Zabbix 5.0.13 のリリースノート

このドキュメントは 2021 年 06月 28 日にリリースされた Zabbix 5.0.13 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

* “Zabbix server health” ダッシュボードのウィジェットがデフォルトで選択されたアイテムについてのみ障害を表示するように変更されました。(ZBX-19431)

* Template App Squid SNMP の “Cache swap current size” アイテムの乗数が削除されました。(ZBX-19362)

* ホスト、テンプレート、アイテム、トリガ、グラフの API が不要なフィールドを返す不具合が修正されました。(ZBX-19200)

* “Template DB PostgreSQL Agent 2” のいくつかのキーのパラメータが修正されました。(ZBX-19349)

* Cisco のイメージ使用ポリシーノートが追加され、Cisco テンプレートのディレクトリ構造が修正されました。(ZBX-19219)

* Web サーバに zabbix.conf.php への書き込権限がない時の file_put_contents() の実行時のエラーが修正されました。(ZBX-18695)

* ホスト名が数字の場合のトリガ処理の失敗が修正されました。(ZBX-19424)

* 「監視データ > ホスト > 最新データ」は、デフォルトでヒストリがないアイテムを表示するように変更されました。(ZBX-18265)

* トレンドデータの挿入に itemid によるソートが追加され、デッドロックが回避されるようになりました。(ZBX-19318)

* 最新データのヒストリ画面において、フィルタの値フィールドに設定された値がページ間の切替で未設定になる不具合およびフィルタのリセットボタンをクリックした際にリセットされない不具合が修正されました。(ZBX-19203)

* vCenter のフルネームとバージョンについての VMware 情報の更新が修正されました。(ZBX-18879)

* Zabbix agent 2 の vfs.fs プラグインのタイムアウト問題が修正されました。(ZBX-18914)

* アクションページの名前またはステータスによるソートが修正されました。(ZBX-19123)

* “監視データ取得” のエラーメッセージにアイテムやホスト名を表示するようにエラーメッセージが改善されました。(ZBX-18941)

* API によるアイテムタイプの検証が実装されました。(ZBX-19447)

* ホスト、アイテム、トリガー名が数字の場合に、概要画面でエントリがスキップされるエラーが修正されました。(ZBX-18863)

* ユーザが子ホストや子テンプレートに対する権限を何も持っていない時の、継承されたグラフとグラフのプロトタイプの更新が修正されました。(ZBX-19388)

* ホストグループフィルターのポップアップで選択された値の見え方が修正されました。(ZBX-18699)

* トリガーの “タグ” タブ中の継承されたタグが削除できるように修正されました。(ZBX-19084)

* メディアタイプを Webhook タイプから変更した後に Webhook のパラメータがリセットされない不具合が修正されました。(ZBX-18788)

* VMware の hv uuid が重複した場合のメモリリークが修正されました。(ZBX-19358)

* float64 の最小値がより正確に定義されるようになりました。。(ZBX-19299)

* Windows の Agent2 の不正確なログファイルのタイムスタンプが修正されました。(ZBX-19208)

* フィルターに空の値が渡された時、API メソッドの内部で別々のデータベーステーブルから全てのデータが取得される不具合が修正されました。(ZBX-19248)

* SAML の高度な設定が “baseurl” オプションを無視していた不具合が修正されました。”use_proxy_headers” にカスタムオプションが追加されました。(ZBX-19320)

* インベントリモードが有効化されている発見されたホストの一括更新ポップアップフォームが修正されました。(ZBX-19017)

* jQuery のバージョンがアップデートされました。(ZBX-19300)

* Asterisk by HTTP テンプレートのトランクのアクティブチャンネルの計数に使われる正規表現が変更されました。(ZBX-19344)

* FreeBSD でのコマンド行解析のメモリエラーが修正されました。(ZBX-19139)

* 空のソースによる logsource 関数のエラーが修正されました。(ZBX-19359)

* メタデータのみのレコードの容量を減らすようヒストリーキャッシュが最適化されました。(ZBX-19340)

* target=”_blank” を持つリンクのセキュリティ脆弱性が修正されました。(ZBX-19373)

* MongoDB テンプレートのタイポが修正され、上書きが追加されました。(ZBX-19354)

* 保存前処理の診断情報が改善されて、キュー中の最も古い値が含まれるようになり、また、合計に done, queued, processing, pending が含まれるようになりました。(ZBX-18524)

* 画像を他のオブジェクトとは独立にエクスポートする処理が修正されました。(ZBX-8999)

機能追加・改良

* DELL PowerEdge の R720 SNMP, R720 by HTTP, R740 SNMP, R740 by HTTP, R820 SNMP, R820 by HTTP, R840 SNMP, R840 by HTTP についてテンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6671)

* Zabbix エージェント 2 にネイティブの Linux の proc.num サポートプラグインが追加されました。(ZBXNEXT-6596)

* メディアタイプの試行回数の最大値が 100に、試行間隔の最大値が 1h に拡張されました。(ZBXNEXT-6582)

* HPE ProLiant DL360 SNMP, HPE ProLiant DL380 SNMP, HPE ProLiant BL460 SNMP, HPE ProLiant BL920 SNMP のテンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6643)

* Nginx Plus テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6595)

* Cisco UCS Manager のテンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6587)

* Zabbix Server テンプレートが、最新のテンプレートガイドラインに従うよう更新されました。(ZBXNEXT-6626)

* Web シナリオの変数、Web シナリオのステップ変数、ポストフィールドのサイズが 2000 文字まで拡大されました。(ZBXNEXT-6662)

* ZYXEL ISP スイッチと DSLAM のテンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6590)

詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn5.0.13