Haruka Takatsuka

eudcで外字を文字コード変換

eudc とは

皆さんの携わるシステムでは外字を使っていますでしょうか。外字とは各文字エンコーディングでユーザ外字領域や私用領域として定められているコードに割り当てられた字のことです。よく知られている用途としては SJIS で動作していたかつての携帯電話で使われていた絵文字があります。

PostgreSQL は、データベースのサーバ文字エンコーディングである UTF8 や EUC_JP、EUC_JIS_2004 において外字を利用可能です。そのコードにどのような字形が割り当てられているかは関知しませんが、外字用とされているコード範囲の文字を読み書きすることができます。

一方で PostgreSQL はクライアント文字エンコーディングからサーバ文字エンコーディングの変換で、一部について外字をサポートしません。日本語の文字エンコーディングでしばしば問題となるのは、サーバ側が UTF8 でクライアント側が SJIS や EUC_JP の場合です。これらの変換では外字はエラーになってしまいます。

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PostgreSQL 15.1 に関する技術情報

このリリースは 15.0 からの修正リリース(2022年11月10日リリース)です。
15.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
しかしながら、1GB以上のテーブルを作成・削除していたならば、項目1番を参照して追加の手順を実行してください。

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PostgreSQL 14.6 に関する技術情報

このリリースは 14.5 からの修正リリース(2022年11月10日リリース)です。
14.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
しかしながら、14.4 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、14.4 のリリース情報も参照してください。

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PostgreSQL 13.9 に関する技術情報

このリリースは 13.8 からの修正リリース(2022年11月10日リリース)です。
13.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
しかしながら、13.7 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、13.7 のリリース情報も参照してください。

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PostgreSQL 10.23 に関する技術情報

このリリースは 10.23 からの修正リリース(2022年11月10日リリース)です。
10.X からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
しかしながら、10.19 よりも前のバージョンからアップデートする場合には、10.19 のリリース情報も参照してください。
本リリースは 10.X 系列の最終リリースになる見込みです。

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IvorySQL の紹介

更新日:2022年2月14日

IvorySQL は HighGo社を中心に開発されているオープンソース(Apache License)の Oracle互換データベースです。2021年 12月にバージョン 1.0 がリリースされました。IvorySQL は PostgreSQL と Oracle互換機能を提供するサードパーティ拡張 orafce の組み合わせをベースとしており、そこに更に独自の Oracle互換機能を追加しています。

本稿では、IvorySQL 1.0 の導入方法、機能、使用方法を解説します。また、Oracle Database 移行先の選択肢としての現時点の見解を記載します。

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PostgreSQLリリース情報 一括表示

こちらは 9.3.1 から 17.2 までのマイナーバージョンリリース情報をまとめて表示するページです。
本ページでは各修正項目が適用されるバージョン系列番号を項目末尾に括弧書きで記載しています。

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