
このドキュメントは 2025 年 8 月 19 日にリリースされた Zabbix 7.2.12 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- Zabbix エージェント上でアクション処理もしくは手動アクションによりスクリプト実行する際のタイムアウトが、パッシブインターフェースが存在する場合それを利用して回避するように修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26510)
- 特権管理者以外のユーザにホストグループおよびテンプレートグループの作成フォームを表示しないように修正されました。[Frontend] (ZBX-26649)
- Zabbix エージェント 2 上でアクション処理もしくは手動アクションで実行されるアクティブモードでのスクリプト実行の出力がない場合にタイムアウトする不具合が修正され、60 秒以内にアクティブエージェントがスクリプトを取得することによりタイムアウトが修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-24799)
- system.localtime アイテムでデータを処置する際にクラッシュする不具合が修正されました。[Server] (ZBX-26775)
- イベント削除時にヒストリの同期を妨げ、デッドロックを引き起こす housekeeper の挙動が修正されました。[Server] (ZBX-16925)
- Zabbix エージェント 2 の RefreshActiveChecks の設定が正常に適用されない不具合が修正されました。[Agent] (ZBX-26745)
- テストダイアログでユーザマクロが動作しない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26606)
- Zabbix sender で不正なレスポンスを読み込もうとした際に発生するメモリエラーが修正されました。[Agent] (ZBX-26697)
- autoreg_host テーブルにおけるデッドロックが修正されました。[Server] (ZBX-26661)
機能追加・改良
- MariaDB の最大サポートバージョンが 11.8 に更新されました。[API] [Proxy] [Server] (ZBXNEXT-10056)
- TimescaleDB の最大サポートバージョンが 2.21 に更新されました。[Server] (ZBXNEXT-10122)
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