このドキュメントは 2022 年 11 月 28 日にリリースされた Zabbix 6.0.11 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* 機能を 5.0 にバックポートするためのアップグレードパッチが用意されました。(ZBX-17419)
* ホストテーブルおよびアイテムテーブル中の名前で検索する際の API クエリが最適化されました。(ZBX-17419)
* 引用符中の関数パラメータ中のバックスラッシュのパーシングの修正が取り消されました。(ZBX-21534)
* トリガ条件式ビルダーのバックスラッシュのエスケープの修正が取り消されました。(ZBX-21536)
* スクリプトアイテムのパラメータ中でのマクロ値のエスケープ処理が追加されました。(ZBX-21818)
* メールの In-Reply-To ヘッダフィールドでのメッセージ ID の構文が修正されました。(ZBX-21830)
* 障害セクションのコンパクト表示で情報カラムの “i” アイコンのアラインメントが修正されました。(ZBX-21816)
* テンプレートのリンク処理と LLD でインターフェースの更新が書き直されました。(ZBX-19813)
* ユーザーの役割画面のチェックボックスの順序が修正されました。CCheckBoxList に縦型表示が追加されました。CSeverityCheckBoxList が削除されました。(ZBX-20320)
* テーブルに主キーを必要とする設定での 5.0 からのデータベースアップグレードが修正されました。(ZBX-21869)
* OS テンプレートのパスワードチェックサムアイテムの更新間隔が 15m に変更されました。(ZBX-21620)
* カスタム式中の存在しないマクロによるエラーが修正されました。(ZBX-21616)
* History syncer の性能が改善されました。(ZBX-21825)
* スクリプトアイテムのパラメータ削除後に発生する ‘invalid timeout’ が修正されました。(ZBX-21786)
* 全 inode 数がゼロのファイルシステムを処理する vfs.fs.inode と vfs.fs.get が修正されました。(ZBX-21823)
* Web シナリオのステップリクエスト中のデフォルトから HTTP ヘッダ “Accept-Encoding” が削除されました。(ZBX-21765)
* “timeout” オプションの短いバージョンである -t のパーシングの際の Zabbix JS (zabbix_js) のクラッシュが修正されました。(ZBX-21715)
* VMware のデータストアディスカバリが、同じデータストアを複数回返すことがないように更新されました。(ZBX-21655)
* 監視データ->最新データ、および、監視データ->障害画面のチェックボックスのリセット処理が修正されました。(ZBX-21677)
* Safari 16 上で、ダッシュボードウィジェット上の永続的プリロードアイコンが修正されました。(ZBX-21687)
* メンテナンスモード中に Frontend へのアクセスを許可する X-Forwarded-For リクエストヘッダのなりすましが修正されました。(ZBX-21986)
機能追加・改良
* Kubernetes nodes by HTTP テンプレートが最適化されました。(ZBX-21588)
* オブジェクトベースの JSON パーシングと JSONPath の最適化が追加されました。(ZBXNEXT-8040)
* テンプレート名に前置詞 “by” が追加されました。(ZBXNEXT-7949)
* スクリプト Kubernetes クラスタ状態が修正されました。(ZBX-20478)
* Cisco Meraki テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6844)
* JSONPath 最適化が追加されました。(ZBXNEXT-8009)
詳細は以下をご覧ください。