このリリースは 12.0 からの修正リリース(2019年11月14日リリース)です。
12.0 からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
このリリースは 12.0 からの修正リリース(2019年11月14日リリース)です。
12.0 からのアップデートではダンプ、リストアは不要です。
このページでは PostgreSQL 12(2019/10/3リリース) に関する技術情報をお届けします。
本ドキュメントは PostgreSQL のリリースノートを元に弊社で解説を加えたものです。
バージョン12の新機能については「PostgreSQL 12 検証報告」も参照してください。
最終更新:2019/10/16
2019年10月3日にリリースされた PostgreSQL 12 の主要な新機能について動作検証を行った結果を報告します。
本検証レポートは コマンド実行手順も詳細に記載していますので、PostgreSQL 12 を使って実際に新機能を確認したい方のガイドブックとしても活用できます。
PostgreSQL 12 の主要な強化点は以下の通りです。
現在開発中のPostgreSQL 12では、様々な新機能の追加や改良が予定されています。本稿では、その中でも実用上の価値が高いと思われる改良の一つである、CTEの高速化についてご紹介します。
CTEとは、”Common Table Expressions” (共通テーブル式)の略で、SQL文内でテーブル式を定義し、それを同じSQL文内から参照できるものです。CTEには、普通の検索を行うだけでなく、再帰的なクエリ実行を行ったり(WITH RECURSIVE)、CTE内で更新処理を行うこともできますが、PostgreSQL 12で改良されたのは、再帰も更新も伴わない通常の検索処理で使われるCTEです。