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Sylpheed Pro へのメールデータの移行方法

他メールソフトから Sylpheed Pro へのメールデータの移行方法は以下のとおりです。

Outlook Express からのメールデータ移行方法

Sylpheed Pro 2.x の場合

Sylpheed Pro 2.0 からは、 Outlook Express を使用していたマシンで最初に Sylpheed Pro を起動したときに、自動でメールデータとアドレス帳のインポートを行うことができます。

ダイアログの指示に従って「はい」を選択すると、インポートが行われます。

手動でインポートを行う場合は、Sylpheed のメニューから「ファイル – メールデータをインポート…」を選択し、「ファイル形式」に「Outlook Express (dbx)」、「インポート元」に .dbx ファイルが格納されている場所、「インポート先フォルダ」にインポート先のフォルダを指定します。 「OK」ボタンを押すとインポートを開始します。

通常の場合、 .dbx ファイルは以下の場所に格納されています。

C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Local Settings\Application Data\Identities\{(任意の文字列)}\Microsoft\Outlook Express

もしくは、以下の Sylpheed Pro 1.x の場合の方法を使用してください。

Sylpheed Pro 1.x の場合

以下で配布されている「OE2 – OutlookExpress-To」の最新版をインストールします。

mbox 形式を経由してインポートする場合

OutlookExpress-To を起動したら、「形式」に「UNIX mbox」を選択し、「変換先」にファイルの出力先を指定します。

「変換開始」ボタンを押すと変換が開始されます。

次に、 Sylpheed のメニューから「ファイル – メールデータをインポート…」を選択し、「ファイル形式」に「UNIX mbox」、「インポート元」に先程 変換したファイル、「インポート先フォルダ」にインポート先のフォルダを指定します。

「OK」ボタンを押すとインポートを開始します。

直接 Sylpheed の形式に変換する場合

OutlookExpress-To を起動したら、「形式」に「eml 形式 (1 メール 1 ファイル)」を選択し、右の「設定…」ボタンを押し、「連番 (拡張子無し)」を選択します。

※「連番」が指定されていると、拡張子 .eml が付き、 Sylpheed に認識されないので注意してください。

「変換先」にファイルの出力先として、Sylpheed のメールボックスが格納されているフォルダを指定します。

必要であれば新しいフォルダを作成してください。

(Windows XP の場合)

C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Sylpheed\Mailboxes\Mail

(Windows Vista 以降の場合)

C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Sylpheed\Mailboxes\Mail

「変換開始」ボタンを押すと変換が開始されます。

次に、Sylpheed のフォルダツリーの「メール箱 (MH)」を右クリックし、メニューから「フォルダツリーを再構築」を選択します。

(この方法の場合、取り込んだメールを全文検索対象にするには「検索インデックスを更新」を実行する必要があります)

アドレス帳の移行

Outlook Express からのアドレス帳の移行方法は以下のとおりです。

  1. スタートメニューから「プログラム – アクセサリ – アドレス帳」を選択します。
  2. 「ファイル」メニューから「すべてのコンテンツを表示」を選択します。
    (※ OE から起動した場合はこの項目は存在しないのでご注意ください)
  3. アドレス帳の別の画面が開くので、その画面の「ファイル – エクスポート- ほかのアドレス帳」を選択します。
  4. 「テキスト ファイル (CSV)」を選択して「エクスポート」を押します。
  5. 出力するファイル名を指定して、「次へ」を押します。
  6. フィールドはそのままで「完了」を押します。
    ※ (2. を行わずに上記を実行した場合、アドレス帳の最上位に 登録されている連絡先のみが出力され、サブフォルダ内の連絡先は 出力されませんのでご注意ください)
  7. Sylpheed のアドレス帳を開き、「ツール – CSVファイルをインポート」を選択します。
  8. 先程出力したファイルを指定し、「次へ」を押します。
  9. 「表示名」「電子メール アドレス」のカラムを矢印ボタンで合わせ、不要な項目のチェックを外し、「次へ」を押します。

Windows Mail / Windows Live Mail からのメールデータ移行方法

※ Windows Mail / Windows Live Mail からのメールデータのインポートにはSylpheed Pro 1.1.0 (Sylpheed 2.7.1) 以降が必要になります。

  1. メールデータの保存先の確認

    次のページの「方法 2 : メール データをまとめて保存する」の1~5を参考にし、メールデータの保存先を確認します。

    http://support.microsoft.com/kb/942128/ja

  2. Sylpheed からインポート

    Sylpheed のメニューから「ファイル – メールデータをインポート…」を選択し、「ファイル形式」に「eml (フォルダ)」、「インポート元」に 1. で確認したフォルダ以下の取り込みたいフォルダ、「インポート先フォルダ」にインポート先のフォルダを指定します。

    「OK」ボタンを押すとインポートを開始します。

Mozilla Thunderbird からのメールデータの移行方法

Thunderbird のフォルダツリーの「ローカルフォルダ」を右クリックし、「プロパティ」を選択し、「メッセージの保存先」の場所を確認します。

次に、 Sylpheed のメニューから「ファイル – mbox ファイルをインポート…」を選択し、「インポートファイル」の「選択…」ボタンで先程確認した場所を開き、インポートするメールファイルを選択します。

(拡張子のないファイルを選択します。 拡張子が *.msf になっているものはインデックスファイルで、拡張子がないものがメールデータ本体です)。

「インポート先」にインポート先のフォルダを指定し、「OK」ボタンを押すとインポートを開始します。

※フォルダの最適化を行っていない場合は、削除済みのメールも Sylpheed に取り込まれる場合があります。

Becky! Ver.2 からのメールデータの移行方法

Becky! のメニューから「ファイル – エクスポート…」を選択し、「UNIX mbox 形式」を選択します。

「OK」ボタンを押して、保存先のファイル名を指定し、「保存」ボタンを押して保存します。

次に、Sylpheed のメニューから「ファイル – メールデータをインポート…」を選択し、「インポート元」に先程保存したファイル、「インポート先フォル ダ」にインポート先のフォルダを指定します。

「OK」ボタンを押すとインポートを開始します。

Outlook からのメールデータの移行方法

まず、Outlook Express または Mozilla Thunderbird に Outlook のメールデータをインポートします。

その後、上記の方法で Sylpheed にインポートします。

Sylpheed Pro 1.1.0 以前のバージョンでは、Outlook からインポートしたメールは検索対象にならない制限があります。

1.2.0 からはこの制限は取り払われています。

秀丸メールからのメールデータとアドレス帳の移行方法

秀丸メールからのメールデータの移行方法は以下のとおりです。

  1. 秀丸メールでエクスポートしたいメールを選択します (フォルダを開いて Ctrl + A)。
  2. 「ファイル – エクスポート…」を開き、「形式」に「UNIX MBOX 形式 (「From」区切り) を選択します。
  3. 「次へ>>」を押します。
  4. 適当なファイル名を指定して「保存」を押します。
  5. Sylpheed Pro でインポート用のフォルダを作成します。
  6. 「ファイル – メールデータをインポート…」を開き、「インポート元」に 4 で保存したファイルを指定し、「インポート先フォルダ」に取り込み先のフォルダを指定して「OK」を押します。

アドレス帳の移行方法は以下のとおりです。

  1. Sylpheed Pro のアドレス帳の「ツール – CSV ファイルをインポート…」を開きます。
  2. 「ファイル名」に秀丸メールのデータが保存されているフォルダの AdrBook.txt を指定します。
  3. 「アドレス帳のフィールド」を表示名、電子メールアドレス、備考の順に矢印ボタンで並び変え、「次へ」を押します。

アドレス帳の移行方法

Sylpheed Pro は CSV ファイルのアドレス帳のインポートに対応していますので、他のメールソフトからアドレス帳を CSV (カンマ区切りまたはタブ区切り) 形式でエクスポートすれば、インポートすることができます。

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