Zabbix 5.0.23 のリリースノート

このドキュメントは 2022 年 5月 2日にリリースされた Zabbix 5.0.23 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

* LLD における、依存アイテムディスカバリの検証が修正されました。(ZBX-20951)

* Zabbix Agent 2 が、グローバル正規表現が空の区切りで受け付けられた場合に失敗しないように修正されました。(ZBX-20783)

* グラフウィジェット設定の auto-suggest でディスカバーされたアイテム名が表示されない問題が修正されました。(ZBX-20746)

* Zabbix サーバや Zabbix プロキシが停止した際に、外部チェックが非サポート状態になる問題が修正されました。(ZBX-20844)

* ユーザマクロが、計算アイテム式で使われている場合、「アイテムのテスト」ダイアログで検出されない問題が修正されました。(ZBX-20299)

* Firefox で無効化された範囲スライダーの表示が正しくない問題が修正されました。(ZBX-20458)

* PostgreSQL プラグインが、Zabbix Agent 2 からの接続をデータベース単位ではなくユーザ単位で処理するよう変更されました。(ZBX-20538)

* 保存前処理に長時間かかるアイテムの保存前処理キューの性能が改善されました。(ZBX-20567)

* PID ファイルが適切なタイミングで作成されない問題に対する緩和策が追加されました。(ZBX-20398)

* プロトタイプのディスカバリが LLD 上書きにより無効化されている場合に、サーバがプロトタイプ付きの依存アイテムをマスターアイテムとしてディスカバリする問題が修正されました。(ZBX-20595)

* グラフに別のホストからのアイテムがある場合、グラフプロトタイプウィジェットのホスト名が正しくない問題が修正されました。(ZBX-19638)

* RabbitMQ テンプレートの README ファイルが更新されました。(ZBX-18522)

機能追加・改良

* Windows, Linux およびその他いくつかのテンプレート向けに、マクロが追加され、ファイルシステム使用量トリガが修正されました。(ZBXNEXT-5580)

* Zabbix Agent 2 向けの smart.disk.discovery と smart.disk.get メトリックが更新されました。また、S.M.A.R.T passive テンプレートと S.M.A.R.T active テンプレートが更新されました。(ZBXNEXT-7559)

詳細は以下をご覧ください。

https://www.zabbix.com/rn/rn5.0.23