このドキュメントは2017年9月25日にリリースされたZabbix 3.0.11のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
機能追加・改良
- デフォルトでトルコ語の表示が有効になりました。[ZBX-1357]
- 中国語 (中国)、英語 (米国)、日本語、韓国語、トルコ語の翻訳が更新されました。[ZBX-1357]
不具合修正
- MySQLへの接続が失敗したときに発生しうるクラッシュが修正されました。 [ZBX-11675]
- 稼働レポートページでアイテムのホスト名によるソート時の不具合が修正されました。[ZBX-12617]
- 対応しない値が受信されると、トリガーが最新値で計算しない不具合が修正されました。[ZBX-12696]
- タイムアウトが 1分以上に設定されているトリガーアラームが鳴らされない不具合が修正されました。[ZBX-12548]
- Windows エージェントでのヒープの破損が修正されました。[ZBX-12653]
- hostinterface.replacehostinterfaces メソッドの結果の不具合が修正されました。[ZBX-12660]
- メンテナンス期間の「Second」が正しく翻訳されるように新しいコンテキストが追加されました。[ZBX-12469]
- OpenIPMI の内部構造と一致するように zbx_init_ipmi_host() のアドレスとポートの配列サイズが修正されました。[ZBX-12493]
- マップのラベルのマクロ解決の不具合が修正されました。[ZBX-12623]
- libcurl は PLAIN ではなく SMTP 認証メカニズムを選択するように修正されました。[ZBX-11042]
- トリガー条件式のテストフォームの検証の不具合が修正されました。[ZBX-8997]
- ホストが別のセッションで削除されたときに、最新のデータページでの未定義のインデックスエラーが修正されました。[ZBX-12545]
- ユーザプロファイルテーブルからデータを取得するクエリが改善されました。[ZBX-12416]
- 最新データページで大きな符号なし数値変換の不具合が修正されました。[ZBX-11607]
- 「最新データ」と「監査」ページのアイテムデータの最初の行が表示されない不具合が修正されました。[ZBX-12404]
- 「最新 20 件の障害」で未定義のインデックスエラーが修正されました。[ZBX-12463]
- 同じ LLD ルールの複数の値の並列処理の不具合が修正されました。[ZBX-12186]
- 選択された行がロックされていると、不適切な DB::refreshIds() コールが修正されました。[ZBX-11887]
- サービス設定でトリガー名のマクロ展開の不具合が修正されました。また、ポップアップウィンドウサイズが修正されました。[ZBX-12022]
- 一括更新フォームでのテンプレート置換の不具合が修正されました。[ZBX-12429]
- スクリーントリガー概要要素に削除されたホストグループが含まれている場合に発生するエラーが修正されました。[ZBX-12396]
- ホスト設定画面のマクロ名のフィールドの長さが修正されました。[ZBX-12439]
- サーバ/プロキシが zabbix_sender のデータを処理する際に発生しうるデータ損失が修正されました。[ZBX-10820]
- 空の DNS 名に対応するために、ディスカバリと自動登録が修正されました。[ZBX-12446]
- データベースサーバから警告が出されたときの Oracleデータベースへの接続処理が修正されました。[ZBX-12224]
- ロギングレベルが 4 または 5、LogType=console に設定されている場合、Zabbix の独自のログメッセージによるスクリプト出力の汚染が修正されました。[ZBX-12195]
- エージェント内の AIX アイテム system.stat[ent] の処理が修正されました。[ZBX-12270]
- トリガー条件式のテストフォームでマクロが誤って展開される不具合が修正されました。[ZBX-12277]
詳細は以下をご確認ください。
https://www.zabbix.com/rn3.0.11
インストールおよびアップグレードについて
インストール
詳細はZabbixマニュアル(英語)を参照してください。
アップグレード
Zabbixバイナリを再コンパイルし、フロントエンドのPHPファイルを更新します。Zabbix 1.8.xからの移行の場合はデータベースパッチを実行します。詳細なアップグレード手順についてはZabbixマニュアル(英語)を参照してください。