
このドキュメントは 2021 年 05月 24 日にリリースされた Zabbix 5.0.12 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* ファイルが移動あるいは削除された場合の Zabbix エージェント 2 のロギングが修正されました。(ZBX-19065)
* サーバ設定ファイルの冗長な ListenIP パラメータが削除されました。(ZBX-19334)
* ヒストリの同期とプロキシからの新しいヒストリの受信の際にロックで費やされる時間を削減することにより、history syncer の性能が改善されました。(ZBX-19307)
* アイテムキーが重複して発見されるのを回避するために、lld manager は同一ホスト上で lld ルールを並行して処理しないように修正されました。同じホスト上に重複したアイテムキーが存在する場合のクラッシュが修正されました。(ZBX-19038)
* プロキシ上で configuration syncer と history syncer 間でデッドロックする可能性が修正されました。(ZBX-19324)
* Zabbix エージェント 2 の Proc プラグインのパニックが修正されました。(ZBX-19209)
* プロキシがローカルの lastlogsize と mtime を上書きするのが修正されました。(ZBX-19241)
* 複数の障害があった場合にイベントタグが失われるのが修正されました。(ZBX-19321)
* Zabbix エージェント 2 でサポートされていない Windows のサービスコマンドのロギングが修正されました。(ZBX-19063)
* Zabbix エージェント 2 の Windows services プラグインの2番目のパラメータが修正されました。(ZBX-19099)
* copytruncate ローテーションでの logrt[] 監視が修正されました。(ZBX-18883)
* 復旧イベントの運用データ中の {EVENT.NAME} マクロから {EVENT.RECOVERY.NAME} マクロへの変換が修正されました。(ZBX-19102)
* 障害更新処理が未だ実行中である際には復旧処理が延期されるようになり、webhook により返されたタグをセーブしている間のメモリリークが修正されました。(ZBX-19159)
* Zabbix sender を終了する際 Solaris 上ではセマフォがクリーンアップされていませんでした。(ZBX-19274)
* VMware のイベントを読み込む際、元のエラーを失う可能性がありました。(ZBX-19233)
* Template DB MySQL の文法の誤りが修正され、ディスカバリルール名が Database discovery にリネームされました。(ZBX-18701)
機能追加・改良
* 障害のリアルタイムエクスポートプロトコルに深刻度が追加されました。(ZBXNEXT-4910)
* Express.ms メディアが追加されました。(ZBXNEXT-6613)
* ManageEngine ServiceDesk メディアが追加されました。(ZBXNEXT-6592)
* “WildFly Domain by JMX” テンプレートと “WildFly Server by JMX” が追加されました。(ZBXNEXT-6505)
* MSSQL by ODBC テンプレートに Job discovery、Database discovery 内のバックアッププロセスアイテム、マクロおよび値のマッピングが追加されました。(ZBXNEXT-6589)
詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn5.0.12