Zabbix 5.0.6 のリリースノート

このドキュメントは2020年11月30日にリリースされたZabbix 5.0.6 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

  • 「Template App Apache Tomcat JMX」が更新されました。(ZBX-18517)
  • 「Web 監視」ページのアイテム名から位置指定マクロが削除されました。(ZBX-18155)
  • LLD ホストディスカバリで interface_snmp に重複したキーが挿入されていた不具合が修正されました。(ZBX-18655)
  • LLD のアイテムマッピングが正しく上書きされない不具合が修正されました。(ZBX-18551)
  • プロキシへの再接続後に LLD ルールの重複処理を行う際のロジックが修正されました。(ZBX-18650)
  • インポート時にスクリーンの「max_columns」が上書きされる不具合が修正されました。(ZBX-18588)
  • イベント通知が大量に表示された場合に致命的なエラーが発生する不具合が修正されました。(ZBX-17705)
  • ログイン失敗メッセージからユーザー名の存在を検出できてしまう問題が修正されました。(ZBX-5842)
  • スクリプトのモーダルウィンドウで削除された文字数カウンタが修正されました。(ZBX-18518)
  • LLD の上書きでカスタム条件式のフィルタ条件を全て削除した場合にも正常に保存できるように修正されました。(ZBX-18414)
  • HTTP ベーシック認証のユーザ名とマクロのフィールドでマクロ解決を行うように修正されました。(ZBX-18497)
  • 存在しないグラフに対してもイメージのダウンロードメニューが表示される不具合が修正されました。(ZBX-18143)
  • OracleDB の長いデータ行のフォーマットが修正されました。(ZBX-18359)
  • クエリの ORA-40478 の例外が修正されました。(ZBX-18581)
  • リモートコマンドタスクを作成する際に、タスク ID の計算がトランザクション内に移動されました。(ZBX-18564)
  • DebugLevel=4 の場合、trapper プロセスが sender データを拒否する際により冗長なメッセージを出力するようになりました。(ZBX-18487)
  • Solaris 10 におけるコンパイルエラーが修正されました。(ZBX-18185)
  • 検出されたトリガーとそのプロパティのみを更新する際の致命的なエラーが修正されました。(ZBX-18317)
  • ホストの最後のインターフェイスを削除しようとするときに、黙ってインターフェイスを削除する代わりにエラーを表示するようになりました。(ZBX-18163)
  • ARM/v7 および ARM/v6 において Zabbix agent 2 のコンパイルが失敗する不具合が修正されました。(ZBX-18505)
  • 「Template Module Windows network by Zabbix agent」および「Template Module Windows network by Zabbix agent active」の net.if.speed アイテムのトリガーが変更されました。(ZBX-18380)
  • 「Operating system description has changed」トリガーで正常イベントが生成できるように修正されました。(ZBX-18494)
  • 「Template App Ceph by Zabbix Agent2」のプールディスカバリが修正されました。(ZBX-18531)
  • アイテムキーとその説明の一覧が更新されました。(ZBX-18058)
  • 「Template Net Arista SNMP」のファン、温度、電圧の LLD ルールが変更されました。(ZBX-18476)
  • 「Template Net TP-LINK SNMP」の README が修正されました。(ZBX-16155)

機能追加・改良

  • Morningstar デバイスの監視用テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6353)
  • iTop メディアタイプが追加されました。(ZBXNEXT-6316)
  • 「Template App Hadoop by HTTP」が追加されました。(ZBXNEXT-6281)
  • 「Template App Zookeeper by HTTP」が追加されました。(ZBXNEXT-6275)
  • センシティブなデータを持つフィールドからオートコンプリートが削除されました。(ZBXNEXT-2480)
  • Zabbix agent 2 に system.users.num のネイティブサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6253)
  • Zabbix agent 2 の systemd.unit.discovery に UnitFileState が追加されました。(ZBXNEXT-6129)
  • 「Template APP Apache Kafka by JMX」が追加されました。(ZBXNEXT-6236)
  • プロキシへの再接続後の LLD ルール処理が改善されました。(ZBXNEXT-6247)
  • 「Template DB Apache Cassandra by JMX」が追加されました。(ZBXNEXT-6201)

詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn5.0.6