
このドキュメントは 2022 年 1 月 31 日にリリースされた Zabbix 5.0.20 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* 監視間隔検知時のエラーにより icmpping アイテムグループが「取得不可」になる問題が修正されました。(ZBX-20293)
* 特権管理者ユーザでログインした場合のセットアップページのデフォルト言語の不具合が修正されました。(ZBX-20387)
* DB PostgreSQL by user parameters テンプレートにパスワード用のマクロが追加され、設定ファイルが変更されました。(ZBX-20316)
* MSSQL テンプレートのトリガ名が修正されました。(ZBX-20303)
* service.info キーがサービスを見つけられない場合、Zabbix agent 2 でも Zabbix agent と同様に 255 を返すように修正されました。(ZBX-19565)
* Windows の Zabbix agent 2 における perf_counter キーの第 2 パラメータに対する範囲チェックが修正されました。(ZBX-20204)
* JavaScript のタイムアウト処理が改善されました。(ZBX-20405)
* Zammad メディアタイプのタグ処理が修正されました。(ZBX-20258)
* VMware テンプレートのアイテムの値のマッピングの不具合が修正されました。(ZBX-20113)
* バージョン 1.8/2.0 と 5.0 間のインポート時の複数のデータ変換の問題が修正されました。(ZBX-19815)
* 管理->認証ページで変更されたフィールドがない場合、成功メッセージが表示されない問題が修正されました。(ZBX-19669)
* 負の分母値のパフォーマンスカウンタの処理が追加されました。(ZBX-20269)
* net.dns.record の動作していなかった TCP タイムアウトが修正されました。(ZBX-20143)
* 特定の場合の LLD によるアイテムの上書きが修正されました。(ZBX-20292)
* Oracle でのイベント相関クエリの失敗が修正されました。(ZBX-19351)
* Oracle でのエスカレーションクエリの失敗が修正されました。(ZBX-20249)
* IPMI ディスカバリに NaN/INF 値の処理が追加されました。(ZBX-20330)
* {HOST.NAME} マクロの置換処理が修正されました。(ZBX-19012)
機能追加・改良
* Zabbix agent 2 に vfs.dir.size キーと vfs.dir.count キーのネイティブサポートが追加されました。(ZBXNEXT-7409)
* JavaScript エンジンに sleep 関数が実装されました。(ZBXNEXT-7101)
* Zabbix proxy テンプレートが最新のガイドラインに従うよう更新されました。(ZBXNEXT-6861)
* PFsense 監視用テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7078)
* Zabbix agent 2 に system.hw.chassis キーと system.hw.chassis キーのネイティブサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6875)
詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/rn/rn5.0.20