Zabbix 4.0

Zabbix 4.0のインストール

本記事ではZabbix 4.0のインストールおよび初期設定を行い、Webフロントエンドにログインできるようにするまでを解説していきます。

1. 構成

ZabbixサーバはZabbixサーバ本体、Webフロントエンド、データベース、およびデータ取得のための補助サービスから構成されます。

Zabbixでは各種設定や監視データはデータベースに保存されます。

また、ZabbixはSNMPTRAPを直接受信することができないため、snmptrapdが受信したデータをSNMPTTで整形してログファイルに出力し、Zabbixはそのログを監視するという方法をとっています。

本記事では以下の構成でインストールを行います。

  • RHEL 7.5 / CentOS 7 (1804)
  • Zabbix 4.0
  • Apache httpd 2.4 (OS同梱のパッケージ)
  • PostgreSQL 10.5
  • ZabbixJavaGateway (JMX監視モジュール)
  • SNMPTT (SNMPTRAP監視モジュール)

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Zabbix 4.0の新機能紹介

本記事では、近日リリース予定のZabbix 4.0について新機能や改善点などについて解説していきます。

現行のLTS(長期サポート)版である3.0を使用されている方が多数だと思われますので、今回から3回に分けてZabbix 3.2、3.4、4.0の主な変更点について解説します。

Zabbix 4.0の新機能

Zabbix 3.2~4.0では以下の点を重視して機能追加が進められています。

  • 複数の監視システムの情報を統合的に可視化するソリューション
  • 障害の根本原因の分析を行うための高度な機能
  • サービスを中心とした監視

可視化のための主要な機能であるダッシュボードやマップが大きく改良されています。また、「障害」ビューの新設により障害イベントの発生状況が時系列で分かりやすくなっています。

また、取得した監視データに対して外部スクリプトなどを使わずZabbixのみで加工を行える保存前処理機能や、障害イベントに対してタグ情報を付けてイベント同士を関連付けることのできるイベントタグ機能が追加されています。

その他、欲しい機能としてよく挙がっていた、障害の手動クローズ、ホストグループの階層化、復旧条件の指定といった運用に役立つ機能が追加されました。それ以外にも、内部的な設計変更による性能の改善や、様々な細かい改良が行われています。

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Zabbix 4.0の紹介 (Zabbix 4.0で追加された機能)

本記事では、 Zabbix の現行 LTS バージョンである 3.0 から次期 LTS バージョンの 4.0 までの間に追加された機能や変更点のうち、4.0での変更点について解説します。

Zabbix 4.0 の変更点は以下のページに記載されています。

5 What’s new in Zabbix 4.0.0

Zabbix 4.0 の主な変更点を以下に挙げます。

1. アイテムデータの即時取得

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Zabbix 4.0の紹介 (3.2で追加された機能)

本記事では、 Zabbix の現行 LTS バージョンである 3.0 から次期 LTS バージョンの 4.0 までの間に追加された機能や変更点のうち、3.2での変更点について解説します。

Zabbix 3.2 の変更点は以下のページに記載されています。

5 What’s new in Zabbix 3.2.0

Zabbix 3.2の主な変更点を以下に挙げます。

1. イベントタグ

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