Zabbix 5.0.21 のリリースノート

このドキュメントは 2022 年 2 月 28 日にリリースされた Zabbix 5.0.21 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

* FreeBSD 上でのコンパイルエラーが修正されました。(ZBX-20530)

* FreeBSD 上での –with-libevent オプションが修正されました。(ZBX-20570)

* RabbitMQ と Elasticsearch テンプレートのアイテム名がいくつか修正されました。(ZBX-20562)

* Redmine Webhook においてカスタムフィールドを設定したチケットを作成するための管理者権限の要件が修正され、チケットをクローズするためのオプションが追加されました。(ZBX-20443)

* pfSense テンプレートの uptime の OID が修正されました。(ZBX-20537)

* VMware HV センサ情報の冗長な問い合わせが修正されました。(ZBX-12852)

* 他の全てのチェックボックスが選択されている際に全選択用のチェックボックスが選択されない問題が修正されました。(ZBX-20005)

* トリガーの設定ウィサードの UI において、条件式が長い場合に表示用のエリアを超えて表示される不具合が修正されました。(ZBX-19178)

* VMware hypervisor テンプレートの vmware.hv.sensor.health.state アイテムが LLD に変更されました。(ZBX-20564)

* ネットワークの問題によりプロキシ上で configuration syncer が負荷が高いように見える問題が修正されました。(ZBX-20373)

* プロキシの複製後にプロキシのアドレスがなくなる問題が修正されました。保存の際のプロキシアドレスの切り落としが修正されました。(ZBX-19956)

* 永続バッファの保存先に SQLite を使用している Zabbix Agent 2 でデータベースのロックによるクラッシュが修正されました。(ZBX-20472)

* LLD の結果取得される JSON に重複したホストが含まれる場合に、ホストのプロトタイプのディスカバリが上書きされる不具合が修正されました。(ZBX-20502)

* Zabbix サーバと Zabbix プロキシ間にネットワークの問題がある場合に重複したメトリック値が挿入される問題が修正されました。(ZBX-20059)

* SSL_write() 関数または SSL_read() 関数が失敗した場合のエラー報告が改善されました。Windows で結果としてタイムアウトにつながる冗長なコードが削除されました。(ZBX-20228)

* Zabbix Agent 2 の SMART プラグインにおける誤ったデバイス型が修正されました。(ZBX-20339)

* Linux by Agent テンプレートにインターフェース速度メトリックが追加されました。(ZBX-16896)

* Zabbxi Agent 2 で system.cpu.num が実行時の CPU の変更を反映するよう修正されました。(ZBX-20030)

* MySQL テンプレートの “Calculated value of innodb_log_file_size” アイテムの式が修正されました。(ZBX-20396)

* Squid テンプレート、Morningstar テンプレートでホストグループが変更されました。(ZBX-20509)

* LDAP のシンプルチェックに SourceIP のサポートが追加されました。(ZBX-19789)

* 反射型 XSS 問題が修正されました。(ZBX-20680)

機能追加・改良

* Zabbix Agent 2 に net.dns と net.dns.record キーのネイティブサポートが追加され、Zabbix Agent 1 の SOA 応答形式が修正されました。

詳細は以下をご覧ください。

https://www.zabbix.com/rn/rn5.0.21