51.3. pg_am

pg_amカタログにはリレーションアクセスメソッドの情報が格納されます。 システムがサポートするアクセスメソッド毎に1つの行が存在します。 今の所、テーブルとインデックスのみがアクセスメソッドを持ちます。 テーブルとインデックスアクセスメソッドの要件は第60章第61章で詳しく説明されています。

表51.3 pg_amの列

列 型

説明

oid oid

行識別子

amname name

アクセスメソッド名

amhandler regproc (references pg_proc.oid)

アクセスメソッドについての情報の提供に責任を持つハンドラ関数のOID

amtype char

t = テーブル(マテリアライズドビューを含む)、 i = インデックス。


注記

PostgreSQL9.6以前では、pg_amにはインデックスアクセスメソッドのプロパティを表す多くの追加列が含まれていました。 そのデータは今ではCコードレベルで直接参照できるのみです。 しかし、pg_index_column_has_property()関数と関連する関数群が、インデックスアクセスメソッドのプロパティを検査するためのSQLクエリを許容するために追加されました。 表 9.68を参照してください。