Zabbix 6.4.0 のリリースノート

このドキュメントは 2023 年 3 月 6 日にリリースされた Zabbix 6.4.0 のリリースノートの日本語訳です。
ダウンロードは Zabbix ダウンロードより行えます。
以下はリリースの詳細と、最新情報およびドキュメントを補足するその他情報について記載しています。

不具合修正

* 保存前処理で大きなスタック領域の割り当てがヒープ領域の割り当てに置き換えられました。(ZBX-22440)

* Zabbix agent2 の永続的バッファから Zabbix サーバへのデータの転送が修正されました。(ZBX-22402)

* 複数の保存前処理ワーカーが同時に JSON オブジェクトをインデックスしようとしていた問題が修正されました。(ZBX-22408)

* 照合 OID の不当な削除が修正されました。(ZBX-22419)

* libpthread が利用可能な場合は sigprocmask が pthread_sigmask に置き換えられるようになりました。(ZBX-22368)

* 捨てられたマスターアイテム値から依存アイテムが生成される問題が修正されました。(ZBX-22412)

* SNMP walk から JSON の保存前処理ステップでのインデックスの前の長さが異なる OID の処理が修正されました。(ZBX-22396)

* macOS での Zabbix agent 2 のビルドが修正されました。(ZBX-22384)

* ホストの完全クローンの際、ディスカバーされたアイテムのコピーが抑止されるようになりました。Web シナリオアイテムに依存するアイテムを持つホストの完全クローンができない問題が修正されました。(ZBX-22375)

* モジュールテンプレートが削除されました。(ZBX-22271)

* アイテム値の動的な背景が二けたの負の値の場合に動作していなかった問題が修正されました。(ZBX-22346)

* マップ中でマクロ展開に欠けていた CSRF トークンが追加されました。(ZBX-22352)

* 障害アクション ‘Make cause’ と ‘Make symptom’ に CSRF トークンが追加されました。(ZBX-22333)

* 32 ビットシステムでタグフィルターを使った場合に計算型アイテムでクラッシュしていた問題が修正されました。(ZBX-22078)

* 障害セクションおよび障害ウィジェット中の原因障害イベントに対する症状カウンタが修正されました。(ZBX-22280)

* LLD の際に Zabbix サーバがクラッシュする問題が修正されました。(ZBX-22189)

* Remote Zabbix server health テンプレートが最適化され、ワーカを越えて負荷が分散されるようになり、ドキュメントが更新されました。(ZBX-21597)

* Zabbix server health テンプレートが最適化され、ワーカを越えて負荷が分散されるようになり、ドキュメントが更新されました。(ZBX-21602)

* HTTP 検査に Cookie エンジンが追加されました。(ZBX-22032)

* 既に変換された値にアイテム値のマップが適用される問題が修正されました。(ZBX-22222)

* Zabbix agent 2 の Oracle プラグインでの空のパラメータを読み込んだ時のカスタムクエリのパラメータの処理が修正されました。(ZBX-22061)

* Windows サービスでのエージェントの起動時のエラーログ出力が改善されました。(ZBX-21227)

* ホストグループが選択されている場合に現在のホストのみで実行中のアクション操作が修正されました。(ZBX-22178)

* LLD 実行と実行の間にアイテムタグだけが変更されたときに発生する Zabbix サーバがクラッシュする問題が修正されました。(ZBX-22189)

* アイテム、トリガ、グラフにモーダルコピーフォームが追加されました。(ZBXNEXT-7541)

* ハウスキーピング中に `history.get` API メソッドが `drop_chunks` リクエストをブロックする問題が修正されました。(ZBX-21538)

* マップの要素設定で重大度記号がトリガ名と重なっていた問題が修正されました。(ZBX-21956)

* 関数のパラメータで引用符の使い方が誤っていた場合のパーシングが修正されました。(ZBX-22215)

* Zabbix agent 2 でのリモートコマンドの実行シーケンスが修正されました。(ZBX-22118)

* Etcd by HTTP テンプレートが Etcd v3.5 に準拠するように更新されました。(ZBX-21556)

* Windows でのプラグインの通信についてクローズされたパイプの検知が修正されました。(ZBX-22133)

* Action log ウィジェットにアクションが表示されない問題が修正されました。(ZBX-21936)

* トリガ関数の引用符付けメソッドと引用符削除メソッドが修正されました。(ZBX-22164)

* Linux by Zabbix agent テンプレートのプロセスグラフから kernel.maxproc が削除されました。(ZBX-21254)

* 更新間隔が1日の最新の二つの値を取り出すときの値キャッシュのウォームアップが改善されました。(ZBX-21754)

* JSONPath の配列インデックスが負であったり、大きかったりした場合のクラッシュが修正されました。(ZBX-22043)

* Mozilla FireFox でサインアウトのリンクの動作に一貫性がなかった問題が修正されました。(ZBX-22077)

* Zabbix agent 2 の Oracle プラグインのテーブルスペース関連のクエリが更新されました。(ZBX-21862)

* Zabbix agent 2 の SMART プラグインでの無限ループが修正されました。(ZBX-21665)

* Zabbix agent 2 の設定ファイル中の Redis プラグインの設定が修正されました。(ZBX-19138)

* LLD ルールの下のいくつかの静的アイテムが移動され、Oracle by ODBC テンプレートが最適化されました。(ZBX-21592)

* SNMP の max_vars が、generr を受信した時に減少されていなかった問題が修正されました。(ZBX-21069)

* 圧縮されたチャンクを持つトレンドやヒストリテーブルの上書きを有効にした後でも警告が表示される問題が修正されました。(ZBX-21889)

* エスカレーションのステップとリカバリ操作のどちらが先に実行されるかの順番が変更されました。(ZBX-21563)

* Map のナビゲーションツリーウィジェットが、深さレベルが変更された時に順番をセーブできなくなる問題が修正されました。(ZBX-22017)

* Event の詳細ページのメッセージアクションについての、不要な “Command:” というラベルが削除されました。(ZBX-21961)

* Zabbix JS のタイムアウト検証が修正されました。(ZBX-21783)

* トレンド関数のキャッシュサイズの見積と過剰割り当ての処理が修正されました。(ZBX-21720)

* Oracle DB が使用されている場合の数値カラムの幅の取り出しが修正されました。(ZBX-21713)

* データが受信時から1時間を超えて古い場合、トレンドがキャッシュから削除され、データベースから取り出されるという問題が修正されました。(ZBX-22126)

* Elasticsearch が使用された場合のクラッシュが修正されました。(ZBX-22075)

* ダミーのモジュール Makefile が修正され、FreeBSD では cc を使ってコンパイルされるようになりました。(ZBX-21826)

* グループのマッピングに重複したグループがある場合の新規ユーザのプロビジョニングが修正されました。(ZBX-22015)

* スクリプトアイテムが、テンプレートのリンク時にホストインターフェースを必要としないように修正されました。(ZBX-21950)

* TSDB なしの PostgreSQL で config.dbversion_status に第二の空のオブジェクトが含まれている問題が修正されました。(ZBX-21890)

* ホストプロトタイプからグループが削除できない問題が修正されました。(ZBX-22138)

* LLD ルールの下の静的アイテムが移動され、Oracle by Zabbix agent 2 テンプレートの性能が改善されました。(ZBX-21540)

* Jenkins テンプレートの最適化依存のアイテム保存前処理用のメトリックが追加されました。(ZBX-21587)

* VMware 監視時の Zabbix サーバのメモリリークが修正されました。(ZBX-22110)

* Oracle by Zabbix agent 2 テンプレートで、LLD マクロ名 ‘DG_NAME’ が ‘DGNAME’ に変更され、JSONPath の保存前処理が修正されました。(ZBX-21288)

* OPSGenie メディアタイプの記述が拡張されました。(ZBX-22071)

* 間違ったクレディンシャルの場合の SNMP インターフェースの利用可能性が修正されました。(ZBX-20845)

* Zabbix の内部統計で壊れた JSON が生成される問題が修正されました。(ZBX-22224)

* Zabbix agent 2 の Oracle プラグインの Oracle archive.info、ts.stats、pdb.info、cdb.info、 diskgroups.stats キーに一個のフィールドで検索するオプションが追加されました。(ZBX-20110)

* UNIX 系テンプレートの ZFS と BTRFS でのメタデータの収集のスキップを上書きする機能が追加されました。(ZBX-21441)

* host.get API メソッドが、”hostid” でフィルター処理した場合にインターフェースを持たないホストに対して何も結果を返さないという問題が修正されました。(ZBX-22016)

* AWS by HTTP テンプレートの LLD ルールが修正されました。(ZBX-21985)

* 接続が失われた場合の Oracle データベースでのクラッシュが修正されました。(ZBX-21927)

* テンプレートがホストプロトタイプにリンクされている場合に configuration.import を使用している依存アイテムプロトタイプを持つテンプレートを更新できない問題が修正されました。(ZBX-22005)

* ゲストユーザのパスワードを誤って変更してしまう可能性がある問題が修正されました。(ZBX-22013)

* Windows で net.tcp.socket.count キーを使用した場合の高い CPU 使用率の問題が修正されました。(ZBX-21300)

* 一括更新のフォームでテンプレートから値のマッピングが追加される可能性が修正されました。(ZBX-21904)

* “diaginfo” 実行時コマンドのエラーメッセージが修正されました。(ZBX-21793)

* Oracle データベースを使っている場合に hostprototype.get API メソッドで存在するグループのプロトタイプを取得できない問題が修正されました。(ZBX-22042)

* task_result.info の最大文字数が大きくなりました。(ZBX-21221)

* Windows 用 Zabbix agent 2 の log* アイテムに対する unicode パスのサポートが修正されました。(ZBX-21696)

* VMware HV で、いくつかのデータストアについてのマルチパスのデータが欠けている問題が修正されました。(ZBX-21872)

* net.tcp.port アイテムに対する Zabbix agent 2 のタイムアウトの動作が修正されました。(ZBX-21903)

* PostgreSQL by Zabbix agent 2 テンプレートの PostgreSQL 用 README が修正されました。(ZBX-21039)

* 式マクロが対応するアイテムキーを使用するよう修正されました。(ZBX-21922)

* コントローラのアクションに対して誤った変数型が指定された場合の致命的 PHP エラーが修正されました。(ZBX-21806)

* kiosk モードでグラフがロードされない問題が修正されました。(ZBX-21753)

* “Last known” データ値が欠けているため、上書きで SVG グラフをセーブできない問題が修正されました。(ZBX-21789)

* Graph ウィジェットでの誤った障害期間の視覚化が修正されました。(ZBX-21472)

* フィルターやサブフィルターが適用された場合のページングの動作が修正されました。(ZBX-20413)

* Zabbix agent 2 の プラグインサポートの依存性が更新されました。(ZBX-21206)

* ドラッグ可能なオブジェクトのアラインメントが修正されました。(ZBX-20397)

* Zabbix Agent 2 でパフォーマンスカウンタが削除された後、再度追加された場合に動作しない問題が修正されました。(ZBX-20356)

* Oracle プラグイン、Oracle ODBC、Orace agent 2 テンプレートの GRANT SELECT 文の変数についてのドキュメントが更新され、新たな GRANT 文が追加されました。(ZBX-21296)

* RabbitMQ node テンプレートが最適化されました。(ZBX-21595)

* system.sw.packages[<package>,<manager>,<format>] が、system.sw.packages[<regexp>,<manager>,<format>] に変更されました。(ZBX-21884)

* RabbitMQ cluster テンプレートが最適化されました。(ZBX-21594)

* 継承されたマクロへ、あるいは継承されたマクロから変更された場合にマクロ値と方の入力が正しくない問題が修正されました。(ZBX-20050)

* システム警告ページの致命的エラーが修正されました。(ZBX-21864)

* Web 監視で応答の伸長のサポート (HTTP ヘッダ “Accept-Encoding”) のサポートが再度有効化されました。(ZBX-22001。ZBX-21765 がバージョン付け替えられました。)

* LLD フィルター/上書きでの “And/Or” の評価が修正されました。(ZBX-22000)

* 空白で始まったり、空の配列/オブジェクトの JSONPATH の出力がある JSON のパーシングが修正されました。(ZBX-21997)

* Cisco Meraki テンプレートでの損失やレイテンシーの検査が修正されました。(ZBX-21943)

* マスターアイテムをサブメトリックに分割することによる、LLD 前処理の最適化が追加されました。(ZBX-21601)

* 名前が空のグラフをインポートする機能が削除され、グラフ名の長さが 128 文字までであることの検証が追加されました。(ZBX-16432)

* HA マネージャのタイムアウト検査とスタンバイモードでの再起動が追加されました。(ZBX-21761)

* OpenBSD でシステムプロセスを列挙する際にエージェントが時々クラッシュしていた問題が修正されました。(ZBX-21373)

* ウィジェットの “type” フィールドが修正されました。(ZBX-21929)

* ホストテーブルおよびアイテムテーブル中の名前で検索する際の API クエリが最適化されました。(ZBX-17419)

* Windows および Linux のテンプレートのアクティブエージェントの利用可能性メトリックの UUID が変更されました。(ZBX-21631)

* スクリプトアイテムのパラメータ中でのマクロ値のエスケープ処理が追加されました。(ZBX-21818)

* メールの In-Reply-To ヘッダフィールドでのメッセージ ID の構文が修正されました。(ZBX-21830)

* severity ウィジェットの障害で未定義インデックス “suppress_until” が修正されました。(ZBX-21828)

* 障害セクションのコンパクトビューで Info カラムの “i” アイコンのアラインメントが修正されました。(ZBX-21816)

* テンプレートのリンク処理と LLD でインターフェースの更新が書き直されました。(ZBX-19813)

* ユーザロールビューのチェックボックスの順序が修正されました。CCheckBoxList に縦型表示が追加されました。CSeverityCheckBoxList が削除されました。(ZBX-20320)

* テーブルに主キーを必要とする設定での 5.0 からのデータベースアップグレードが修正されました。(ZBX-21869)

* OS テンプレートのパスワードチェックサムアイテムの更新間隔が 15m に変更されました。(ZBX-21620)

* ヒストリシンカーの性能が改善されました。(ZBX-21825)

* ユーザディレクトリと自動登録用の監査ログフォームフィルター中のアクションチェックボックスが更新されました。(ZBX-21785)

* Web シナリオのステップリクエスト中のデフォルトから HTTP ヘッダ “Accept-Encoding” が削除されました。(ZBX-21765)

* “timeout” オプションの短いバージョンである -t のパーシングの際の Zabbix JS (zabbix_js) のクラッシュが修正されました。(ZBX-21715)

* カスタム式中の存在しないマクロによるエラーが修正されました。(ZBX-21616)

* スクリプトアイテムのパラメータ削除後に発生する ‘invalid timeout’ が修正されました。(ZBX-21786)

* 全 inode 数がゼロのファイルシステムを処理する vfs.fs.inode と vfs.fs.get が修正されました。(ZBX-21823)

* X-Forwarded-For リクエストヘッダのスプーフィングが修正され、メンテナンスモード時にフロントエンドにアクセスすることが可能になりました。(ZBX-22050)

* Kubernetes nodes by HTTP テンプレートが最適化されました。(ZBX-21588)

* スクリプト Kubernetes クラスタ状態が修正されました。(ZBX-20478)

* Zabbix agent で Windows OS とモジュール用のトリガ関数の交換が修正されました。(ZBX-20296)

* OPSgenie メディアのイベントに close/ack/unack が追加されました。(ZBX-20392)

* テンプレートからのアイテムのホストインターフェースを更新してしまう可能性が修正されました。(ZBX-21000)

* Zabbix agent が受信したサービス制御コマンドをログに残すよう修正されました。(ZBX-21227)

* IPv6 が無効化された場合の Zabbix agent 2 での net.tcp.socket.count と net.udp.socket.count の問題が修正されました。(ZBX-21456)

* 編集フォーム、タグタブのテンプレート化されたトリガの継承されたタグが欠けている問題が修正されました。(ZBX-21532)

* VMware のデータストアディスカバリが、同じデータストアを複数回返すことがないように更新されました。(ZBX-21655)

* 監視データ->最新データ、および、監視データ->障害のチェックボックスのリセット処理が修正されました。(ZBX-21677)

* Safari 16 上で、ダッシュボードウィジェット上の永続的プリロードアイコンが修正されました。(ZBX-21687)

* ‘user’ パラメータが設定されている場合に Windows 上でのエージェントのクラッシュを防ぐために proc.num アイテムが修正されました。(ZBX-21689)

* Zabbix サーバが、リンク時にはインターフェースをスクリプトアイテムにアタッチしないように修正されました。(ZBX-21463)

* Map ビルダのコンテキストメニューの処理が修正されました。(ZBX-17300)

* Safari 16 の場合にテンプレート編集フォームのクローンボタンが機能していなかった問題が修正されました。(ZBX-21656)

* 監視 => グラフ ビューでサブフィルタのカウンタが誤った値を表示していた問題が修正されました。(ZBX-20505)

* システム情報とキューの計算性能が改善され、ヒストリシンカーのロックが削減されました。(ZBX-21733)

* Windows 用の zabbix_agentd が wmi.get* でクラッシュしていた問題が修正されました。(ZBX-21452)

* Ceph by Zabbix agent 2 テンプレートの秒あたりの読み込み操作の保存前処理が修正されました。(ZBX-21673)

* アクティブプロキシが使用されている場合 availman のプロキシの最終アクセスの更新が修正されました。(ZBX-21724)

* HPE Synergy テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21582)

* 存在しないダッシュボードを開こうとしたときの PHP TypeError が修正されました。(ZBX-21708)

* HTTP エージェントアイテムの「許可されたホスト」フィールドが修正されました。(ZBX-21606)

* Web シナリオでヘッダを未設定にする機能が追加されました。(ZBX-19224)

* データベースのアップグレードパッチ適用の際、予期しない不正なサービス停止時間があった場合に、失敗とするのではなく、スキップするようになりました。(ZBX-21709)

* マップが、無効化されたトリガを持つ要素について正しく動作しない問題が修正されました。(ZBX-21562)

* ホストが削除された場合に Zabbix サーバが 120 秒以内に自動登録の試みを再実行するように修正されました。(ZBX-21637)

* ヒストリシンカーがシステム情報の収集を待つことで処理が止まってしまう問題が修正されました。(ZBX-21537)

* トリガ関数 char() の許される引数値の範囲が修正されました。(ZBX-21025)

* SMART by Zabbix agent 2 テンプレートの README ファイルが更新されました。(ZBX-21484)

* vault マクロを削除する際の設定キャッシュ共有メモリのリークが修正されました。(ZBX-21725)

* NodeAddress に対し、明示的に指定されていない場合は ListenIP と ListenPort が使われるようになりました。(ZBX-21510)

* TimescaleDB 向けの倍精度の更新パッチが修正されました。(ZBX-21706)

* 監視データ -> 障害ページのテーブルの内容を変更後のデバッグ情報ブロックコンテントのリフレッシュが修正されました。(ZBX-19512)

* Host インターフェースから不要な水平セパレータが削除されました。(ZBX-21682)

* FreeBSD 8.2 以前の sysctl() kern.proc.args API のバグによる問題が修正されました。(ZBX-21610)

* メディアタイプのイベントソースが修正されました。(ZBX-21672)

* テンプレート中の繰り返し行が修正されました。(ZBX-21693)

* 自動登録中の予期しないインターフェース接続モードの変更が修正されました。(ZBX-17060)

* Zabbix agent 2 のプラグインの読み込みエラーが修正され、Zabbix agent 2 のプラグインサポートの依存物が更新されました。(ZBX-21388)

* AIX でフォーマット指定子の定義が修正されました。(ZBX-20864)

* いくつかのモーダルポップアップダイアログでの PHP 実行時エラーの可能性があった問題が修正されました。(ZBX-21605)

* 監査ログページの「リソースID」と「記録ID」フィールドによるフィルタリングが修正されました。(ZBX-21097)

* HPE MSA 2060 Storage by HTTP テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21580)

* グラフウィジェットのアイテムパターンフィールドで使用される自動提案用の事前選択ホストパターンフィルターが実装されました。(ZBXNEXT-5535)

* HPE MSA 2040 Storage by HTTP テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21579)

* Kubernetes cluster state by HTTP テンプレートの変数のスペリングが修正されました。(ZBX-21421)

* パースボタンを押したときに問い合わせフィールドの値が最初の “=” 記号までに切り詰められてしまう問題が修正されました。(ZBX-21544)

* HPE Primera テンプレートが最適化され、負荷を保存前処理ワーカ群に分散するようになりました。(ZBX-21581)

* IPv6 が無効化された場合の Zabbix agent 2 での net.tcp.socket.count と net.udp.socket.count の問題が修正されました。(ZBX-21456)

* ホストの自動登録でのトリガ関数の二重のエスケープ処理が修正されました。(ZBX-21009)

* サービス時間の変換中でかつ起動時間の中に停止時間がある場合にデータベースのアップグレード中に Zabbix サーバがクラッシュする問題が修正されました。(ZBX-21664)

* Zabbix agent 2 の mount が永続的に停止してしまう競合条件が修正されました。(ZBX-21466)

機能追加・改良

* テンプレートのネストの削除が取り消されました。(ZBXNEXT-8087)

* Graph ウィジェットの凡例から集約関数のラベルが削除されました。(ZBXNEXT-8257)

* MySQL の必要最小バージョンのソフト閾値がバージョン 8.0.30 に更新されました。(ZBXNEXT-8262)

* cURL ライブラリのバージョンが 7.61.0 より低い場合のビルドが修正されました。(ZBXNEXT-8105)

* データ収集->メンテナンスのメンテナンス期間用のモーダルフォームが追加されました。(ZBXNEXT-7836)

* Script メディアタイプのパラメータに通知マクロのサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6796, ZBXNEXT-8203)

* 一個のディスカバリルール内での並行チェックが実装されたことでネットワークディスカバリが改善されました。(ZBXNEXT-2732)

* テンプレートのバージョン番号フィールドが追加されました。(ZBXNEXT-1111)

* テンプレートファイル中の属性が更新されました。(ZBXNEXT-8249)

* Top ホストウィジェットで小数点以下の桁数が指定できるようになりました。(ZBXNEXT-8165)

* SNMP 前処理にビットのサポートが追加されました。(ZBXNEXT-8246)

* ストリーミングメトリックとイベントのサポートが HTTP 経由での外部システムに追加されました。(ZBXNEXT-8105)

* 保存前処理のマネージャが書き直され、プロセスの代わりにワーカスレッドが使われるようになりました。(ZBXNEXT-8166)

* テンプレートのネストが削除されました。(ZBXNEXT-8087)

* PHP 8.2 のサポートが追加されました。(ZBXNEXT-8204)

* 追加の SSH オプションが ssh.run[] アイテムの 5 番目のパラメータとして追加されました。(ZBXNEXT-8091)

* MySQL の必要最小バージョンのソフト閾値がバージョン 8.0.29 に更新されました。(ZBXNEXT-8250)

* SID の代わりに CSRF トークンが実装されました。(ZBXNEXT-8074)

* 古い数値型のサポートが非推奨となりました。(ZBXNEXT-8236)

* BMC Control-M 統合用のテンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7923)

* Veeam Backup and Replication テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7775)

* 障害一覧の “Ack” カラムが “Update” に置き換えられました。(ZBXNEXT-7605)

* 名称が変更された Actions フィルターについてのデータベースアップグレードパッチが追加されました。(ZBXNEXT-8213)

* ステータスによるホストのフィルタリングが実装されました。(ZBXNEXT-1354)

* MariaDB の最新のサポートされるバージョンが 10.10 に更新されました。(ZBXNEXT-8054)

* UI、照合ロジック、アンリンクのロジックが変更されたことで設定のインポートが改善されました。(ZBXNEXT-7951)

* メディアタイプに LINE が追加されました。(ZBXNEXT-8112)

* TimescaleDB v2.9.x のサポートが追加されました。(ZBXNEXT-8197)

* OPNsense、 PFSense、 TrueNAS テンプレートでのインターフェースのディスカバリルールが修正されました。(ZBXNEXT-7962)

* Linux テンプレートの system.sw.packages キーが更新されました。(ZBXNEXT-8115)

* ユーザが自身のパスワードを変更する際、現在のパスワードを入力することが必須となりました。(ZBXNEXT-3100)

* 2段階のイベント/障害の階層、原因と症状が導入されました。(ZBXNEXT-7964)

* Azure Microsoft SQL テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7977)

* Windows で system.sw.os のサポートが追加されました。Zabbix agent と Zabbix agent 2 のアイテムに new system.sw.os.get キーのサポートが追加されました。(ZBXNEXT-6848)

* アラート->アクションのアクションにモーダルフォームが追加されました。(ZBXNEXT-7835)

* SNMP ディスカバリとデータ収集が最適化され、GetBulk のサポートが追加されました。(ZBXNEXT-4428)

* Zabbix agent ベースのテンプレートではファイルシステムディスカバリ用の vfs.fs.get キーを使用するように移行されました。(ZBXNEXT-7889)

* “Enable HTTP authentication” フィールドにヒントボックスが追加されました。HTTP 認証の有効化用に確認ダイアログボックスが追加されました。(ZBXNEXT-7963)

* プロファイリング用の prof_enable コマンドと prof_disable コマンドが追加されました。(ZBXNEXT-8076)

* Zabbix agent と Zabbix agent 2 の新しいキー system.sw.packages.get が実装されました。(ZBXNEXT-2580)

* Zabbix agent 2 の docker プラグインのコンテナ情報鍵の全ての JSON データを取り出すオプションが追加されました。(ZBXNEXT-6119)

* 非推奨となったプロパティ “alias” が user.get、user.create、user.update メソッドから、プロパティ “user” が user.login メソッドから削除されました。(ZBXNEXT-8085)

* テンプレートが proc.get を使うよう切り替えられました。(ZBXNEXT-7924)

* Cisco Nexus 9000 Series Switches テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7886)

* LDAP と SAML のユーザプロビジョニングが追加されました。(ZBXNEXT-276)

* history syncer、 trapper、 proxy poller 間のロックが削減されました。(ZBXNEXT-8058)

* API 呼び出しに新たな認証方法がいくつか追加されました。(ZBXNEXT-8051)

* Action ログページ用でフィルター、ウィジェット、CSV ファイルへのエクスポートが実装されました。(ZBXNEXT-4714)

* Cisco Meraki テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-6844)

* Azure PostgreSQL サーバ用のテンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7903)

* テンプレート名に前置詞 “by” が追加されました。(ZBXNEXT-7949)

* 保存前処理マネージャのキャッシュのリフレッシュが最適化されました。(ZBXNEXT-7948)

* ダッシュボードウィジェットの作成が簡素化されました。ウィジェットがモジュールに移動されました。モジュールのフレームワークが更新されました。(ZBXNEXT-7469)

* アイテムおよびアイテムプロトタイプ API オブジェクトの監査ログ出力が実装されました。(ZBXNEXT-6470, ZBXNEXT-6980)

* オブジェクトベースの JSON パーシングと JSONPath の最適化が追加されました。(ZBXNEXT-8040)

* OS processes by Zabbix agent テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7940)

* バージョンが 7U2 より古い vSphere 向けの VMware タグサポートが追加されました。(ZBXNEXT-7953)

* ヒストリテーブルおよびトレンドテーブル中の圧縮されたチャンクの検出と、ハウスキーピングの上書きが適切に有効化されたことを示す警告が追加されました。(ZBXNEXT-7122)

* Template GitLab by HTTP にトークン認証が追加されました。(ZBXNEXT-8018)

* 監視セクションのホスト、アイテム、トリガの新たなコンテキストメニューが実装されました。(ZBXNEXT-7512)

* トリガ URL 名が実装されました。(ZBXNEXT-7972)

* 新たな VMware のキー、vmware.datastore.perfcounter および vmware.hv.diskinfo.get が追加されました。(ZBXNEXT-6401)

* 監査ログレポートのレイアウトが改善され、2 カラムのレイアウトが利用できるようになりました。(ZBXNEXT-8038)

* PostgreSQL 15 のサポートが追加されました。(ZBXNEXT-7816)

* TimescaleDB 2.8 のサポートが追加されました。(ZBXNEXT-7970)

* Azure MySQL サーバ用テンプレートが追加されました。(ZBXNEXT-7902)

* 値キャッシュが改善され、新たな値が 24 時間以内に届かなかった場合は、キャッシュからアイテムを削除しないようになりました。(ZBXNEXT-7920)

* F5 テンプレートのファイルシステムのディスカバリトリガの上書きが追加されました。(ZBXNEXT-8035)

* メディアタイプの設定が改善されました。(ZBXNEXT-7912)

* プロキシ設定の逐次的な同期が追加されました。(ZBXNEXT-3290)

* “URL (after login)” フィールドの最大長が大きくなりました。(ZBXNEXT-7971)

* Zabbix プロキシからハートビートのサポートが削除されました。(ZBXNEXT-7931)

* 古いバージョンの Zabbix プロキシのサポートが追加されました。(ZBXNEXT-2557)

* ホストメタデータの長さが拡張されました。(ZBXNEXT-6797)

* Host と Event のコンテキストメニューに自身へのリンクを追加する機能が追加されました。(ZBXNEXT-3496)

* プロキシバージョンが増えたときに SQLite3 DB ファイルを削除する機能が追加されました。(ZBXNEXT-6181)

* UNIX 系 OS にマウントポイントの監視オプションが追加されました。(ZBXNEXT-1616)

* アイテム値ウィジェットの動的背景色の閾値が実装されました。(ZBXNEXT-7661)

* メニュー構造が改善されました。(ZBXNEXT-7830)

* URL、プレーンテキスト、グラフプロトタイプ、アイテム値、グラフのクラシックウィジェットで設定 “Dynamic item” が “Enable host selection” に名称変更されました。(ZBXNEXT-7832)

* アクティブエージェントに逐次的なアクションチェックのリフレッシュが追加されました。(ZBXNEXT-7852)

* サーバ起源のチェックからホストインターフェースが必要という要件が削除されました。(ZBXNEXT-6406)

詳細は以下をご覧ください。

https://www.zabbix.com/jp/rn/rn6.4.0