このドキュメントは 2021 年 10月 28 日にリリースされた Zabbix 5.4.7 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* アイテムのテストフォームでアイテム値が切り落とされていた問題が修正されました。(ZBX-18975)
* エラーメッセージ中の日数が、表示期間を超えていた場合に正しくない値になっていた問題が修正されました。(ZBX-20124)
* svg グラフウィジェットが、特定の期間に対しデータを表示しない問題が修正されました。(ZBX-20123)
* Linux テンプレートのインターフェースディスカバリ向けの正規表現を持つマクロが修正されました。(ZBX-19958)
* count() 関数の gt、ge、lt、le 演算が修正されました。(ZBX-20065)
* グラデーションラインのグラフにおいて、グラフのサイズが小さいとゼロ除算が発生する不具合が修正されました。(ZBX-18611)
* 認証方法が kerberos の場合の Web シナリオのインポート/エクスポートのエラーが修正されました。(ZBX-20079)
* Windows 用の Zabbix エージェント 2 に vm.vmemory.size メトリックが追加されました。(ZBX-18988)
* “Windows by Zabbix agent active” テンプレートと “Linux by Zabbix agent active” テンプレート中でリンクされるテンプレートが ”Zabbix agent” テンプレートから “Zabbix agent active” テンプレートに変更されました。(ZBX-19569)
* MSSQL by ODBC テンプレートの README が修正されました。(ZBX-18554)
* HTTP エージェントの POST リクエストの XML データの冗長なエスケープが削除されました。(ZBX-19872)
* “IIS by Zabbix agent” テンプレートの README 中の設定手順が変更されました。(ZBX-19920)
* DB PostgreSQL テンプレートの pgsql.connections.sum.waiting アイテムの SQL リクエスト中の条件が変更され、アイドル状態の行が除外されるようになりました。(ZBX-19237)
* Oracle by Zabbix Agent 2 テンプレートの README ファイルが修正されました。(ZBX-20019)
* Linux テンプレートにおける ifOperStatus の値のマッピングが修正されました。(ZBX-19760)
* Zabbix エージェント 2 の web.certificate.get プラグインの 3 番目のパラメータが修正されました。(ZBXNEXT-6708)
* Zabbix エージェント2 から curl と ldap のリンクが削除されました。(ZBX-20008)
* “F5 Big-IP” テンプレートで、新しいメトリックが追加され、更新間隔が修正されました。(ZBX-20017)
機能追加・改良
* system.hostname に新しいパラメータが追加されました。(ZBXNEXT-6782)
* VMWare SD-WAN VeloCloud テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6837)
* Zabbix エージェント 2 の Docker プラグインの docker.container_stats キーに CPU パーセントフィールドが追加されました。(ZBXNEXT-6677)
* ‘vmware.hv.sensors.get’ という名前の VMware キーのサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6608)
* ‘vmware.hv.maintenance’という名前の VMware キーのサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6644)
詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/rn/rn5.4.7