PostgreSQL互換の分散SQLデータベースYugabyteDBの紹介

クラウドネイティブの登場でアプリケーションのアーキテクチャが変化しており、その変化に追随するためにスケーラビリティ、高可用性、アジリティを備えたデータベースが求められるようになっています。長い歴史を持つ RDBMS は ACID 特性という概念に基づいて設計されており、データの一貫性が保証されていますが、拡張困難という弱点があります。一方、NoSQL はデータの一貫性を犠牲にすることで、水平方向拡張性や高い処理性能を実現しています。

RDBMS と NoSQL にはそれぞれの得意不得意がありますが、分散 SQL データベースはこのような拡張性と一貫性のトレードオフをなくし、RDBMS と NoSQL の両方の特長を融合して設計されたデータベース技術です。

現在様々な分散 SQL データベース製品が開発されていますが、その中で PostgreSQL および Cassandra との互換性を持つ、代表的なものとして YugabyteDB という製品があります。本記事では、YugabyteDB の概要、特長、アーキテクチャについて紹介します。

続きを読む