II. PostgreSQLクライアントアプリケーション

ここには、PostgreSQLクライアントアプリケーションとユーティリティについてのリファレンス情報があります。 これらのコマンドがすべて汎用的なユーティリティであるという訳ではありません。 一部は特定の権限を必要とします。 これらアプリケーションの共通機能は、データベースサーバが稼働しているかどうかに依存しない、どのホストでも実行できるという点です。

コマンドラインから指定された場合、ユーザ名とデータベース名の大文字小文字は保持されます。 空白文字や特殊文字がある場合は引用符付けが必要かもしれません。 テーブル名やその他の識別子では文書化されていない限り大文字小文字は保持されませんので、引用符付けが必要かもしれません。

目次
clusterdb -- PostgreSQLデータベースをクラスタ化する
createdb -- 新しいPostgreSQLデータベースを作成する
createlang -- PostgreSQLの手続き言語をインストールする
createuser -- 新しいPostgreSQLのユーザアカウントを定義する
dropdb -- PostgreSQLデータベースを削除する
droplang -- PostgreSQLの手続き言語を削除する
dropuser -- PostgreSQLのユーザアカウントを削除する
ecpg -- 埋め込みSQL用Cプリプロセッサ
pg_basebackup -- PostgreSQLクラスタのベースバックアップを取得する
pgbench -- PostgreSQLに対してベンチマーク試験を行う
pg_config -- インストールしたバージョンのPostgreSQLに関する情報を提供する
pg_dump -- PostgreSQLデータベースをスクリプトファイルまたは他のアーカイブファイルへ抽出する
pg_dumpall -- PostgreSQLのデータベースクラスタをスクリプトファイルへ抽出する
pg_isready -- PostgreSQLサーバの接続状態を検査する
pg_receivexlog -- PostgreSQLサーバからトランザクションログをストリームする
pg_recvlogical -- PostgreSQLのストリームの論理デコードを制御する
pg_restore -- pg_dumpによって作成されたアーカイブファイルからPostgreSQLデータベースをリストアする
psql -- PostgreSQLの対話的ターミナル
reindexdb -- PostgreSQLデータベースのインデックスを再作成する
vacuumdb -- PostgreSQLデータベースの不要領域の回収と解析を行う