
このドキュメントは 2022 年 8 月 29 日にリリースされた Zabbix 5.0.27 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
* キーが更新された場合の Zabbix agent 2 の log アイテムと eventlog アイテムの動作が、Zabbix agent の動作に一致するように修正されました。(ZBX-21328)
* Zabbix agent 2 がサーバに到達不可の場合、net.dns は 0 を返すように修正されました。(ZBX-21234)
* “Proxmox VE by HTTP” テンプレートの uptime のトリガが修正されました。(ZBX-21455)
* utf8mb3 は欠けているが utf8 は存在するという場合の MySQL と MariaDB 向けの文字セットの設定が修正されました。(ZBX-21385)
* アクセス不可のダッシュボードビューでの PHP TypeError が修正されました。(ZBX-20975)
* Host API がレコードを重要度やメンテナンス中の障害でフィルタリングする際の性能が改善されました。(ZBX-19769)
* マップのナビゲーションツリーウィジェットとマップの複数の性能上の問題が修正されました。(ZBX-19176)
* Zabbix agent 2 で system.cpu.load[percpu] は、オンラインとなった CPU 数に基づいて分割されるようになりました。(ZBX-21295)
* Windows 上の Zabbix agent によるディレクトリスキャンの性能が改善されました。(ZBX-18573)
* ヒストリやトレンドのハウスキーピングが無効化されている場合、アイテム削除の際のヒストリやトレンドレコードの作成がブロックされるようになりました。(ZBX-21138)
* MySQL by Zabbix agent テンプレートのホストマクロが明示的に TCP/IP 接続方法を使うように変更されました。(ZBX-20901)
* Apache by HTTP/Zabbix agent テンプレートの JS 前処理が主にステータスページの ServerActive を使用するように変更されました。(ZBX-21344)
* Zookeeper by HTTP テンプレートの uptime アイテムの説明が変更され、uptime トリガが削除されました。(ZBX-21220)
* 各種テンプレートのタイポや重複が修正されました。(ZBX-20992)
* データベースのデッドロック問題がいくつか修正されました。また、ログ出力とリカバリ可能性の判定ロジックの間で MySQL のエラー番号の計算が一貫性を保つように修正されました。(ZBX-20419)
* アクティブモードのプロキシの絞り込みが更新され、タスクの移転が可能になりました。(ZBX-20656)
* 多数の DS が接続されている VMware DS for HV へのアクセスについての情報収集が修正されました。(ZBX-21153)
* 「month」の省略形「m」が大文字の「M」に修正されました。(ZBX-4646)
* ハウスキーピングが無効化されている場合の housekeeper テーブルの使用方法が修正されました。(ZBX-21333)
機能追加・改良
* OPNsense 用テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7520)