このドキュメントは2019年1月28日にリリースされたZabbix 3.0.25のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- Zabbix WEB インターフェースにおいて、その他の改善に伴うユーザビリティおよびユーザエクスペリエンスの大幅な改善が行われました。
- 複数の値を同時刻に受信した場合の最新値の表示が修正されました。(ZBX-15220)
- ホストのステータスが変化した際、たとえばホストが無効になったときに、エージェントの利用可能・不可がリセットされるようになりました。(ZBX-15460)
- TLS アイデンティティが一致しない場合の警告が追加されました。(ZBX-11761)
- configuration.import API コールにおけるの未定義のインデックスが修正されました。(ZBX-15355)
- “auth” パラメータなしの API コールにおける未定義のインデックスが修正されました。(ZBX-15354)
- 既にアイテムに紐づけられているホストのインターフェースのタイプを、ユーザが変更できるエラーが修正されました。(ZBX-14331)
- 計算アイテムの式における単位サフィックスのサポートが修正されました。(ZBX-15313)
- 障害の継続期間がマイナスである場合の SLA および稼働レポートの計算が修正されました。(ZBX-14592)
- Web アイテムを含むホストスクリーンの未定義のオフセットエラーが修正されました。(ZBX-15156)
- エージェントの collector プロセスが、見つからないまたは取り外されたディスクデバイスへの接続を解放しない不具合が修正されました。(ZBX-14624)
- スクリーン上のグラフ名の表示が修正されました。(ZBX-14604)
- ドロップダウンリストの fuzzytime() 関数の説明が修正されました。(ZBX-15233)
- Windows 上で TLS サポートありでビルドする際に、zabbix_sender.dll が除外されるようになりました。(ZBX-12801)
- エージェントが logrt[] アイテムの処理中にログファイルを見つけられなかった場合の紛らわしい警告メッセージが改善されました。(ZBX-15260)
- 非推奨の net-snmp 属性が修正されました。(ZBX-15206)
- ディスカバリ実行の重複を避けるために、ディスカバリルールの nextcheck 時間の更新が修正されました。(ZBX-15238)
- 最新の Tomcat バージョンとの互換性のために Tomcat テンプレートが更新されました。新しい data.tmpl のインポート時の制約エラーが修正されました。(ZBX-8383)
- フロントエンドから strict-transport-security ヘッダーが削除されました。(ZBX-14606)
- ホストのプロトタイプのインベントリモードが無効の場合、不要なデータベースレコードが作成される問題が修正されました。また、ホストおよびホストのプロトタイプのインベントリモードの検証が修正されました。(ZBX-14977)
- 長すぎる IP アドレスをデータベースに書き込もうとすると、SQL エラーが発生する問題が修正されました。(ZBX-15146)
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.zabbix.com/rn/rn3.0.25
インストールおよびアップグレードについて
インストール
詳細はZabbixマニュアル(英語)を参照してください。
アップグレード
Zabbixバイナリを再コンパイルし、フロントエンドのPHPファイルを更新します。Zabbix 1.8.xからの移行の場合はデータベースパッチを実行します。詳細なアップグレード手順についてはZabbixマニュアル(英語)を参照してください。