CREATE TABLESPACEはクラスタ全体で使用できるテーブル空間を新規に登録します。 このテーブル空間名は、データベースクラスタ内の既存のテーブル空間名と異なるものでなければなりません。
テーブル空間を使用すると、スーパーユーザが、データベースオブジェクト(テーブルやインデックスなど)が入ったデータファイルを、ファイルシステム上のどの場所に格納するかを別途定義できます。
適切な権限を持つユーザは、CREATE DATABASEやCREATE TABLE、CREATE INDEX、ADD CONSTRAINTコマンドにtablespace_nameを渡すことで、これらのオブジェクトを指定したテーブル空間に格納することができます。
作成するテーブル空間の名前です。 pg_から始まる名前はシステムのテーブル空間用に予約されているので使用することはできません。
テーブル空間を所有するユーザの名前です。 省略時はデフォルトでコマンドを実行したユーザとなります。 テーブル空間を作成できるのはスーパーユーザのみですが、テーブル空間の所有権を非スーパーユーザに割り当てることは可能です。
テーブル空間用に使用するディレクトリです。 このディレクトリは空であるべきです。また、PostgreSQLシステムユーザが所有していなければなりません。 このディレクトリは絶対パス名で指定する必要があります。