V. サーバプログラミング

ここでは、ユーザ定義の関数、データ型、演算子、トリガなどを使用してサーバの機能を拡張する方法について説明します。 これらはおそらく、PostgreSQLに関するユーザ向けの文書を理解した後にのみたどり着く先進的な話題です。 また、最後の数章でPostgreSQLに附属するサーバサイドのプログラミング言語についても説明します。 同時にサーバサイドのプログラミング言語に関する一般的な問題についても説明します。 サーバサイドのプログラミング言語の章に進む前に、少なくとも、第36章(関数も説明しています)の最初の数節を読破することは重要です。

目次
36章SQLの拡張
36.1. 拡張の作用法
36.2. PostgreSQLの型システム
36.3. ユーザ定義関数
36.4. 問い合わせ言語(SQL)関数
36.5. 関数のオーバーロード
36.6. 関数の変動性分類
36.7. 手続き型言語関数
36.8. 内部関数
36.9. C言語関数
36.10. ユーザ定義の集約
36.11. ユーザ定義の型
36.12. ユーザ定義の演算子
36.13. 演算子最適化に関する情報
36.14. インデックス拡張機能へのインタフェース
36.15. 関連するオブジェクトを拡張としてパッケージ化
36.16. 拡張構築基盤
37章トリガ
37.1. トリガ動作の概要
37.2. データ変更の可視性
37.3. Cによるトリガ関数の作成
37.4. 完全なトリガの例
38章イベントトリガ
38.1. イベントトリガ動作の概要
38.2. イベントトリガ起動マトリクス
38.3. C言語によるイベントトリガ関数の書き方
38.4. 完全なイベントトリガの例
38.5. テーブル書き換えイベントトリガの例
39章ルールシステム
39.1. 問い合わせツリーとは
39.2. ビューとルールシステム
39.3. マテリアライズドビュー
39.4. INSERTUPDATEDELETEについてのルール
39.5. ルールと権限
39.6. ルールおよびコマンドの状態
39.7. ルール対トリガ
40章手続き言語
40.1. 手続き言語のインストール
41章PL/pgSQL - SQL手続き言語
41.1. 概要
41.2. PL/pgSQLの構造
41.3. 宣言
41.4.
41.5. 基本的な文
41.6. 制御構造
41.7. カーソル
41.8. エラーとメッセージ
41.9. トリガプロシージャ
41.10. PL/pgSQLの秘訣
41.11. PL/pgSQLによる開発向けのヒント
41.12. Oracle PL/SQLからの移植
42章PL/Tcl - Tcl手続き言語
42.1. 概要
42.2. PL/Tcl関数と引数
42.3. PL/Tclにおけるデータの値
42.4. PL/Tclにおけるグローバルデータ
42.5. PL/Tclからのデータベースアクセス
42.6. PL/Tclのトリガプロシージャ
42.7. PL/Tclにおけるイベントトリガプロシージャ
42.8. PL/Tclのエラー処理
42.9. モジュールとunknownコマンド
42.10. Tclプロシージャ名
43章PL/Perl - Perl手続き言語
43.1. PL/Perl関数と引数
43.2. PL/Perlにおけるデータ値
43.3. 組み込み関数
43.4. PL/Perlにおけるグローバルな値
43.5. 信頼されたPL/Perlおよび信頼されないPL/Perl
43.6. PL/Perlトリガ
43.7. PL/Perlイベントトリガ
43.8. PL/Perlの内部
44章PL/Python - Python手続き言語
44.1. Python 2対Python 3
44.2. PL/Python関数
44.3. データ値
44.4. データの共有
44.5. 匿名コードブロック
44.6. トリガ関数
44.7. データベースアクセス
44.8. 明示的サブトランザクション
44.9. ユーティリティ関数
44.10. 環境変数
45章サーバプログラミングインタフェース
45.1. インタフェース関数
45.2. インタフェースサポート関数
45.3. メモリ管理
45.4. データ変更の可視性
45.5.
46章バックグラウンドワーカプロセス
47章ロジカルデコーディング
47.1. ロジカルデコーディングの例
47.2. ロジカルデコーディングのコンセプト
47.3. ストリームレプリケーションプロトコルインターフェイス
47.4. ロジカルデコーディングSQLインタフェース
47.5. ロジカルデコーディング関連のシステムカタログ
47.6. ロジカルデコーディングの出力プラグイン
47.7. ロジカルデコーディング出力ライター
47.8. ロジカルデコーディングにおける同期レプリケーションのサポート
48章レプリケーション進捗の追跡