Pacemaker

Pacemaker Booth を用いたディザスタリカバリ

Booth は、Pacemaker で物理ネットワークが異なるサイト間のクラスタ管理を行うアドオン機能で、サイトにチケットを付与することで、リソースが稼働するサイトを制御します。Booth を使うことで災害対策として遠隔地サイトにまたがるクラスタを実現できます。

本記事では、Booth の概要、インストール・設定方法、基本的な使い方について紹介します。

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RedisをPacemakerで冗長化する

本稿では、Pacemaker/Corosyncを使用してRedisのクラスタを構成する方法をご紹介します。
RedisはSentinelでマスター・スレーブ構成の管理を行うことができますが、最低3個のSentinelが必要になります。また、仮想IPについては自前でスクリプトを作成するなどの工夫が必要になります。

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DRBD9 と Pacemaker の構成

本記事では、Linuxの分散ストレージシステムであるDRBDの最新版であるDRBD9とPacemakerを組み合わせた構成について、基本的な構成でのインストール手順およびDRBD8の場合との違いなどについて解説していきます。

1. DRBD9について

DRBDは複数台のLinuxサーバで、ネットワーク経由で共有ストレージを構築するためのシステムです。

DRBD9はDRBD8.xから以下のような機能が強化されています。

  • 自動プロモーション機能によりマウント時に自動でプライマリへの昇格・セカンダリへの降格が行えるようになった
  • drbdmanage コマンドによりノードやボリュームの追加・削除が簡単に行えるようになった
  • 1階層で最大31ノードまでの多ノード構成が可能(DRBD8まではスタック構成のみ可)

特に、自動プロモーション機能によりPacemakerでクラスタを組む場合に大幅に設定を簡略化できるようになりました。

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Pacemakerクラスタのアップデート方法

Pacemakerで構築したクラスタシステムの運用を続けていると、Pacemakerで冗長化しているソフトウェアや、Pacemaker自体を新しいバージョンにアップデートする必要が生じる場合があります。主な理由としては以下が挙げられます。

  • 脆弱性の修正
  • 重要な不具合の修正
  • サポート期間の終了

単体で動作しているソフトウェアの場合は、「サービス停止→パッケージ更新→サービス起動」のように比較的簡単な方法でアップデートが可能ですが、クラスタを組んでいる場合は、事前にいくつかの方法を検討した上で計画的に実施する必要があります。

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Pacemaker/Corosync の設定値について

Pacemaker/Corosync には多数の設定項目があります。その中の必須項目以外はデフォルト値が適用されますが、そのデフォルト値は動作環境や要件によっては、必ずしも適切でないことも多いです。本記事では主な設定項目のデフォルト値や、注意点などについて説明します。

Pacemakerの設定のデフォルト値について

Pacemakerの設定には主に以下の種類があります。

  • クラスタのプロパティ
  • リソースのパラメータ
  • 制約のパラメータ

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RHEL HA Add-on / Linux-HA Japan版Pacemakerの比較

Pacemaker/Corosyncはオープンソースソフトウェア(OSS)のメジャーなHAクラスタソフトウェアです。

今回の記事では、RHEL7でPacemaker/Corosyncを使ってHAクラスタを構築する際に利用できる2種類のパッケージについて解説します。Web上ではLinux-HA Japanに関する情報は比較的多く見つかりますが、RHEL HA Add-Onについてはあまり情報がないように思われますので、本記事が参考になれば幸いです。

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