
このドキュメントは2021年01月25日にリリースされたZabbix 4.0.28 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードはZabbixダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。
不具合修正
- フロントエンドの設定ファイルのパーミッションが 0600 に変更されました。(ZBX-18893)
- URL で ASCII 以外の文字をエンコードすると、Web 監視と web.page.* キーがクラッシュする不具合が修正されました。(ZBX-18884)
- dbConditionInt (db.inc.php) がまれに間違った結果を返すことがあった不具合が修正されました。(ZBX-18865)
- Zabbix エージェントの停止時にセマフォがクリーンアップされない不具合が修正されました。(ZBX-16216)
- DST 遷移時にグラフ (クラシック) の時間軸のラベルにギャップが発生する不具合が修正されました。(ZBX-18556)
- 非推奨の gethostbyname 関数が getaddrinfo 関数に置き換えられました。(ZBX-18644)
- 障害イベントが削除される際に、障害の手動クローズのタスクも削除されるように修正されました。(ZBX-18802)
- 障害ページとイベントページで長い障害名が折り返しなしで表示される不具合が修正されました。(ZBX-17865)
- item.update() メソッドと itemprototype.update() メソッドの保存前処理ルールの更新パフォーマンスが改善されました。(ZBX-18796)
- グローバル検索で、ユーザが権限を持たないオブジェクトの数が表示される不具合が修正されました。(ZBX-18623)
- VMware イベントを処理する際のメモリリークが修正されました。(ZBX-18784)
- 膨大なテキスト値をデシリアライズする際に、プロセス間通信で発生しうるヒープオーバーフローが修正されました。(ZBX-18761)
- メール、計算アイテム、アクション、テンプレート連携時の文字列置換時にメモリ不足エラーが発生する不具合が修正されました。(ZBX-18755)
- テンプレートの「すべて複製」で、リンクされたテンプレートのスクリーンまで複製される不具合が修正されました。(ZBX-18486)
- バックスラッシュがある場合、SNMP インデックスが文字列ではなく数値として返される不具合が修正されました。(ZBX-18660)
- データベースが切断された場合に時刻系関数を使用したトリガーに対する障害の継続時間が負になる不具合が修正されました。(ZBX-17703)
- PSK 接続が設定されているにもかかわらず、PSK または PSK アイデンティティが空の場合にクラッシュする不具合が修正されました。(ZBX-18694)
- poller、unreachable poller、java poller、pinger プロセスでの使用メモリがより少なくなるように改良されました。(ZBX-18662)
- 他のデータベースと比較して Oracle DB でマクロ展開が一貫していなかった不具合が修正されました。(ZBX-18423)
- マクロを使用した文字列を受け入れるように乗数の保存前処理ステップのバリデーションが修正されました。(ZBX-18219)
- 「Zabbix サーバーが動作していません」という警告メッセージの幅が修正されました。(ZBX-18422)
- Web インタフェースでのセットアップ時に PostgreSQL のみが利用可能である場合に、データベーススキーマの設定フィールドが表示されない不具合が修正されました。(ZBX-18688)
機能追加・改良
- ホストおよびテンプレートのすべて複製のフォームから複製されたオブジェクトの一覧が削除されました。(ZBXNEXT-6364)
- Zabbix Java gateway にファイルからプロパティを読み込む機能が追加されました。(ZBXNEXT-6307)
詳細は以下をご覧ください。
https://www.zabbix.com/jp/rn/rn4.0.28