pg_controldata

pg_controldataPostgreSQLデータベースクラスタの制御情報を表示する

概要

pg_controldata [option] [[ --pgdata | -D ] datadir]

説明

pg_controldataはカタログのバージョンなどinitdbの際に初期化された情報を表示します。 また、WAL(ログ先行書き込み)およびチェックポイント処理に関する情報も表示します。 この情報はクラスタ全体に関するものであり、特定のデータベースに関するものではありません。

このユーティリティの実行にはデータディレクトリへの読み取りアクセス権限が必要となるため、クラスタを初期化したユーザのみが実行できます。 データディレクトリは、コマンドラインや環境変数PGDATAを使用して指定することができます。 このユーティリティは、pg_controldataのバージョンを表示し終了する-Vおよび--versionオプションをサポートします。 またサポートされる引数を出力する-?および--helpオプションもサポートします。

環境

PGDATA

デフォルトのデータディレクトリの場所です。

PG_COLOR

診断メッセージで色を使うかどうかを指定します。 可能な値はalwaysautoneverです。