このページでは PostgreSQL 18(2025/9/25リリース) に関する技術情報をお届けします。
本ドキュメントは PostgreSQL のリリースノートを元に弊社で解説を加えたものです。
バージョン18 の新機能については「PostgreSQL 18 検証報告」も参照してください。
PostgreSQL
COSCUP 2025 参加レポート
2025/8/9 ~ 10 にかけて、台湾の台北で開催されたCOSCUP 2025に参加しましたので報告いたします。

会場となった国立台湾科技大学
PostgreSQL 17.6 に関する技術情報
このリリースは 17.5 からの修正リリース(2025年 8月 14日リリース)です。
17.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
ただし、BRIN numeric_minmax_multi_opsインデックスを使用している場合には、インデックス再作成することを推奨します。下記の4番の項目を参照してください。
また、17.1 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、17.1のリリース情報も参照してください。
PostgreSQL 16.10 に関する技術情報
このリリースは 16.9 からの修正リリース(2025年 8月 14日リリース)です。
16.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
ただし、BRIN numeric_minmax_multi_opsインデックスを使用している場合には、インデックス再作成することを推奨します。下記の4番の項目を参照してください。
また、16.5 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、16.5のリリース情報も参照してください。
PostgreSQL 15.14 に関する技術情報
このリリースは 15.13 からの修正リリース(2025年 8月 14日リリース)です。
15.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
ただし、BRIN numeric_minmax_multi_opsインデックスを使用している場合には、インデックス再作成することを推奨します。下記の4番の項目を参照してください。
また、15.9 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、15.9のリリース情報も参照してください。
PostgreSQL 14.19 に関する技術情報
このリリースは 14.18 からの修正リリース(2025年 8月 14日リリース)です。
14.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
ただし、BRIN numeric_minmax_multi_opsインデックスを使用している場合には、インデックス再作成することを推奨します。下記の4番の項目を参照してください。
また、14.14 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、14.14のリリース情報も参照してください。
PostgreSQL 13.22 に関する技術情報
このリリースは 13.21 からの修正リリース(2025年 8月 14日リリース)です。
13.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
ただし、13.17 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、13.17のリリース情報も参照してください。
PostgreSQL 18検証報告
更新日: 2025年9月18日
2025年秋にリリース予定となっている PostgreSQL 18 の新機能や性能向上、非互換変更点の主要なものについて動作検証を行った結果を報告します。
本検証レポートは実施手順をコマンドレベルで記載しているため、PostgreSQL 18 の新機能を実際に動作させて確認したい方のガイドブックとしても活用できます。
PostgreSQLのプランナとの付き合い方
はじめに
※本記事は、PGConf India 2025での講演内容を書き下ろしたものです。
プランナは、与えられたSQLに対して最適な実行方法を自動的に選択してくれるデータベースの最も重要なコンポーネントの1つです。ユーザはSQLを通じて何をしたいのかを伝えるだけで、プランナはどういう計算をどのような順序で行うと最適かを考えてくれます。
例えば、次のようなSQLがあるとします:
PGConf.dev 2025 参加レポート
2025/5/13〜16 にかけて、カナダのモントリオールで開催された PGConf.dev 2025 に参加しましたので報告いたします。
はじめに
PGConf.dev の正式名称は PostgreSQL Development Conference で、PostgreSQL のユーザや開発者、コミュニティ関係者が集まる、PostgreSQL の開発とコミュニティの発展に焦点を当てたイベントです。 今回、株式会社SRA OSSはシルバースポンサーとして、このカンファレンスを支援しました。


