
このドキュメントは 2022 年 11 月 2 日にリリースされた Zabbix 6.0.10 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* Map ビルダのコンテキストメニューの処理が修正されました。(ZBX-17300)
* Template F5 Big-IP SNMP テンプレートのファイルシステムのディスカバリトリガの上書きが追加されました。(ZBXNEXT-8035)
* Safari 16 の場合にテンプレート編集フォームのクローンボタンが機能していなかった問題が修正されました。(ZBX-21656)
* 監視データ => グラフビューでサブフィルタのカウンタが誤った値を表示していた問題が修正されました。(ZBX-20505)
* Windows 用の zabbix_agentd が wmi.get* でクラッシュしていた問題が修正されました。(ZBX-21452)
* Template App Ceph by Zabbix Agent2 テンプレートの秒あたりの読み込み操作の保存前処理が修正されました。(ZBX-21673)
* ユーザ認証フォームでの LDAP のテストボタンの可視性が修正されました。(ZBX-18478)
* HPE Synergy by HTTP テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21582)
* 存在しないダッシュボードを開こうとしたときの PHP TypeError が修正されました。(ZBX-21708)
* HTTP エージェントアイテムの「許可されたホスト」フィールドが修正されました。(ZBX-21606)
* Web シナリオでヘッダを未設定にする機能が追加されました。(ZBX-19224)
* データベースのアップグレードパッチ適用の際、予期しない不正なサービス停止時間があった場合に、失敗とするのではなく、スキップするようになりました。(ZBX-21709)
* マップが、無効化されたトリガを持つ要素について正しく動作しない問題が修正されました。(ZBX-21562)
* History syncer プロセスがシステム情報の収集を待つことで処理が止まってしまう問題が修正されました。(ZBX-21537)
* SMART by Zabbix agent 2 テンプレートの README ファイルが更新されました。(ZBX-21484)
* Zabbix agent で Windows OS 向けスワップトリガ関数とモジュールが修正されました。(ZBX-20296)
* OPSgenie メディアのイベントに close/ack/unack が追加されました。(ZBX-20392)
* Zabbix agent が受信したサービス制御コマンドをログに残すよう修正されました。(ZBX-21227)
* IPv6 が無効化された場合の Zabbix agent 2 での net.tcp.socket.count と net.udp.socket.count の問題が修正されました。(ZBX-21456)
* 編集フォーム、タグタブのテンプレート化されたトリガの継承されたタグが欠けている問題が修正されました。(ZBX-21532)
* テンプレートからのアイテムのホストインターフェースを更新してしまう可能性が修正されました。(ZBX-21000)
* TimescaleDB 向けの倍精度の更新パッチが修正されました。(ZBX-21706)
* 監視データ -> 障害ページのテーブルの内容を変更後のデバッグ情報ブロックコンテントのリフレッシュが修正されました。(ZBX-19512)
* Host インターフェースから不要な水平セパレータが削除されました。(ZBX-21682)
* FreeBSD 8.2 以前の sysctl() kern.proc.args API のバグによる問題が修正されました。(ZBX-21610)
* 自動登録中の予期しないインターフェース接続モードの変更が修正されました。(ZBX-17060)
* Zabbix agent 2 のプラグインの読み込みエラーが修正され、Zabbix agent 2 のプラグインサポートの依存物が更新されました。(ZBX-21388)
* AIX でフォーマット指定子の定義が修正されました。(ZBX-20864)
* いくつかのモーダルポップアップダイアログでの PHP 実行時エラーの可能性があった問題が修正されました。(ZBX-21605)
* HPE MSA 2060 Storage by HTTP テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21580)
* HPE MSA 2040 Storage by HTTP テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21579)
* Kubernetes cluster state by HTTP テンプレートの変数のスペリングが修正されました。(ZBX-21421)
* Zabbix agent 2 の mount が永続的に停止してしまう競合条件が修正されました。(ZBX-21466)
* “Audit log” ページの “Resource ID” と “Recordset ID” フィールドによるフィルタリングが修正されました。(ZBX-21097)
* パースボタンを押したときに問い合わせフィールドの値が最初の “=” 記号までに切り詰められてしまう問題が修正されました。(ZBX-21544)
* HPE Primera テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21581)
* ホストの自動登録でのトリガ関数の二重のエスケープ処理が修正されました。(ZBX-21009)
機能追加・改良
* Template GitLab by HTTP にトークン認証が追加されました。(ZBXNEXT-8018)
* 履歴テーブルおよびトレンドテーブル中の圧縮されたチャンクの検出と、ハウスキーピングの上書きが適切に有効化されたことを示す警告が追加されました。(ZBXNEXT-7122)
* PostgreSQL 15 のサポートが追加されました。(ZBXNEXT-7816)
* TimescaleDB 2.8 のサポートが追加されました。(ZBXNEXT-7970)
* メディアタイプのイベントソースが修正されました。(ZBX-21672)
* 監視セクションのデフォルトフィルタの状態の保存が実装されました。(ZBXNEXT-7567)
* “URL (after login)” フィールドの最大長が大きくなりました。(ZBXNEXT-7971)
詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn6.0.10