このドキュメントは 2024 年 4月 22 日にリリースされた Zabbix 6.0.29 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* plugin-support が更新され、重複したフラグの処理が追加されました。(ZBX-23719)
* Zabbix proxy の automake ファイルのタイポが修正されました。(ZBX-22429)
* バリューキャッシュが新たに追加されたトリガ付きアイテムの値で一杯になってしまう問題が修正されました。(ZBX-24264)
* 入れ子になったマップを持つマップでの障害のフィルタリング処理が修正されました。(ZBX-24088)
* Cloudflare テンプレートの JavaScript 中の継続行の記述方法が修正されました。(ZBX-24206)
* 接続が終了したときの入れ子になったトランザクションのエラーが修正されました。(ZBX-24236)
* VMware Hypervisor テンプレートにセンサディスカバリが追加されました。(ZBX-24134)
* アイテムパターンの選択ポップアップが利用可能なアイテムを一部表示しない問題が修正されました。(ZBX-23918)
* グラフの設定時にアイテムが正しく更新されない問題が修正されました。(ZBX-24190)
* ホストからホストへコピーされたアイテムへのインターフェースのアサインの問題が修正されました。(ZBX-24289)
* VMware テンプレートにクラスタのステータスのトリガが追加されました。(ZBX-23032)
* MBean 属性をパースする場合に TabularData データのサポートが追加されました。(ZBX-23948)
* タグによるフィルタリングのロジックで同じ名前のタグが複数の異なる型の演算に使われた場合の問題が修正されました。(ZBX-23742)
* Azure Cost Management by HTTP テンプレートの JavaScript の実行に遅延が追加されました。(ZBX-24271)
* Oracle および MySQL プラグインのコネクションキャッシュのブロッキングが修正されました。(ZBX-24208)
* AWS S3 bucket by HTTP テンプレートの JavaScript が修正されました。(ZBX-24202)
* ロケールが欠けているというエラーが、特定の条件下でユーザに表示されない問題が修正されました。(ZBX-23478)
* RTC および停止前にソケットがクローズされないことにより Zabbix が再起動できない問題が修正されました。(ZBX-24166)
* システムクロックの同期により時刻が遡った時にエージェントチェックのタイムスタンプが重複する問題が修正されました。(ZBX-23853)
機能追加・改良
* MariaDB のサポートされる最大バージョンが 11.3 に更新されました。(ZBXNEXT-9117)
* Zabbix agent 2 のバージョン出力に Go コンパイラのバージョンが追加されました。(ZBXNEXT-9026)
* MySQL by ODBC テンプレートと Oracle by ODBC テンプレートの ‘odbc.discovery’ キーが ‘odbc.get’ に変更されました。(ZBXNEXT-8786)
* Windows agent テンプレートのマクロに cbdhsvc サービスが追加されました。(ZBXNEXT-8536)
* FortiGate by SNMP テンプレートで変更およびメトリックの追加が行われました。(ZBXNEXT-8861)
* 新たなテンプレートのセットが Oracle Cloud Infrastructure に追加され、統合されました。(ZBXNEXT-8240)
詳細は以下をご覧ください。