
このドキュメントは 2023 年 7 月 31 日にリリースされた Zabbix 6.0.20 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* “Top hosts” ウィジェットで、値が最大値を超えた時の正しい閾値カラーの表示が修正されました。(ZBX-22822)
* アイテムテストのフォームが、アイテムが SNMP インターフェースを使用している場合、間違って展開されたマクロを送付している問題が修正されました。(ZBX-22777)
* TLS 使用時、サブジェクトと発行者の検証の際に未初期化の値を使用していた問題が修正されました。(ZBX-23097)
* トリガとトリガのプロトタイプ依存物の継承時の実行時エラーが修正されました。(ZBX-23112)
* サマータイム移行時の日数の SLI 計算が修正されました。(ZBX-22539)
* “expandComment” オプション使用時の API trigger.get メソッドの PHP 実行時エラーが修正されました。(ZBX-22814)
* ログアイテム関連マクロの展開のデフォルトの条件が修正されました。(ZBX-23049)
* PHP-FPM テンプレートの README ファイルの設定セクションに、Apache 向けの設定例が追加されました。(ZBX-21909)
* Zabbix agent 2 で UTF-8 エンコードでないファイルの読み込みが修正されました。(ZBX-21547)
* 削除する必要のあるイベントをいくつか削除することに失敗する housekeeper の問題が修正されました。(ZBX-20148)
* “Map navigation tree” ウィジェットのコンソールエラーが修正されました。深さ 10 のレベルで追加ボタンが無効化されるようになりました。(ZBX-21970)
* configuration.importcompare での未定義インデックスのエラーが修正されました。(ZBX-19393)
* 一般的な警告が表示される際、ページヘッダが二重に生成される問題が修正されました。(ZBX-22290)
* Zabbix agent 2 の systemd プラグインが新しい dbus で失敗する問題が修正されました。(ZBX-21845)
* Oracle Zabbix agent 2 プラグインでテンポラリのテーブルスペースのフリーバイトの計算が修正されました。(ZBX-22830)
* カスタム計算式が選択されていて、一つの条件だけが残っている場合にイベント相関をセーブできない問題が修正されました。(ZBX-22912)
* Kubernetes nodes by HTTP テンプレートおよび Kubernetes cluster state by HTTP テンプレートの、pod クラッシュループのトリガ式が更新されました。(ZBX-21571)
* “Top hosts” ウィジェットの閾値でのサフィックスの解釈が修正されました。(ZBX-22369)
* 特定のページへのアクセス権しか持たないユーザについて、最初のページへのアクセスが修正されました。(ZBX-22825)
* テンプレートのインポートで、PHP コードが失敗しているにも関わらず、サークルアニメーションを表示する問題が修正されました。(ZBX-22867)
* Host のグラフページで非数値アイテムのシンプルグラフが誤って表示されてしまう問題が修正されました。(ZBX-22711)
機能追加・改良
* PostgreSQL by ODBC テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-8481)
* remote Zabbix proxy and server health templates に nodata トリガが追加されました。(ZBXNEXT-8561)
* OpenStack Nova との統合が追加されました。(ZBXNEXT-8482)
* コードなど非記述的なテキストエリアのスペルチェックが無効化されました。(ZBXNEXT-8451)
* Cisco SD-WAN テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-8505)
* Windows by Zabbix agent テンプレートのサービスディスカバリから “edgeupdate” サービスが除外されました。(ZBXNEXT-7944)
* AWS ECS テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-8422)
詳細は以下をご覧ください。