
このドキュメントは 2025 年 1 月 6 日にリリースされた Zabbix 7.0.8 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- エージェントの自動登録によるアクションの実行中に Zabbix サーバがクラッシュする不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25797)
- 一部のインターナルアイテムのテスト中に Zabbix サーバがクラッシュする不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25776)
- LLD によりトリガーが重複して生成される可能性がある不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25373)
- SNMP walk で取得した値に NULL が含まれる場合、保存前処理中にクラッシュする不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25719)
- 依存アイテム数が上限の 30,000 に達した際の LLD のロールバックに関する不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25754)
- 非同期の snmp poller において OID の不一致が発生した場合に値の取得に失敗する不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25677)
- マップおよびディスカバリルールに対する名前によるフィルタリングの不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-24652)
- 数値 (整数) データ型で単位が unixtime のアイテムの値に対する日時の計算が 2038 年問題に対応するように修正されました。[Frontend] [Server] (ZBX-24916)
- バージョン 2.1.6 以下の libevent でコンパイルに失敗する不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25671)
- 各エンティティ一覧画面における有効 / 無効切り替え時のロード中を表すアニメーション表示が消えるのが早すぎる不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25374)
- アイテムのヒストリウィジェット、上位ホストウィジェットおよび最新データページの最新の値で表示されるヒントボックスにおいて、タブが正常に出力されない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25467)
- LLD トリガをオーバライドする際にクラッシュする不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25765)
- コネクタが不必要なエラーログを出力する不具合が修正されました。[Server] (ZBX-25363)
- 同じアイテムにおいて JavaScript の保存前処理で複数の値が並列実行処理されるように改善されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25642)
- ヒントボックスの表示位置が修正されました。[Frontend] (ZBX-25259)
- 地理マップウィジェットにおける不必要なパディングが削除されました。[Frontend] (ZBX-25206)
- ディスカバリによって作成されたトリガーの依存関係タブで設定されている依存トリガーに「削除」のアクションが表示されないようになりました。[Frontend] (ZBX-25489)
- グラフのプロトタイプによって生成されたホストダッシュボード上のグラフウィジェットのリンクが、新しいタブで開けない不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-24963)
- $ を含む JSONPath が正常にパースされない不具合が修正されました。[Server] (ZBX-23103)
- プロキシグループでエージェントの自動登録の処理が繰り返される不具合が修正されました。[Proxy] [Server] (ZBX-25089)
- 時刻ウィジェットにおいて「データがありません」の文字が重なって表示される不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-24608)
- SSH エージェントアイテム設定フォームにおいて、認証方式を公開鍵に設定したにもかかわらずパスワード認証方式のパスワード設定欄が誤って表示される不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25410)
- 別ホストのアイテムを参照するグラフ設定をもつホストの複製に失敗する不具合が修正されました。[Frontend] (ZBX-25222)
- トリガーの条件式ビルダーに対する権限チェックが修正されました。[Frontend] (ZBX-24616)
- Authorization HTTP ヘッダを用いて認証トークンを受け渡す際に API にクロスオリジンのリクエストができない不具合が修正されました。また、API エンドポイントにクロスオリジンの HTTP OPTIONS リクエストができない不具合が修正されました。[API] (ZBX-25732)
機能追加・改良
- Juniper MX by SNMP テンプレートが追加されました。[Templates] (ZBXNEXT-9572)
詳細は以下をご覧ください。