このドキュメントは 2022 年 7 月 25 日にリリースされた Zabbix 6.0.7 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* graph.get メソッドと graphprototype.get メソッドのパフォーマンスが向上しました。(ZBX-7706)
* サービスを削除するときのエラーが修正されました。(ZBX-20429)
* SLA レポートにおいて、日付でフィルタリングしたときに、対象期間外のデータが表示される問題が修正されました(ZBX-21290)
* ダッシュボードのグラフウィジェットの編集画面で、カスタム期間アイコンが表示されない問題が修正されました。(ZBX-21269)
* データのないアイテムを含むグラフでの時間文字列の解析の問題が修正されました。(ZBX-21110)
* 長い名前が使用されている場合の障害ページと障害ウィジェットのテーブルのレイアウトの問題が修正されました。(ZBX-19731)
* vfs.dir.get および vfs.file.get でのシンボリックリンクの展開の不具合が修正されました。(ZBX-20523)
* 着信接続の受け入れに失敗した場合のエラーメッセージが改善されました。(ZBX-20448)
* mipsle および mipsle64 Linux での Zabbix agent 2 のビルドの問題が修正されました。(ZBX-20860)
* LLD でアイテムを検出するときのサーバとフロントエンド間のデッドロックが修正されました。(ZBX-21218)
* configuration syncer がトリガーの依存関係を読み取るときのパフォーマンスが向上しました。(ZBX-20936)
* サービスアクションがスクリプトを実行しない不具合が修正されました。(ZBX-21021)
* Zabbix agent 2 で TLS 接続を閉じるときにリソースを解放しない問題が修正されました。(ZBX-20586)
* utf8 の代わりに utf8mb3 文字を設定することにより、MariaDB 接続の文字コードを設定する際の問題が修正されました。(ZBX-21301)
* forecast、timeleft 関数および polynomial 近似関数での最小データ数に対するチェックが追加されました。(ZBX-17450)
* 無効なクエリを報告するように wmi.getall[] と wmi.get[] が修正されました。(ZBX-19001)
* ホスト編集フォームのインターフェイスタイプのラベルの表示の問題が修正されました。(ZBX-20908)
* ホストを複製するときに警告メッセージがエラーメッセージの上に重なって表示される不具合が修正されました。(ZBX-21157)
* テスト実行モードでの Zabbix agent 2 タイムアウトチェックの問題が修正されました。(ZBX-20667)
* 長いラベルの z-select オプションが修正されました。(ZBX-20467)
* HA の起動中にパーミッションエラーが発生した場合のログが改善されました。(ZBX-21159)
* 単一アイテムクエリで foreach 関数を使用しようとしたときのエラーメッセージが改善されました。(ZBX-20962)
* スタンドアローンモードで HA クラスターノードディスカバリが空の配列を返すように変更されました。(ZBX-20880)
* Windows で Zabbix agent 2 の log* アイテムがラージファイルに対応するように修正されました。(ZBX-20203)
* 「監視データ」->「障害」ページで空の複数選択フィールドを使用した場合に誤った結果が表示される不具合が修正されました。(ZBX-21125)
* グラフ (クラシック) の X 軸に年が表示されない問題が修正されました。(ZBX-18957)
* high-contrast テーマでのトリガーのポップオーバー表示のレイアウトの不具合が修正されました。(ZBX-20978)
* ポップアップでホストを保存した後、アイテム設定で予期しないタブが開かれる問題が修正されました。(ZBX-20682)
* 壊れたウィジェット設定画面に表示される未定義エラーが修正されました。(ZBX-20196)
* 上位ホストウィジェットの設定フォームで「列」フィールドにテーブルヘッダーが表示されない問題が修正されました。(ZBX-20854)
* Kubernetes by HTTP テンプレートでホストグループ名が修正され、IPv6 のサポートが追加されました。(ZBX-21172)
* アイテムの値ウィジェット中の変化表示の位置取りが修正されました。(ZBX-20965)
* 「ユーザー設定」->「API トークン」に API トークンの有効期限フィールドが常に表示される不具合が修正されました。(ZBX-21259)
* 「監視データ」->「ホスト」ページのグラフの自動リフレッシュが修正されました。(ZBX-20629)
* Cloudflare by HTTP テンプレート のスクリプトアイテムが修正されました。(ZBX-19955)
* マップナビゲーションツリーで選択要素が選択されている場合の名前のオートコンプリートが修正されました。(ZBX-18534)
* グラフウィジェットで全画面でグラフを開けない不具合が修正されました。(ZBX-20584)
* アウトオブメモリエラーメッセージの可読性が向上しました。(ZBX-20888)
*「ServerActive」設定オプションの説明が改善されました。(ZBX-21020)
* イベントログの固有のデータを破棄しないように保存前処理が修正されました。(ZBX-20855)
* ダッシュボードを含むテンプレートの「存在しない場合に削除」インポートオプションの不具合が修正されました。(ZBX-20496)
* 保存前処理でドラッグ可能なブロック位置の不具合が修正しました。(ZBX-20591)
* 正規表現のマッチング処理で UTF-8 の有効性をチェックしないように修正されました。(ZBX-21086)
* サブフィルターのオプションが重なって表示される不具合が修正されました。(ZBX-20781)
* NetApp FAS3220 SNMP テンプレートのディスクスペーストリガーの評価期間マクロが修正されました。(ZBX-20473)
* PostgreSQL by Zabbix agent 2 テンプレートでアイテムの保存前処理が修正されました。(ZBX-19205)
* Apache ライセンスの TimescaleDB2.x を使用した場合の圧縮機能のエラー処理が修正されました。(ZBX-20743)
* backurl パラメーターのクロスサイトスクリプティングの脆弱性が修正されました。(ZBX-21350)
機能追加・改良
* サポートされる MariaDB の最大バージョンが 10.8 に更新されました。(ZBXNEXT-7814)
* HPE Synergy by HTTP テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7633)
* HashiCorp Consul by HTTP テンプレートに名前空間が追加されました。(ZBXNEXT-7802)
* PostgreSQL by Zabbix agent 2 テンプレートにチェックサムの失敗を検出するトリガーが追加されました。(ZBXNEXT-6300)
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