PostgreSQL

PostgreSQL 15.2 に関する技術情報

このリリースは 15.1 からの修正リリース(2023年 2月 9日リリース)です。
15.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
しかしながら、15.1 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、15.1 のリリース情報も参照してください。

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PostgreSQL 14.7 に関する技術情報

このリリースは 14.6 からの修正リリース(2023年 2月 9日リリース)です。
14.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
しかしながら、14.4 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、14.4 のリリース情報も参照してください。

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増永教授のDB特論⑪「結果整合性」

 

1. はじめに

 ビッグデータの管理・運用で注目を浴びることとなった結果整合性(eventual consistency)ですが,賛否両論あるようです.否定的な意見は,たとえば,クレップマン(Martin Kleppmann)[1]の
著作に見ることができます.この著作,結構多くの方々がお持ちかと思いますが,クレップマンは複
製を行うデータベースのほとんどは,少なくとも結果整合性を提供しているとしながらも,これは非
常に弱い保障であり,複製がいつ(最終値に)収束するのかについては何も語られていなく,収束す
るときまで,読取りの結果が何になるのか,あるいはそもそも何も返さないのかは分からない,とク
レームしています.さらに,CAP 定理の対象範囲は非常に狭く,考慮しているのは 1 つの一貫性モ
デルと 1 種類のフォールト(つまり,ネットワーク分断)だけで,ネットワークの遅延,落ちている
ノード,あるいは他のトレードオフについては何も語っていない.したがって,CAP 定理は歴史的
には大きな影響力があったものの,システムの設計における実際的な価値はほとんどない,と述べて
います(文献[1]の 9 章「一貫性と合意」).

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PostgreSQL 15 に関する技術情報

更新日:2024年11月11日

このページでは PostgreSQL 15(2022/10/13リリース) に関する技術情報をお届けします。
本ドキュメントは PostgreSQL のリリースノートを元に弊社で解説を加えたものです。
バージョン15 の新機能については「PostgreSQL 15 検証報告」も参照してください。

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増永教授のDB特論⑩「GEQO」

 

1. はじめに

 リレーショナル DBMS において質問処理の最適化はリレーショナル DBMS の開発が始まって以来,設計者が最も腐心するところでした.その嚆矢は 1970 年代に IBM Sanサン Joseホゼ 研究所で開発された System R で提案・実装されたコストベース(cost based approach)の最適化手法です[1].System
R は PostgreSQL の前身である INGRES と共にリレーショナル DBMS のプロトタイプとして名高い
システムですが,そこで開発されたこの手法は現在もプロプライエタリや PostgreSQL を含む OSS
のリレーショナル DBMS の質問処理最適化技法の基本となっています.

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増永教授のDB特論⑨「NULL」

 

1. はじめに

 Null という語,データベースに携わっている人なら見たことないという人はいないと思いますが,なんと発音していますか?
 「ヌル」って言うのだよ,と誰が教えたのでしょうか?結構,皆さん,ヌル,ヌル,って言っています.違うんですねー.「ナル」って発音するのです.英語の発音記号は nʌ’l です.英語の発音を日本語で書き表すのは難しいですが,決してヌルではありません.英語を母国語とする人にヌルと言ったら,多分首を傾げると思いますよ.ナルって言いましょう.
 さて,ナル(null)は「値がない」(having no value)という意味ですね.これに異議ありという方は多分いないと思います.では,リレーショナルデータベースでナルはどのような時にどのように使われているのでしょうか?なんで今さらそんなことを聞いているの?といぶかしげな読者の顔が浮かびますが,ナルに関しては蘊蓄うんちくを傾ければきりがなく,理論面でも実践面でも不明確なところが多々あり,議論しだしたらきりがないのかなといった感じです.しばしナル談議に耽ふけってみたいと思います.

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