45.3. pg_am

pg_amカタログにはインデックスアクセスメソッドの情報が格納されます。 システムがサポートするインデックスアクセスメソッド毎に1つの行が存在します。 このカタログの内容については第52章で詳しく説明します。

表 45-3. pg_amの列

名前参照先説明
amnamename アクセスメソッド名
amstrategiesint2 このアクセスメソッド用の演算子戦略番号。 もしアクセスメソッドが固定された演算子戦略群を持たない場合はゼロ
amsupportint2 このアクセスメソッド用のサポートルーチンの数
amcanorderbool アクセスメソッドは、インデックス列の値によってソートされた順序付けスキャンをサポートしているか?
amcanorderbyopbool アクセスメソッドは、インデックス列に対する演算子の結果によってソートされた順序付けスキャンをサポートしているか?
amcanbackwardbool アクセスメソッドは後方スキャンをサポートしているか?
amcanuniquebool アクセスメソッドが一意インデックスをサポートするかどうか?
amcanmulticolbool アクセスメソッドが複数列インデックスをサポートするかどうか?
amoptionalkeybool アクセスメソッドが最初のインデックス列に対して制約無しのスキャンをサポートするかどうか?
amsearchnullsbool アクセスメソッドはIS NULL/NOT NULL検索をサポートしているか?
amstoragebool インデックス格納データの型を列のデータ型から変更できるか?
amclusterablebool この型のインデックスはクラスタ可能か?
ampredlocksbool この種類のインデックスが細粒度の述部ロックを管理するか?
amkeytypeoidpg_type.oidインデックス内に保存されたデータ型、もしくは固定型ではない場合はゼロ
aminsertregprocpg_proc.oid"このタプルを挿入する"関数
ambeginscanregprocpg_proc.oid"インデックススキャンを準備する"関数
amgettupleregprocpg_proc.oid"次に有効なタプル"関数。存在しない場合はゼロ
amgetbitmapregprocpg_proc.oid"有効なタプルをすべて取り出す"関数。存在しない場合はゼロ
amrescanregprocpg_proc.oid"インデックススキャンを(再)開始する"関数
amendscanregprocpg_proc.oid"インデックススキャン後の整理"関数
ammarkposregprocpg_proc.oid"現在のスキャン位置を記録する"関数
amrestrposregprocpg_proc.oid"記録したスキャン位置に復元する"関数
ambuildregprocpg_proc.oid"新規インデックスを構築する"関数
ambuildemptyregprocpg_proc.oid"空のインデックスを構築する"関数
ambulkdeleteregprocpg_proc.oid一括削除関数
amvacuumcleanupregprocpg_proc.oidVACUUM後の消去関数
amcostestimateregprocpg_proc.oidインデックススキャンのコスト推測関数
amoptionsregprocpg_proc.oidインデックスのreloptionsを解析、検証する関数