
このドキュメントは 2025 年 6 月 30 日にリリースされた Zabbix 7.4.0 のリリースノートの日本語訳です。
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以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- ウィジェットの修正が適用されない場合がある不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26564)
- 特権管理者権限のないユーザがシステム情報にアクセスできない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26527)
- ディスカバリされたアイテムのプロトタイプのポップアップメニューにおいて、トリガーもしくは依存アイテムのプロトタイプの作成項目が無効化されるようになりました。[Frontend] (ZBX-26517)
- 親として LLD ルールのプロトタイプが設定されているトリガーのプロトタイプの一括更新に対するサポートが追加されました。[Frontend] (ZBX-26523)
- ディスカバリのプロトタイプフォームから不必要なボタンフォームが削除されました。[Frontend] (ZBX-26512)
- ログインしていない状態でプロトタイプの一覧ページにアクセスする際のエラー通知が修正されました。[Frontend] (ZBX-26530)
- アクセスできないテンプレートに設定されたホストダッシュボードが表示されない不具合が修正され、hostdashboard オブジェクト API が追加されました。また、編集不可のテンプレートダッシュボードをリクエストする際の権限チェックを、ホストのアクセス権限ではなくテンプレートダッシュボード自体の権限に基づいて行うように修正されました。[API] [Frontend] (ZBX-23167)
- Oracle テンプレートおよび Zabbix エージェント 2 の Oracle プラグイン両方において、クエリおよびアイテムで使用されているコンテナ名をコンテナ ID で置き換えるように修正されました。[Agent] [Templates] (ZBX-25944)
- discovery manager プロセスで Zabbix プロキシがクラッシュする不具合が修正されました。[Proxy] (ZBX-26469)
- バイナリデータ型のアイテムのプロトタイプに対しては「トリガーのプロトタイプの作成」のメニュー項目が無効化されるように修正されました。[Frontend] (ZBX-26131)
- vmware.eventlog アイテムによりヒストリキャッシュの過負荷が引き起こされる不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26116)
- マップ要素の障害、メンテナンスおよび無効のドロップダウンで設定したアイコンが正しく反映されない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26473)
- パラメータ設定のないスクリプトタイプのメディアタイプを利用して Zabbix DB の停止メッセージを通知しようとすると、Zabbix サーバがクラッシュする不具合が修正されました。[Server] (ZBX-26478)
- Zabbix エージェント 2 において、zbxcmd の実行が Windows のシステムコールを回避するように修正されました。[Agent] (ZBX-26344)
- ヒストリの保存期間外のタイムスタンプを持つ値を受信すると、保存期間内のすべての値が value cache に追加される不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26433)
- パケットの欠損による失敗を回避するために、非同期の snmp poller のリトライ回数が 5 回に変更されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25175)
- DBPort および DBSocket パラメータの検証処理が追加されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25968)
- Office 365 relay のメディアタイプにおけるドメインのフォーマットで、ダッシュをドットで置き換えるように修正されました。[Frontend] (ZBX-26092)
- 設定パラメータのデフォルト値の使用に関するメッセージのログレベルが変更されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26423)
- SNMP の get[] アイテムにおいて、改行が切り詰められる不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26387)
- 履歴データリクエスト時に TimescaleDB でクエリ実行が長期間におよぶ不具合が修正されました。[API] [Frontend] (ZBX-26372)
- 競合が発生した場合にテンプレートのインポート順がリンク順に優先されるように、ユーザマクロの解決順序が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26339)
- VMware Guest テンプレートの mouted fs discovery において、保存前処理のステップが削除されました。[Templates] (ZBX-18703)
- ウィジェットフィールドにおける複数選択の name 属性およびユーザに対してマップが利用不可である場合のマップのリファラの更新が修正されました。[Frontend] (ZBX-26398)
- マップナビゲーションウィジェットにおいて、ツリーが折りたたまれているとリフレッシュ時にルートマップに戻される不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25713)
- トラフィックの圧縮に関連する Zabbix エージェント 2 のメモリリークの不具合が修正されました。[Agent] (ZBX-26244)
- グローバルマクロ更新時の Zabbix プロキシの同期エラーが修正されました。[Proxy] (ZBX-26428)
- Zabbix エージェント 2 において、高 RTT 環境における接続のアクセプトレートが改善されました。[Agent] (ZBX-26114)
- proc.num、proc.cpu.util および proc.mem アイテムで存在しないユーザパラメータに指定された場合の挙動が Zabbix エージェントと Zabbix エージェント 2 で異なっていた不具合が修正されました。[Agent] (ZBX-25526)
- OTRS CE メディアタイプに ticket type パラメータが追加され、ドキュメントの更新および欠損していた Web サービスファイルが追加されました。[Templates] (ZBX-26369)
- Asterisk by HTTP テンプレートにおける正規表現が maxcalls オプションを有効にしても動作するように更新されました。[Templates] (ZBX-25684)
- Zabbix サーバとプロキシ間の値識別子の異常検出に対する警告ログのメッセージが改善されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26297)
- 各テンプレートの uptime に対するトリガーが更新されました。[Templates] (ZBX-25538)
- アイテム設定フォームにおける最新データへのリンクが更新されました。[Frontend] (ZBX-26113)
- API トークンの説明フィールドから等幅スペースのフォントスタイルが削除されました。[Frontend] (ZBX-26296)
- ページングのデータに parent discoveryid の引数が追加されました。[Frontend] (ZBX-26377)
- 開始日時が未来かつ現在の期間を超えている場合に、定期レポートが作成されないように修正されました。[Server] (ZBX-26256)
- LDAP ユーザが手動で追加したメディアタイプに対して「削除」リンクが有効になるように修正されました。[Frontend] (ZBX-26064)
- 不正なデータ型の SNMP を受信した際に、SNMP の保存前処理によってアイテムが利用不可となる不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26313)
- ラベルクリック時のフィールドへのフォーカスが修正されました。[Frontend] (ZBX-26263)
- SNMP 監視における NoSuchObject および NoSuchInstance のレスポンス処理が改善されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25984)
- トリガーのプロトタイプから生成されたイベントにおいてテンプレートから継承したタグが欠損する不具合が修正されました。[Server] (ZBX-26259)
- リモートスクリプトの実行タイムアウトが 60 秒の固定値ではなく TrapperTimeout の設定値となるように修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26319)
- アイテムで使用されているインタフェースの削除後に発生するデータベースの同期エラーが修正されました。[Proxy] (ZBX-26270)
- マクロ名の最後を数値とした場合にマクロ関数が適用されない不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25402)
- Zabbix server health および Zabbix proxy health テンプレートのダッシュボードが更新されました。[Templates] (ZBX-26050)
- libssh2 ライブラリの検出におけるバージョンのパースが修正されました。[Installation] (ZBX-26357)
- テンプレートのダッシュボードにおけるヘルプアイコンが存在しないページへリンクされていた不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26390)
- 「深刻度ごとの障害数」ウィジェットで既存の障害が一部表示されない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25691)
- Systemd by Zabbix agent 2 テンプレートにおける LLD のフィルタが更新されました。[Templates] (ZBX-25931)
- Nutarix 系のテンプレートにおけるスクリプトアイテムの誤植が修正されました。[Templates] (ZBX-26292)
- {HOST.CONN}、{HOST.DNS}、{HOST.IP} および {HOST.PORT} マクロが HTTP エージェントアイテムで誤って解決される不具合が修正されました。[Server] (ZBX-24341)
- 「アイテムの値」ウィジェットで「値」にチェックを入れずに「変化表示」にチェックを入れるとエラーが発生する不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-23996)
- vault のパスが存在しない場合の不要なログ出力が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26178)
- 一括更新フォームのポップアップを閉じた後にトリガー設定フォームを開こうとすると、実施した変更が失われる旨のブラウザの警告が表示される不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26120)
- インタフェースの可用性ステータスの算出処理に無関係なアイテムが影響する不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26198)
- Azure SQL Managed Instance by HTTP テンプレートにおけるトリガー条件式が修正されました。[Templates] (ZBX-26335)
- エージェントの自動登録によってホストのタグが削除される際に、監査ログの処理によって Zabbix サーバがクラッシュする不具合が修正されました。[Server] (ZBX-26235)
- 複数のユーザマクロを解決する際に途中に未定義のマクロが含まれると、その後のすべてのマクロが解決されなくなる不具合が修正されました。[Server] (ZBX-26298)
- 無効化されたメディアタイプが赤文字で表示されない不具合が修正されました。[Server] (ZBX-26277)
- vmware.vm.vfs.fs.size アイテムで誤った値が返される不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-18703)
- コンテキストメニューからトリガー設定フォームを開く際の権限の不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26293)
- Windows においてリンクローカルアドレスからの接続が拒否される不具合が修正されました。[Agent] [Server] (ZBX-24850)
- Zabbix エージェント 2 の設定ファイルの Server パラメータに対するバリデーションが追加されました。[Agent] (ZBX-25210)
- 新しい保存前処理のステップ作成時に、「失敗時のカスタマイズ」が有効になって保存される不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26275)
- Zabbix エージェント 2 においてパッシブチェックが無効になっている場合に、”/status” エンドポイントのレポートに ListenPort が含まれない不具合が修正されました。[Agent] (ZBX-25521)
- カスタムインスタンスに対する vmware.datastore.perfcounter および vmware.cl.perfcounter アイテムが修正されました。[Server] (ZBX-23085)
- LLD マクロを用いたテンプレートのリンクの際の未定義の挙動が修正されました。[Server] (ZBX-26056)
- Zabbix 2.0 から設定をインポートする際に PHP の致命的なエラーが発生する不具合が修正されました。[API] (ZBX-24383)
- Zabbix エージェント 2 において、vfs.file.regmatch アイテムが最初にマッチした後に検索を停止するように修正されました。[Agent] (ZBX-24969)
- Check Point Next Generation Firewall by SNMP テンプレートのトリガー条件式が修正されました。[Templates] (ZBX-24388)
- MySQL のクエリの最適化のために Oracle に対する escalator のクエリ修正が切り戻され、元のクエリから冗長な “distinct” が削除されました。[Server] (ZBX-25495)
- LLD で作成されたホストに SNMP インタフェースの最大繰り返し回数の設定が継承されない不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26197)
- AWS by HTTP テンプレートの README.md にある認証設定の説明が修正されました。[Templates] (ZBX-26074)
- トリガーおよびトリガーのプロトタイプの設定フォームにおいて、「正常イベントの生成」を「なし」に設定しても「クローズに利用するタグ名」が表示されたままになる不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25603)
- アイテムおよびトリガーの設定フォーム URL における無効なパラメータに対するエラー処理が修正されました。[Frontend] (ZBX-25928)
- Ctrl + 方向キーのショートカットが保存前処理の設定フォームで動作しない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25683)
- 外部のログローテーションを利用している際に古いファイルデスクリプタを掴んだままになる不具合が修正されました。[Agent] [Proxy] [Server] (ZBX-26080)
- グラフウィジェットで Y 軸を右側に表示する設定とすると、最も小さい目盛りを表す数値が表示されない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25849)
- ネットワークディスカバリに Net-SNMP ライブラリを使用している場合、並列実行されないようになりました。[Proxy] [Server] (ZBX-25146)
- net.dns.get の引数に何も設定していない場合のデフォルトフラグが追加されました。[Agent] (ZBX-26121)
- 値のマッピングが設定されている場合、アイテムの単位が解決されない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-22654)
- MikroTik 系のテンプレートの Temperature sensor discovery が最適化されました。[Templates] (ZBX-25975)
- MSSQL by ODBC テンプレートの Get last backup のクエリが更新されました。[Templates] (ZBX-26026)
- MySQL 系テンプレートに対する Buffer pool efficiency の計算式が修正されました。[Templates] (ZBX-26208)
- 地理マップウィジェットのホスト情報ポップアップの表示位置が修正されました。[Frontend] (ZBX-26093)
- 中国語、韓国語および日本語に対して縦書きテキストが逆さまに表示される不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26061)
- Zabbix Web サービスの chromdp および cdproto の依存関係が更新されました。[Server] (ZBX-25306)
- QR コードにテーマが適用されないようになりました。[Frontend] (ZBX-25749)
- SMART by Zabbix agent 2 テンプレートのドキュメントが更新されました。[Templates] (ZBX-23750)
- Oracle by ODBC および Oracle by Zabbix agent 2 テンプレート、Zabbix エージェント 2 の Oracle DB プラグインのドキュメントが更新されました。[Documentation] (ZBX-25612)
- MySQL プラグインに MariaDB に対するレプリケーション権限の要件に対する注意書きが追加されました。[Templates] (ZBX-25439)
- デフォルトの容量が最大容量を超えた場合に誤った警告が表示されないように getPluginCapacity が修正されました。[Agent] (ZBX-21876)
- 保存前処理において「サポートしていない値のチェック」の実行時にクラッシュする不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26211)
- アクティブチェックのリフレッシュ間隔が 60 秒未満であった場合、リフレッシュに失敗する不具合が修正されました。[Agent] (ZBX-26055)
- Windows において正規表現の実行中に Zabbix エージェントがクラッシュする不具合が修正されました。[Agent] (ZBX-22900)
- ホストの暗号化設定が誤っていた場合、エージェントのリダイレクトが動作しない不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26042)
- 読み取り専用モードの PostgreSQL に対する 10 秒の再接続タイムアウトが追加されました。[Server] (ZBX-26038)
- データベースのトランザクションのコミットが失敗した際に一部の UI 上での操作が成功したと報告されない問題、および *.get API メソッドの呼び出し時にデータベース接続の中断を識別できない不具合が修正されました。[API] [Frontend] (ZBX-26009)
- ディスカバリにより生成されたトリガーにおいてタグの継承が行われない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25717)
- エージェントの自動登録時に PSK の大文字小文字を区別しないようになりました。[Proxy] [Server] (ZBX-26006)
- 一部の言語設定において、保存前処理の「失敗時のカスタマイズ」のレイアウトが崩れていた問題が修正されました。[Frontend] (ZBX-24714)
- Kubernetes nodes by HTTP テンプレートにおいて、Pod discovery ルールから生成されるアイテム名に名前空間が追加されるようになりました。[Templates] (ZBX-25940)
- Zabbix エージェント 2 の設定ファイルの Server パラメータの説明が更新されました。[Agent] (ZBX-25436)
- 複数選択およびパターン選択フィールドにおいて特殊なパターンを入力すると、削除できなくなる不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25946)
- Ubiquiti AirOS by SNMP テンプレートの CPU 使用率のアイテムが CPU ロードに変更されました。[Templates] (ZBX-25855)
- ポップアップ通知のサウンド再生時間が設定どおりに動作していなかった不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25837)
- 上位ホストウィジェットにおけるワイルドカードでのパターン指定が修正されました。[Frontend] (ZBX-25886)
- トレンドデータの並列同期の実装および範囲クエリの回避により Zabbix サーバの性能が向上し、シャットダウンにかかる時間が短縮されるようになりました。[Server] (ZBX-22617)
- クォーテーションで囲むことができない場合、アイテムキーのパラメータおよびマクロコンテキスト内のマクロをダブルクォーテーションで囲まずに解決するよう、マクロ置換プロセスが更新されました。[Server] (ZBX-25706)
- 空文字列を UTF-8 に変換する際のエラーが修正されました。[Agent] (ZBX-25798)
- Zabbix サーバ経由の LLD およびアクションの実行内容の処理中にマップ要素が削除される不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25365)
- SSH2 ライブラリのバージョンチェックおよび最小バージョンが 1.8.0 に変更されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25861)
- 同一プロキシグループ内の特定のプロキシへのエージェントの自動登録が修正されました。[Server] (ZBX-25907)
- 06050165 のデータベースアップグレードパッチにおいて、バックスラッシュのエスケープ処理の結果が上限の長さを超えた場合、エスケープせずに保存するようになりました。[Proxy] [Server] (ZBX-25860)
- Windows 上で vcpkg でインストールされた PCRE2 を用いた Zabbix エージェントのビルドに失敗する不具合が修正されました。[Installation] (ZBX-26108)
- グラフのサブフィルタで複数のタグの値を選択できない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25678)
- UPDATE ではなく UPSERT を利用することにより、TimescaleDB でのトレンドの更新性能が向上しました。[Server] (ZBX-25651)
- “:regex” を用いたコンテキストマクロの展開における不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25419)
- 複数の一覧ページでの表の列幅が修正されました。[Frontend] (ZBX-25607)
- Cisco Meraki dashboard by HTTP テンプレートにデバイス検索のループエラー例外処理が追加されました。[Templates] (ZBX-26029)
- ホストの自動登録中に autoreg_host テーブルがオーバフローする不具合が修正されました。[Server] (ZBX-26066)
- プロキシの HA によりプロキシが切り替えられた際にホストのインタフェースが不明状態になる不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25731)
- VMware Guest テンプレートの Network device discovery および Mounted filesystem discovery ディスカバリルールが修正され、VMware 関連のテンプレートに対する datastore 関連のアイテムのプロトタイプが更新されました。[Templates] (ZBX-26016)
- agent poller および snmp poller に c-ares のサポートが追加されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26014)
- ホストのホストグループへの追加が監査ログに記録されるよう修正されました。[API] (ZBX-25670)
- イベント詳細ページでイベント相関関係フォームのポップアップが開かない不具合が修正されました。[Feontend] (ZBX-25911)
- HashiCorp Consul Cluster by HTTP テンプレートのマクロが修正されました。[Templates] (ZBX-26070)
- ユーザの種類によっては一部のデフォルトで同梱されるテンプレートにアクセスできない不具合が修正されました。[Installation] (ZBX-25868)
- 上位ホストウィジェットを単一列で設定した場合のスパークラインの列幅の不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25744)
- ヘッダの文字列を大文字小文字を区別せずに受け入れるようになりました。[Frontend] (ZBX-22952)
- 単一のアイテムで同じタイムスタンプに複数の値がある場合に、グラフウィジェットにおいて近似値の設定で「すべて」を選択した際の不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25582)
- コンテキストメニューに関連する不具合修正および改善が行われました。[Frontend] (ZBX-23687)
- Azure Cost Management by HTTP テンプレートにおいて月次コストアイテムの保存前処理の修正、生データに対するトリガーの追加およびダッシュボードに更新が行われました。[Templates] (ZBX-26122)
機能追加・改良
- Web インタフェースから Zabbix サーバへの TLS 接続のサポートが追加されました。[Frontend] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-8698)
- SVG グラフウィジェットからプレビュー機能が削除されました。[Frontend] (ZBXNEXT-9990)
- ホストウィザードが実装されました。[API] [Frontend] [Installation] [Templates] (ZBXNEXT-9827)
- ローレベルディスカバリのネスト化が実装されました。[API] [Frontend] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-1527)
- Zabbix server health テンプレートに Preprocessor throughput のアイテムが追加されました。[Templates] (ZBXNEXT-9942)
- ホスト、アイテム、テンプレートおよびトリガー設定フォームに対してインラインフォームが実装されました。[API] [Frontend] (ZBXNEXT-7410)
- Telegram メディアタイプに supergroup topics のサポートが追加され、ドキュメントが更新されました。[Templates] (ZBXNEXT-9989)
- Website certificate by Zabbix agent 2 テンプレートに複数 Web サイトのサポートが追加されました。[Templates] (ZBXNEXT-9784)
- email メディアタイプに OAuth サポートが追加されました。[API] [Frontend] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9805)
- グラフおよび円グラフウィジェットに新しい色選択ツールが実装され、パレット機能が追加されました。[Frontend] (ZBXNEXT-8919)
- Azure Backup Jobs by HTTP テンプレートが追加されました。[Templates] (ZBXNEXT-9909)
- ダイナミックウィジェットエディタが実装されました。[Frontend] (ZBXNEXT-9319)
- TimescaleDB の最大サポートバージョンが 2.19 になりました。[Server] (ZBXNEXT-9905)
- シークレットタイプのユーザマクロが別のマクロの解決などによって間接的に利用される場合にも、マスクされたまま解決されるようになりました。[Server] (ZBXNEXT-9927)
- vmware.datastore.discovery アイテムに対して仮想マシンおよびハイパーバイザの UUID によるフィルタが追加されました。[Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9813)
- PostgreSQL テンプレートがバージョン 17 以上に対応するようになりました。[Templates] (ZBXNEXT-9937)
- アイテムカードウィジェットが実装されました。[Frontend] [Installation] (ZBXNEXT-9087)
- デフォルトのユーザセッションの保存期間が 365 日から 31 日に変更されました。[Frontend] [Installation] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9910)
- ディスカバリされたホストにおいてホストのプロトタイプがサポートされるようになりました。[API] [Frontend] [Server] (ZBXNEXT-7527)
- マップ要素に積み重ね順序の制御が実装されました。[API] [Frontend] [Installation] (BXNEXT-875)
- HistoryCacheSize、HistoryIndexCacheSize および TrendCacheSize に設定可能な最大キャッシュサイズが拡張されました。[Proxy] [Server] (ZBXNEXT-5968)
- zabbix[preprocessing] インターナルアイテムが追加されました。[Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9877)
- Juniper MX by NETCONF テンプレートが追加されました。[Templates] (ZBXNEXT-9646)
- ValueCache をどのアイテムが枯渇させているかを見つけるための助けになるログメッセージが追加されました。[Server] (ZBXNEXT-9718)
- グラフおよびグラフのプロトタイプが MVC モデルに移動され、設定フォームがモーダルウィンドウに変更されました。[Frontend] (ZBXNEXT-9850)
- REST API v1 および v2 に対する Pure Storage FlashArray by HTTP テンプレートが追加されました。[Templates] (ZBXNEXT-9782)
- 自身と他のユーザメディアを作成および編集へのアクセスを制御するための新しいユーザロールアクションが追加されました。[API] [Frontend] (ZBXNEXT-2122)
- マウスホバーによるマップ要素とリンクラベルの表示、マップ背景画像の縦横比を固定してのサイズ変換およびマップリンクのアイテムの閾値とハイライトを設定する機能が追加されました。[API] [Frontend] [Installation] (ZBXNEXT-8784)
- Azure MSSQL DTU database by HTTP テンプレートが追加されました [Templates] (ZBXNEXT-9271)
- アイテムのテストフォームに値をクリップボードにコピーするためのボタンが追加されました。[Frontend] (ZBXNEXT-9029)
- Zabbix エージェント 2 の SMART プラグインに対して、ata_smart_attributes から抽出された normalized_value タグが追加されました。[Agent] (ZBXNEXT-8388)
- 既存の Zabbix server/proxy health テンプレートが更新され、Zabbix server/proxy health by Zabbix agent passive/active テンプレートが追加されました。[Templates] (ZBXNEXT-9703)
- history syncer プロセスのタイトルにより詳細な統計情報が表示されるようになりました。[Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9762)
- 古い libpcre のサポートが削除されました。[Agent] [Installation] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9338)
- Webhook がリファクタリングされました。[Templates] (ZBXNEXT-9809)
- config テーブルがキーバリューフォーマットに変更されました。[API] [Frontend] [Installatin] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-7048)
- メディアとポップアップ通知のセクションが「プロファイル」から新しい「通知レポート」ページに移動されました。[Frontend] (ZBXNEXT-9644)
- icmppingretry アイテムキーが追加されました。[Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9497)
- PHP 8.4 に対するサポートが追加されました。[API] [Frontend] (ZBXNEXT-9624)
- タイムスタンプの追跡に関する新しい組み込みマクロおよび関数が追加されました。[Frontend] [Server] (ZBXNEXT-9603)
- ヒストリキャッシュをクリアするランタイムコマンドが追加されました。また、無効化されたアイテムを即座にヒストリキャッシュから削除し、最も多い値を持つアイテムがログ出力されるようにヒストリキャッシュのメッセージが改善されました。[Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9719)
- 「ホストグループ」および「マップ」タイプのマップ要素に対して、ネストされたホストグループ全体の障害数を表示する機能が実装されました。[Frontend] (ZBXNEXT-9626)
- Zabbix プロキシ上で vault マクロを解決する機能が実装されました。[API] [Frontend] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-9564)
- キューに格納された重複する LLD ルールの値を埋め込みおよび LLD マクロに基づいて破棄する機能が追加されました。[Server] (ZBXNEXT-9582)
- アイテムのヒストリウィジェットにおいて、「最新のデータ」パラメータを「下」に設定した際に自動的に最下部にスクロールして表示されるようになりました。[Frontend] (ZBXNEXT-9614)
- Zabbix エージェント 2 の MySQL および Oracle プラグインに CustomQueriesPath が追加されました。[Agent] (ZBXNEXT-9508)
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