本記事ではZabbix 4.0のインストールおよび初期設定を行い、Webフロントエンドにログインできるようにするまでを解説していきます。
1. 構成
ZabbixサーバはZabbixサーバ本体、Webフロントエンド、データベース、およびデータ取得のための補助サービスから構成されます。
Zabbixでは各種設定や監視データはデータベースに保存されます。
また、ZabbixはSNMPTRAPを直接受信することができないため、snmptrapdが受信したデータをSNMPTTで整形してログファイルに出力し、Zabbixはそのログを監視するという方法をとっています。
本記事では以下の構成でインストールを行います。
- RHEL 7.5 / CentOS 7 (1804)
- Zabbix 4.0
- Apache httpd 2.4 (OS同梱のパッケージ)
- PostgreSQL 10.5
- ZabbixJavaGateway (JMX監視モジュール)
- SNMPTT (SNMPTRAP監視モジュール)