Zabbix 6.0.34 のリリースノート

このドキュメントは 2024 年 9 月 26 日にリリースされた Zabbix 6.0.34 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

* PHP 7.4 での障害一覧でのタイムセレクタの表示の問題が修正されました。[Frontend](ZBX-21663)

* 高コントラストのテーマでの手動でクローズされた障害のアクションアイコンの見え方が修正されました。[Frontend](ZBX-24030)

* 依存アイテムの “Check for not supported value” 保存前処理ステップが修正されました。[Proxy](ZBX-21843)

* サービスが設定されていない場合にサービスマネージャの障害キャッシュを非活性化する機能が追加されました。[Server](ZBX-25154)

* アクションログページのスクリプトの実行ステータスが修正されました。[Frontend](ZBX-24997)

* ヌルポインタの計算による JSON ライブラリでのクラッシュが修正されました。[Agent][Proxy][Server](ZBX-25127)

* 既にテンプレートで使用されている名前を持つホストをインポートする際の未定義インデックスエラーが修正されました。[API](ZBX-24485)

* Zabbix agent 2 とローダブルプラグインのプロトコル不一致エラーが修正されました。[Agent](ZBX-24245)

* タイムゾーンの食い違いによりレポートのスケジューリングエラーが発生する問題が修正されました。[Server](ZBX-22557)

* 長い名前が使用された場合の複数のリストのレイアウトが修正されました。[Frontend](ZBX-21618)

* パーセンタイルラインがクラシックグラフの外側に表示される問題が修正されました。[Frontend](ZBX-25026)

* vmware.eventlog アイテムでの ‘Too old events’ のエラーが修正されました。[Proxy][Server](ZBX-22754)

* ceph.status キーに対する別のデータソースパーシングが追加されました。[Agent](ZBX-23535)

* MIPS アーキテクチャでの Zabbix agent 2 のビルドが修正されました。[Agent](ZBX-24418)

* system.run[,nowait] が、system.run[,wait] と同様にダブルクォートを含むように修正されました。[Agent](ZBX-24471)

* アトミック変数がより安全に使用されるように更新されました。[Agent](ZBX-24619)

* アイテムタグに特殊文字が含まれている場合のグラフページ上でのタグによるサブフィルターを適用した場合のエラーが修正されました。[Frontend](ZBX-24052)

* テンプレートのクローン処理が遅い問題が修正されました。[Installation][Server](ZBX-24819)

* SVG グラフウィジェットで右の Y 軸がデフォルトで有効になっている問題が修正されました。[Frontend](ZBX-24570)

* description フィールドに欠けていた maxlength パラメータが追加されました。[Frontend](ZBX-24725)

* アイテム保存前処理の “Custom on fail” チェックボックスが読み取り専用となっており、かつ、状態のトグルが無効化されている問題が修正されました。[Frontend](ZBX-24874)

* テンプレートをホストページを通じてインポートする際にホストのトリガを更新する試みが抑止されるようになりました。[API](ZBX-23315)

* SNMPv3 認証プロトコルおよびプライバシープロトコルの取得していない値がアイテムテストの際にサーバに送信される問題が修正されました。[Frontend](ZBX-24691)

* マップの要素とシェープの最大フィールド長の問題が修正されました。[API][Frontend](ZBX-24750)

* Map ナビゲーションツリーウィジェットのソート処理が修正されました。[Frontend](ZBX-24966)

* 最新の libcurl を使用した場合の間違った引数のエラーが修正されました。[Proxy][Server](ZBX-24926)

* “not supported” 状態が選択された場合に無効化されているアイテムを表示しないようになりました。[Frontend](ZBX-24431)

* 翻訳文字列およびコメントがジェンダーニュートラルになるように修正されました。[Frontend](ZBX-24147)

* タイプが Script のアイテムのスクリプトフィールドでの行数カウントが修正されました。[Frontend](ZBX-24903)

* 設定マップのインポートで要素アイコンがリセットされない問題が修正されました。[Frontend](ZBX-24466)

* 障害ビューでページを変更したときにタイムセレクタを展開されたままとする機能が追加されました。[Frontend](ZBX-21663)

* アイテムテストフォームで “query_fields” および “headers” がサーバに送付される順番が正しくない問題が修正されました。[Frontend](ZBX-23871)

* フロントエンドのメンテナンス設定がドキュメント通りになっていなかった問題が修正されました。[Frontend](ZBX-23174)

* ユーザロールのルールで不正な API メソッドが渡されてきた場合の検証が修正されました。[API](ZBX-24339)

* トリガのハウスキーパーについてのドキュメントがより正確になりました。[Server](ZBX-24394)

* パスワードフィールドに特殊文字がある場合の ODBC ログインが修正されました。[Server](ZBX-24879)

* {ITEM.LOG.SEVERITY} マクロがトリガの重大度ではなくイベントの重大度に展開される問題が修正されました。[Frontend](ZBX-24650)

* マクロ {EVENT.DATE} および {EVENT.TIME} の展開においてデフォルトのタイムゾーンが修正されました。[Server](ZBX-24760)

* テーブル設定の最大値が、メディアタイプ一覧のアクションカウントの制限に使用されないように修正されました。[Frontend](ZBX-21838)

* トルコ語ロケールで大文字小文字の変換と preg 関数の動作が間違っていた問題が修正されました。[Frontend](ZBX-24835)

* 長い名前のアイコンと背景のイメージがお互いに重なり合ってしまう問題が修正されました。[Frontend](ZBX-23844)

機能追加・改良

* PostgreSQL 関連テンプレートの {$PG.CONNSTRING} マクロが分割されました。[Templates](ZBXNEXT-9418)

* MariaDB のサポートされる最大バージョンが 11.5 に更新されました。[Proxy][Server](ZBXNEXT-9416)

* Microsoft 365 reports by HTTP テンプレートが追加されました。[Templates](ZBXNEXT-9318)

* GitHub repository by HTTP テンプレートが追加されました。[Templates](ZBXNEXT-9248)

* TimescaleDB のサポートされる最大バージョンが 2.16 に更新されました。[Server](ZBXNEXT-9408)

* AWS 関連テンプレートに、ロールベース認証での IMDSv2 のサポートが追加されました。[Templates](ZBXNEXT-8937)

* 新たなメディアタイプ webhook、 MS Teams Workflow が追加されました。[Templates](ZBXNEXT-9398)

* AWS 関連テンプレートに AssumeRole 認証が追加されました。[Templates](ZBXNEXT-9341)

詳細は以下をご覧ください。

https://www.zabbix.com/jp/rn/rn6.0.34