DROP TRIGGER
名前
DROP TRIGGER -- トリガを削除する
概要
DROP TRIGGER [ IF EXISTS ] name ON table [ CASCADE | RESTRICT ]
説明
DROP TRIGGERは既存のトリガ定義を削除します。
このコマンドを実行できるのは、トリガが定義されたテーブルの所有者のみです。
パラメータ
- IF EXISTS
トリガが存在しない場合でもエラーになりません。この場合注意メッセージが発行されます。
- name
削除するトリガの名前です。
- table
トリガが定義されたテーブルの名前です(スキーマ修飾名も可)。
- CASCADE
このトリガに依存しているオブジェクトを自動的に削除します。
- RESTRICT
依存しているオブジェクトがある場合に、トリガの削除を拒否します。
こちらがデフォルトです。
例
filmsテーブルにあるif_dist_existsというトリガを削除します。
DROP TRIGGER if_dist_exists ON films;
互換性
PostgreSQLのDROP TRIGGER文には標準SQLとの互換性がありません。
標準SQLでは、トリガ名がテーブルに局所化されていないので、DROP TRIGGER nameというコマンドが使われています。