用の Memcached と MySQL プラグインが有効になりました。(ZBX-18322)
- Webhook に非トリガーイベントタイプのサポートが追加されました。(ZBX-17982)
- 「Template DB MSSQL by ODBC」の Log grows および Log shrinks アイテムに対するトリガーが削除されました。(ZBX-18190)
- セットアップセクションおよび「Template DB Oracle by ODBC」、「Template DB PostgreSQL Agent 2」におけるロシア文字が修正されました。(ZBX-18122)
- データ概要テーブルのアイテム名のマクロが解決されない不具合が修正されました。(ZBX-18074)
- Zabbix agent 2 の log_level_increase コマンドが Zabbix agent と一致するように変更されました。(ZBX-18195)
- Memcached プラグインに対して IPv6 と UNIX ソケットのサポートが追加されました。(ZBX-17984)
- value cache を無効にした状態で housekeeper を実行するとクラッシュする不具合が修正されました。(ZBX-18189)
- 存在しないインターフェースを持つホストをインポートする際の未定義のインデックスが修正されました。(ZBX-18181)
- ガイドラインに沿って JMX に関するテンプレートが更新されました。(ZBX-14503)
- IPMI の Threshold sensors discovery に対するトリガーのオーバライドが追加されました。(ZBX-18196)
- Opsgenie のメディアが変更され、追加オプションのタグとチームを扱うようになりました。(ZBX-18021)
- ホストのパンくずからプロキシ名が削除されました。(ZBX-18050)
- アイテムタイプ「Zabbixアグリゲート」に新しいデフォルトアイテムキーが追加されました。(ZBX-18202)
- インポート中に発見されたホストグループのプロトタイプの保存が修正されました。(ZBX-18124)
- グラフ編集フォームのアイテムの列サイズとパディングが修正されました。(ZBX-17692)
- 障害ウィジェットの深刻度のコピーが正しくない不具合が修正されました。(ZBX-17812)
- SNMP タイプのアイテムテストフォームがインターフェースマクロを送信・解決しない不具合が修正されました。(ZBX-17886)
- convertUnitsS() 関数で負の時間を表示するように修正されました。(ZBX-18183)
- Slack メディアタイプのパラメータ内の {HOST.IP} マクロが {HOST.CONN} マクロに修正されました。(ZBX-18103)
- 「Template DB Oracle by ODBC」の不具合が修正されました。(ZBX-18249)
- Discord メディアタイプの Discord API のバージョンが修正されました。(ZBX-18072)
- ヒストリを削除する際に圧縮機能の利用可否がチェックされていなかった不具合が修正されました。(ZBX-17952)
- Discord のエンドポイントの検証が修正されました。(ZBX-17981)
機能追加・改良
- Zabbix agent 2 に Windows サービスサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6023)
- Oracle Database プラグインが追加されました。(ZBXNEXT-6019)
- CurlHttpRequest javascript オブジェクトに GetHeaders メソッドが追加されました。(ZBXNEXT-6139)
- SysAid メディアタイプが追加されました。(ZBXNEXT-6116)
- 内部診断情報をログに記録するための diaginfo ランタイムコマンドが追加されました。(ZBXNEXT-6167)
- 「Web監視」ページにリストされたホストにホストのコンテキストメニューが追加されました。(ZBXNEXT-6106)
- SolarWinds Service Desk の Webhook が追加されました。(ZBXNEXT-6065)
- TOPdesk メディアが追加されました。(ZBXNEXT-6117)
- スタンドアロンおよび CAPsMAN のアクセスポイントの LLD ルールが追加されました。(ZBXNEXT-5540)
- iLert メディアタイプが追加されました。(ZBXCTR-10)
詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn5.0.4