
このドキュメントは 2025 年 7 月 22 日にリリースされた Zabbix 7.2.11 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- IPv6 のフォーマットの誤りによる Zabbix エージェント 2 およびプロキシのリダイレクトの不具合が修正されました。[Agent] [Proxy] [Server] (ZBX-26082)
- 依存関係を設定したトリガーが編集できなくなる不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25958)
- 長いもしくは破損した ODBC エラーメッセージの不適切な処理が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26528)
- データベース停止時のスクリプトメディアタイプにパラメータのサポートが追加されました。[Server] (ZBX-26495)
- Zabbix サーバの HA ノードがスタンバイから切り替わった後に ID のキャッシュを開放するように修正されました。[Server] (ZBX-26370)
- Elasticsearch への接続を再利用するように修正されました。[Server] (ZBX-25859)
- PostgreSQL のレプリカにおける、read-only 状態の検知方法が修正されました。[Server] (ZBX-26591)
- エージェントの自動登録において、ホストインタフェースが重複する不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25545)
- 複数のアイテムの履歴データを同時に表示させた場合に、値のマッピング前の生データが表示されなくなる不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-21955)
- SNMP のキャッシュクリーンアップのロジックが改善されました。[Proxy] [Server] (ZBX-26294)
- vfs.dir.get が time フィールドが 0 になっているエントリを無視せず、null として設定されるように修正されました。[Agent] (ZBX-26477)
- アイテムのコピー先リストから余分なサジェストが削除されるように修正されました。[Frontend] (ZBX-25956)
- Duo ユニバーサルプロンプトタイプの MFA の更新時にクライアントシークレット欄のバリデーションが行われない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25952)
- アイテムのプロトタイプの監視間隔として LLD マクロが使用できない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26273)
- GetCostAndUsage API リクエストのシンタックス変更に伴って、AWS Cost Explorer by HTTP テンプレートの JavaScript が修正されました。[Templates] (ZBX-26604)
- アイテムの保存前処理におけるパラメータのトリミング処理が修正されました。[Frontend] (ZBX-26481)
- 上位アイテムおよび上位トリガーウィジェットにおいて、データがない場合にその旨を表すメッセージが正しく表示されるように修正されました。[Frontend] (ZBX-26249)
- マップ要素を右クリックした後に別の要素を右クリックすると、ひとつ前の要素の設定フォームが表示される不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-26300)
- Zabbix プロキシにおける Vault のシークレットの解決処理が修正されました。[Proxy] (ZBX-25499)
- ゲージウィジェットの説明がリフレッシュ時に更新されない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25913)
- 値のマッピング名にクォーテーションが含まれる場合に、更新に失敗する不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-24047)
- ディスカバリで生成されたアイテムの許可されたホスト欄に readonly 属性が設定されるようになりました。[Frontend] (ZBX-26454)
- ユーザマクロの変更が Zabbix プロキシと同期されない可能性がある競合状態が修正されました。[Server] (ZBX-25413)
機能追加・改良
- TimescaleDB の最大サポートバージョンが 2.20 に更新されました。[Server] (ZBXNEXT-10018)
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