このドキュメントは 2023 年 11 月 30 日にリリースされた Zabbix 6.0.24 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* アイテムキーが ‘last’ 関数および 4 番目のパラメータを持つときの集計型アイテムキーの計算型アイテム式への変換が修正されました。(ZBX-23580)
* SQLite3 データベースの外部キーサポートが修正されました。(ZBX-22493)
* HTTP エージェント、Web シナリオ、Web チェック、JavaScript で、HTTP ヘッダあるいは HTTP メタタグで指定された文字セットから UTF-8 への変換が改善されました。(ZBX-23490)
* SNMP ディスカバリが空のトレンド応答で無限ループしてしまう問題が修正されました。(ZBX-23621)
* AIX での Zabbix agent のコンパイルが修正されました。(ZBX-23644)
* テンプレート設定フォームのテンプレートタブ名が修正されました。(ZBX-23525)
* Acronis, Control-M, Openstack の各テンプレートの README ファイルでサブテンプレートの順序が並べ替えられました。(ZBX-23620)
* JavaScript AWS RDS instance by HTTP テンプレートの FreeStorageSpace メトリックの単位が修正されました。(ZBX-23381)
* モーダルウィンドウのロード中のサイズが修正されました。(ZBX-23269)
* Web シナリオの設定フォームが、ページのリフレッシュの際に親の Web シナリオを表示するように修正されました。(ZBX-22400)
* 最新データをタグでフィルタリングする際の入力欄間の無用に大きい間隔が修正されました。(ZBX-23290)
* 高コントラストのテーマの選択されたフィルタータブが圧縮時に他から区別できなくなる問題が修正されました。(ZBX-23430)
* Ceph by Zabbix agent 2 テンプレートの ‘Pool Percent Used’ アイテムプロトタイプの値型が変更されました。(ZBX-23639)
* モジュールの有効化、無効化、更新についてのメッセージが他の場所のものと異なっていた問題が修正されました。(ZBX-21891)
* SSH agent アイテムで、認証方法を変更した際に、パスワードフィールドのラベルがキーパスフレーズのラベルに変更されない問題が修正されました。(ZBX-23521)
* “Network timeout for item test” の設定が動作していなかった問題が修正されました。(ZBX-23431)
* 継承されたマクロをホバーした場合の無効化ボタンのドロップダウンに足りなかった下辺ボーダーが追加されました。(ZBX-23285)
* 最初にロードされた時にデータベースからのデータの受信が二回行われていた問題が修正されました。(ZBX-23615)
* ヘッダテキストが垂直方向に向くようにテーブルが修正されました。(ZBX-19531)
* ノーティフィケーションで関数マクロが展開されるように修正が行われました。(ZBX-23235)
機能追加・改良
* Oracle by Zabbix agent 2 テンプレートおよび Oracle by ODBC テンプレートに、現在のテーブルスペース使用量の最大サイズに対するパーセンテージを取り出すための、新たな tablespace アイテムが実装されました。(ZBXNEXT-8705)
* Zabbix agent 2 の Oracle プラグインにバージョンメトリックが追加されました。(ZBXNEXT-8708)
* サポートされる TimescaleDB の最大バージョンが 2.12 に更新されました。(ZBXNEXT-8729)
* HPE iLO by HTTP テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-8522)
* Kubernetes cluster state by HTTP テンプレートに openshift-state-metrics が追加されました。(ZBXNEXT-7486)
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